古典芸能への招待「平家物語」能楽3演目|奈須与市語・清経・大原御幸を解説【8/30 22時】|8/30 22:00

2026年8月30日(日)22時からNHK Eテレで放送される「古典芸能への招待 能楽が描く『平家物語』の世界」は、『平家物語』を題材にした能楽の名作を2時間で味わう回です。

番組表の公式配信情報では、野村万作による語「奈須与市語」、観世三郎太らによる能「清経 恋之音取」、観世清和らによる能「大原御幸 庵室留」を放送。源平合戦の華やかな武勇、敗者の悲しみ、平家滅亡後の鎮魂までを、一晩でたどれる構成になっています。

8月30日の放送日時と演目

項目内容
番組名古典芸能への招待 能楽が描く「平家物語」の世界
放送日2026年8月30日(日)
放送時間22:00~24:00
放送局NHK Eテレ
主な演目語「奈須与市語」/能「清経 恋之音取」/能「大原御幸 庵室留」
副音声解説宮本圭造

「古典芸能への招待」は、舞台そのものをじっくり鑑賞できる構成が特徴です。今回は「平家物語」という共通テーマで三つの演目が並ぶため、能や狂言に詳しくない人でも、物語の時間軸を意識すると見やすくなります。

「奈須与市語」は扇の的を射抜く那須与一の名場面

最初に注目したいのが、野村万作による語「奈須与市語」です。題材は、屋島の戦いで平家方の船上に掲げられた扇の的を、源氏方の若武者・那須与一が射抜く有名な場面。『平家物語』の中でも映像が浮かびやすく、源平合戦の華やかさと緊張感が凝縮されています。

検索では「奈須与市語とは」「那須与一 扇の的」「野村万作 平家物語」といった疑問が生まれやすいところです。舞台装置が大きく動かなくても、語りの間と声の強弱だけで海上の距離や観衆の緊張が立ち上がる点が見どころになります。

能「清経 恋之音取」は平清経と妻の別れを描く

能「清経」は、平家の武将・平清経の最期と、遺された妻の悲しみを描く作品です。今回のシテは観世三郎太。関根祥丸、福王和幸、松田弘之らが出演し、小書「恋之音取」で上演されます。

「清経」は合戦の勝敗そのものより、死者と生者の間に残った思いに焦点を当てる作品です。番組情報でも「哀切に満ちた笛の音」がポイントとして示されており、笛が人物の記憶や別れの感情をどのように支えるのかを意識すると、能独特の静かな緊張感をつかみやすくなります。

能「大原御幸 庵室留」は平家滅亡後の建礼門院を描く

後半の「大原御幸」は、平家滅亡後の世界を描く『平家物語』の後日譚です。観世清和を中心に、観世三郎太、林喜右衛門、坂口貴信、宝生常三、野村裕基らが出演します。

壇ノ浦の戦いを生き延び、大原で静かに暮らす建礼門院のもとを後白河法皇が訪ねる物語で、華やかな平家一門の記憶と、すべてを失った後の静けさが対照的に描かれます。「平家物語の結末の先を能がどう描くか」という視点で見ると、今回の三演目が一本の流れとしてつながります。

出演者は野村万作・観世三郎太・観世清和ら

今回の中心出演者は、野村万作、観世三郎太、観世清和です。番組情報にはこのほか、飯田豪、関根祥丸、福王和幸、松田弘之、観世新九郎、安福光雄、山階彌右衛門、武田尚浩、井上裕之真、藤波重孝、角幸二郎、清水義也、坂井音雅、武田文志らも掲載されています。

サイト内の現行WordPressデータでは、野村万作さん、観世三郎太さん、観世清和さんの専用プロフィール記事は確認できなかったため、存在しない人物URLは作成していません。伝統芸能の関連番組を続けて読みたい場合は、「芸能きわみ堂」歌舞伎の襲名を扱った記事も参考になります。

初めて見る人が押さえたい3つの見どころ

  • 武勇→悲恋→鎮魂と、平家物語の温度が変わっていく流れ
  • 「清経」で笛の音が人物の感情をどう表すか
  • 「大原御幸」で建礼門院の記憶と現在がどう重なるか

能は「何が起きるか」を先に知っておくと、演者の動きや謡、囃子に集中しやすくなります。今回の放送は、那須与一の有名な武勇譚から入り、清経の死、そして建礼門院のその後へと進むため、『平家物語』を詳しく読んでいない人にも入口を作りやすい構成です。

よくある質問

古典芸能への招待「能楽が描く『平家物語』の世界」はいつ放送?

2026年8月30日(日)22:00~24:00、NHK Eテレで放送予定です。

何の演目が放送される?

語「奈須与市語」、能「清経 恋之音取」、能「大原御幸 庵室留」が中心です。

「清経」と「大原御幸」は平家物語とどう関係する?

「清経」は平清経の最期と妻の悲しみ、「大原御幸」は平家滅亡後の建礼門院を描きます。合戦の後に残る喪失や鎮魂を舞台化した作品です。

参考情報

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