「日本のチカラ」折井宏司の折井ブルーとは?高岡銅器“異端児”が着色工場を変えた挑戦【8月29日】|8/29 5:20

2026年8月29日(土)放送のテレビ朝日系「日本のチカラ」は、富山県高岡市で高岡銅器の着色を担う折井宏司さんに密着します。注目は、伝統の技法を守るだけでなく、自社で企画・製造・販売まで手がける方向へ踏み出し、独自の色「折井ブルー」を育てた過程です。

テレビ朝日公式の番組案内では、高岡銅器の最終工程である「着色」を担う工場の3代目として、折井さんが廃業寸前の家業に戻り、下請け仕事の減少や厳しい経営状況と向き合ったことが紹介されています。今回の記事では、放送中に検索されやすい「折井ブルーとは何か」「なぜ異端児と呼ばれるのか」「工場は何を変えたのか」を中心に整理します。

日本のチカラ8月29日の放送情報

番組名日本のチカラ
放送日時2026年8月29日(土)5:20~5:50(テレビ朝日)
今回の主人公折井宏司さん(56)
舞台富山県高岡市・高岡銅器の着色工場
ナレーション菊地優希さん(北日本放送アナウンサー)
制作企画:民間放送教育協会/制作著作:北日本放送

「日本のチカラ」は、地域で前向きに生きる人の葛藤や挑戦、受け継がれる文化を描く教育ドキュメンタリーです。今回も単なる職人紹介ではなく、伝統産業の仕組みそのものを変えようとした経営者・職人としての折井さんに焦点が当たります。

折井宏司さんはどんな人?廃業寸前の家業に戻った3代目

公式情報によると、折井さんは一度東京でサラリーマン生活を送った後、家業を救うため高岡へ戻りました。しかし当時は下請け仕事が減り、経営は厳しい状況。そこで選んだのが、従来の受注中心の仕事から一歩進み、自社で商品を企画し、作り、販売する道でした。

伝統工芸の世界では、分業や問屋との関係が長く続いてきました。その中で職人側が自ら商品開発や販路開拓へ踏み込むことは、周囲から見れば異例の動きです。番組タイトルで示される「異端児」という言葉は、奇抜さよりも、固定された役割を越えた挑戦を表していると考えると分かりやすいでしょう。

折井ブルーとは?銅を薬品と熱で発色させる独自の色

番組で大きく扱われるのが「折井ブルー」です。テレビ朝日公式では、銅を薬品と熱で発色させる試行錯誤の中から生まれた色で、複雑で鮮やかな青が国内外で評価されていると説明されています。

ポイントは、塗料で表面を青く塗るのではなく、金属そのものの表情を生かす着色技術であることです。高岡銅器で培われた伝統技法を土台にしながら、現代の生活雑貨やインテリア、建築資材へ使いやすい表現へ広げたことで、伝統工芸を「飾るもの」だけでなく「暮らしや空間に取り入れる素材」として見せた点が注目されます。

高級ホテルや建築資材にも採用

公式番組案内では、折井ブルーを含む着色表現が高級ホテルや建築資材にも採用されていると紹介されています。器や置物だけに用途を限定せず、壁面材や内装など大きな空間へ展開できたことが、国内外で知られる理由の一つです。

若い職場も見どころ|従業員19人・平均年齢35歳

番組では工場の現在にも注目します。公式情報では従業員は19人、平均年齢は35歳で、大半が女性とされています。伝統工芸の現場としては若い世代が多く、男女比も特徴的です。

伝統技術は「後継者不足」が語られがちですが、折井さんの工場では商品企画やデザイン、建築分野への展開によって、若い人が参加しやすい仕事の形を作っていることがうかがえます。今回の放送は、伝統を守ることと仕事として持続させることをどう両立するかを見る回でもあります。

高岡銅器はなぜ有名?着色は最終工程の重要技術

富山県高岡市は高岡銅器で知られる産地です。今回の公式番組案内では、国内の銅器製造で非常に大きなシェアを持つ町として紹介されています。鋳造や加工を経た金属に最後の表情を与える「着色」は、完成品の印象を大きく左右する工程です。

同じ金属でも、色や質感が変われば、仏具・茶道具・美術工芸品だけでなく、現代のインテリアや建築にもなじみます。折井さんの挑戦を理解するには、「伝統を捨てた」のではなく、伝統技法の価値が届く場所を増やしたと見るのがポイントです。

今回の見どころ|どん底から販路を切り開くまで

  • 東京から戻り、廃業寸前だった家業を引き継いだ経緯
  • 下請け中心から自社企画・製造・販売へ踏み出した判断
  • 薬品と熱を使う試行錯誤から「折井ブルー」を生み出す過程
  • 高級ホテルや建築分野に採用されるまでの販路開拓
  • 若い世代や女性が多い工場づくりと伝統産業のこれから

折井さんが「どっこい生きとるがよ!」と笑って語る姿も番組の軸です。華やかな成功例だけでなく、問屋や職人からの風当たり、経営上の困難を含めて描かれるため、ものづくりだけでなく事業承継や地域産業に関心がある人にも見応えのある内容です。

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「日本のチカラ」は毎回、地域で活動する人の生き方を掘り下げます。8月8日放送回では、大阪市立西淡路小学校の「朝ごはんやさん」と表西弘子さんの取り組みを紹介しました。番組の別回も知りたい方は、西淡路小学校の朝ごはんやさんを扱った記事も参考にしてください。

FAQ

日本のチカラ8月29日の主人公は誰?

高岡銅器の着色工場3代目・折井宏司さんです。番組では家業再建と「折井ブルー」を生み出すまでの挑戦を追います。

折井ブルーとは?

銅を薬品と熱で発色させる着色技法から生まれた、複雑で鮮やかな青を中心とする色彩表現です。番組では高級ホテルや建築資材への採用も紹介されます。

放送時間は?

テレビ朝日では2026年8月29日(土)5:20~5:50です。地域によって放送日時が異なる場合があります。

まとめ

8月29日の「日本のチカラ」は、高岡銅器の着色工場3代目・折井宏司さんの挑戦を追う回です。廃業寸前の家業に戻り、分業の慣習が強い世界で自社商品と販路を切り開き、独自の「折井ブルー」を生み出しました。

伝統工芸の技そのものに加え、若い世代が働く工場づくりや、工芸を建築・インテリアへ広げる発想も重要な見どころです。

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