世界のドキュメンタリー「マッカートニーの消えたベースを捜せ」前編|10月9日はどこまで?|10/9 23:00
10月9日(金)23時からNHK Eテレで放送される世界のドキュメンタリー「マッカートニーの消えたベースを捜せ」前編は、ポール・マッカートニーが18歳のころに手にしたヘフナーのベースをめぐる“音楽史と捜索”の物語です。
今回の前編で注目したいのは、ベースが消えた事実だけではありません。なぜこの一本が初期ビートルズを象徴する楽器なのか、記録をたどる捜索がどこまで進むのか、そしてポール本人や音楽仲間の証言がどんな記憶を呼び戻すのかが見どころです。
10月9日の放送日時と番組内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月9日(金)23:00〜23:45 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 番組 | 世界のドキュメンタリー「マッカートニーの消えたベースを捜せ」前編 |
| 原題 | McCARTNEY: THE HUNT FOR THE LOST BASS |
| 制作 | 2026年 イギリス・Passion Pictures |
| 主な人物 | ポール・マッカートニーほか |
ユニバーサル ミュージック ジャパンのポール・マッカートニー公式アーティストページでは、9月末にNHK BSで放送されたドキュメンタリーの前編が10月9日23時からEテレで放送されると案内されています。
NHKの番組公式エピソードURLも同ページから確認できましたが、この環境ではNHK公式本文を直接開けませんでした。そのため、放送内容は放送局公式情報を掲載するGガイドと、制作会社Passion Pictures、ポール・マッカートニー公式サイトの記載で補っています。
前編はどこまで描く?元ウイングス機材担当者にたどり着くまで
放送局公式情報を掲載するGガイドの番組説明では、前編は1961年に購入したベースが消え、ヘフナー社が記録をたどり、元ウイングスの機材担当者へ行き着く流れが紹介されています。
説明によると、ヘフナー社が過去の記録を調べると、ベースはビートルズ解散時までは確かに存在していたことが分かります。そこから捜索は、かつてウイングスの機材に関わった人物へとつながっていきます。
放送前の案内では、その先の具体的な発見経路まで前編でどこまで描かれるかは明かされていません。したがって10月9日の前編は、「消えた一本」の手がかりが歴史の中から少しずつ浮かび上がる過程を追う回として見るのがよさそうです。
盗難時期や最終的にどのように戻ったのかを先に詳しく知りたい方は、既存の消えたベースの盗難と51年ぶり発見の記事で整理しています。今回の記事では、Eテレ前編の進み方と、楽器そのものが持つ意味に絞ります。
前回(9月29日NHK BS放送)との違い
ユニバーサル ミュージック ジャパンの公式告知では、今回Eテレで放送される前編は、9月末にNHK BSで放送されたドキュメンタリーの前編と案内されています。既存記事では9月29日23時25分のNHK BS放送として同じ作品を扱っているため、10月9日はEテレで見られる機会として整理すると分かりやすいです。
当サイトの9月29日記事は、消えたヘフナーの概要、盗難、約50年を経た発見までを中心にまとめています。今回の記事では重複を避け、前編がどこまで捜索を進めるのか、1961年のベースが初期ビートルズでなぜ重要なのか、誰の証言が登場するのかに焦点を当てています。
消えたベースは何?1961年にハンブルクで買ったヘフナー
このドキュメンタリーの中心となるのは、ポール・マッカートニーが1961年にドイツ・ハンブルクで購入したヘフナーのベースです。
ポールの公式サイトによると、ビートルズがハンブルクで活動していた時期、スチュアート・サトクリフがバンドを離れることになり、ポールがベースを担当するようになりました。当初は借りた楽器を左利き用に工夫して弾き、その後、自分のヘフナーを手にしています。
この一本は、単なる古い楽器ではありません。ビートルズが世界的な存在になる前からポールの演奏を支え、初期のバンドサウンドと結びついた楽器です。
そのため、失われた後も「昔使っていたベース」ではなく、ロック史の一部として行方が注目され続けました。
なぜバイオリン形のベースがポールの象徴になった?
ヘフナーのバイオリンベースは、胴体がバイオリンのような形をしていることで知られています。ポールが左利きで構える姿と相まって、初期ビートルズの映像や写真を思い浮かべるときに強い印象を残す楽器になりました。
制作会社Passion Picturesも、本作を「20世紀でもっとも有名な楽器のひとつ」をめぐる物語として位置づけています。映画やドキュメンタリーで楽器そのものが主人公のように扱われるのは、それだけ多くの時代や人の記憶につながっているからです。
18歳のポールとハンブルク時代が重要な理由
番組説明では、ポールが18歳のときにドイツで購入したことが強調されています。これは、ビートルズがすでに世界的スターになった後の記念品ではなく、成功前の修業時代から使われていた楽器だという意味があります。
ハンブルク時代のビートルズは、長時間のステージを重ねながら演奏力やバンドとしての一体感を磨いた時期として知られています。前編でベースの来歴をたどることは、そのまま若きポールがベーシストとして形作られていく時間を振り返ることにもつながります。
番組の紹介文が「ベースの捜索とポールの音楽人生をたどる」としているのは、この楽器が単なる捜索対象ではなく、ポールの人生を振り返る入口になっているからです。
誰が出演する?ポール本人、弟マイク、クラウス・フォアマンら
Passion Picturesの作品公式ページでは、ドキュメンタリーにポール・マッカートニー、弟のマイク・マッカートニー、クラウス・フォアマン、エルヴィス・コステロらの独占インタビューが含まれると紹介されています。
さらに、ベースを探すために動いたローディー、ジャーナリスト、ファンも登場します。つまり本作は、ひとりの専門家が謎を解く形式ではなく、多くの人の記憶や証言をつなぐことで行方を追う構成です。
クラウス・フォアマンはビートルズの初期から関係の深い人物で、ポールの若い時代を語れる存在です。エルヴィス・コステロのように後の世代からビートルズやポールを見てきた音楽家の証言が加わることで、一本のベースが音楽史の中でどれほど大きな意味を持つのかも立体的に見えてきます。
捜索はファン主導のプロジェクトにもなった
制作会社は、本作をファンの力によって進んだ捜索の物語として紹介しています。長い年月が経った楽器を探すには、保管記録だけでなく、当時その場にいた人の記憶、古い写真、関係者の証言をつなぎ直す必要があります。
そのため前編では、「誰が盗んだのか」という一点だけに集中するより、どの時点までは所在が確認できるのか、誰の証言が次の手がかりになるのかを追うと内容を理解しやすくなります。
失踪の謎はどこから始まる?「解散時まではあった」が重要
Gガイドの前編説明で重要なのが、「バンド解散時までは確かにあった」という情報です。長年、いつ・どこで消えたのかが曖昧だったからこそ、まず時間の範囲を狭めることが捜索の第一歩になります。
ヘフナー社が記録をたどり、過去の関係者へ聞き取りを広げることで、楽器の履歴が少しずつつながっていきます。前編は、この“空白の時間”を埋める作業自体がサスペンスのような面白さを持つ回です。
一方、最終的な盗難時期や発見までの詳しい経路は後編側の重要テーマです。続きが気になる場合は、後編の捜索史をまとめた記事も参考になります。
2024年にポールの元へ戻ったことは公式に確認されている
ポール・マッカートニー公式サイトは、失われたオリジナルのヘフナーベースが2024年に約50年ぶりにポールの元へ戻ったことを紹介しています。さらに、その後修復され、2024年のロンドンO2公演の最終日に再びステージで使われたことも伝えています。
この事実を知ったうえで前編を見ると、結末そのものよりも「なぜ見つけることができたのか」という過程に集中できます。長い年月の間に途切れた情報が、どの人物の証言で次につながるのかが見どころです。
本作は結末を隠すタイプのミステリーというより、誰もが知る音楽家と象徴的な楽器の歴史を、捜索の過程を通じて再発見するドキュメンタリーといえます。
前編で注目したい3つの見どころ
1つ目は、1961年のハンブルクです。ポールが18歳でベースを手にした時代を知ることで、ビートルズ成功前の原点が見えてきます。
2つ目は、ベースの所在を記録と証言で絞り込む過程です。「解散時まではあった」という一点から、元ウイングス機材担当者までたどり着く流れは、捜索ドキュメンタリーとしての核になります。
3つ目は、ポール本人や関係者が語る記憶です。制作会社公式では、家族、音楽仲間、スタッフ、ファンまで複数の立場の人が登場するとされています。
一本の楽器に対する思いが、人によってどう違うのかにも注目です。
放送前に知っておくと分かりやすい人物と用語
ポール・マッカートニーは、ビートルズでベースとボーカルを担い、ジョン・レノンとの作曲コンビでも知られる音楽家です。本作で扱うベースは、そのキャリアの最初期から使われていたため、本人の音楽人生を象徴する品になっています。
ヘフナーはドイツの楽器メーカーで、ポールが愛用したバイオリン型ベースで広く知られています。番組ではメーカー側の記録が捜索の手がかりになるため、「メーカーが何を把握していたか」も重要です。
ウイングスは、ビートルズ解散後にポールが結成したバンドです。前編の紹介では、元ウイングスの機材担当者に捜索がたどり着くとされているため、ビートルズ時代だけでなく、その後のポールの活動へ時間軸が移る点も押さえておきたいところです。
参考にした情報
- ユニバーサル ミュージック ジャパン「10/9 Eテレ『消えたベースを捜せ ポール・マッカートニー 原点への旅』前編 放送」
- Gガイド「世界のドキュメンタリー『マッカートニーの消えたベースを捜せ』前編」
- Passion Pictures「McCartney: The Hunt for the Lost Bass」
- Paul McCartney公式「The Lost Bass: How the 1961 Höfner Bass Found its Way Home」
よくある質問
「マッカートニーの消えたベースを捜せ」前編はいつ放送されますか?
2026年10月9日(金)23時から23時45分までNHK Eテレで放送予定です。ユニバーサル ミュージック ジャパンの公式告知でも同日時が案内されています。
前編はどこまで捜索が進みますか?
放送局公式情報では、ヘフナー社が記録をたどり、ベースがビートルズ解散時までは存在したことを確認し、やがて元ウイングスの機材担当者へたどり着く流れが紹介されています。それ以降を前編でどこまで描くかは放送前情報では明示されていません。
消えたベースはどんな楽器ですか?
ポール・マッカートニーが1961年にドイツ・ハンブルクで購入したヘフナーのベースです。初期ビートルズのサウンドとポールの姿を象徴する楽器として知られています。
まとめ
10月9日23時の世界のドキュメンタリー「マッカートニーの消えたベースを捜せ」前編は、消えた楽器の謎を追いながら、18歳のポール・マッカートニーと初期ビートルズの時代へ戻っていく45分です。
前編で押さえたいのは、1961年にハンブルクで購入したヘフナーがなぜ特別なのか、ベースはビートルズ解散時までは確認されていたこと、そして捜索が元ウイングスの機材担当者へつながっていく点です。発見という結末だけでなく、一本のベースを通してポールの音楽人生をたどることが、このドキュメンタリーの大きな魅力です。

