映画『朝が来る』なぜ報知映画賞受賞作?河瀨直美監督・蒔田彩珠と特別養子縁組|9/18 BS10|9/18 12:30
2026年9月18日(金)12時30分からBS10プレミアムで、河瀨直美監督の映画『朝が来る』が「連続企画:報知映画賞受賞作セレクション」として放送されます。永作博美さんと井浦新さんが特別養子縁組で子どもを迎えた夫婦を、蒔田彩珠さんが14歳で出産した生みの母・片倉ひかりを演じます。
この放送で押さえたいのは、単なる家族ドラマではなく「特別養子縁組で結ばれた家族」と「生みの母」の二つの時間をたどるヒューマンミステリーであり、河瀨直美監督と蒔田彩珠さんが第45回報知映画賞を受賞していること。なぜ受賞作セレクションに入っているのかも含めて整理します。
『朝が来る』9月18日のBS10プレミアム放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年9月18日(金)12:30~ |
| 放送局 | BS10プレミアム |
| 企画 | 連続企画:報知映画賞受賞作セレクション |
| 監督 | 河瀨直美 |
| 原作 | 辻村深月 |
| 主演 | 永作博美、井浦新 |
| 主な出演 | 蒔田彩珠、浅田美代子、佐藤令旺 ほか |
| 製作年 | 2020年 |
BS10プレミアム公式は、9月18日12時30分から『朝が来る』を放送すると案内しています。作品は辻村深月さんの同名小説を河瀨直美監督が映画化したもので、放送局公式の紹介でも「特別養子縁組で子どもを迎えた夫婦と生みの母親との葛藤」を描くヒューマンミステリーとされています。
『朝が来る』のあらすじ|一本の電話から家族の時間が揺らぐ
栗原清和と佐都子の夫婦は、実の子どもを持つことを一度は諦め、「特別養子縁組」で男の子を迎えます。朝斗と名づけた息子と6年間、穏やかな家庭を築いてきました。ところがある日、朝斗の生みの母「片倉ひかり」を名乗る女性から電話が入り、子どもを返してほしい、できないなら金銭を求めるという趣旨を告げられます。
夫婦が以前会ったひかりは、14歳で出産し、子どもへの手紙を託した少女でした。しかし訪ねてきた女性には、当時のひかりの面影が感じられません。ここから物語は「目の前の女性は誰なのか」というミステリーと、ひかりがそこへ至るまでの人生を重ねながら進みます。
特別養子縁組が物語の中心|血縁だけではない家族を描く
キノフィルムズ公式は、本作を「実の子を持てなかった夫婦」と「実の子を育てることができなかった14歳の少女」を、特別養子縁組がつなぐ物語として紹介しています。法務省も映画公開時に特別養子制度とのタイアップを実施し、この制度が子どもの利益を図るための制度であることを案内しました。
映画では制度の説明だけでなく、育てる側、生む側、子ども、それぞれの時間と感情を描きます。タイトルの『朝が来る』は、登場人物たちにとって「夜が明ける」ことが何を意味するのかを考えさせる言葉でもあります。結末を知らずに見る場合は、誰か一人を善悪で決めつけず、それぞれが抱える事情に注目すると作品の構造が見えやすくなります。
なぜ「報知映画賞受賞作セレクション」?監督賞と助演女優賞
BS10プレミアムの番組情報では、第45回報知映画賞で河瀨直美監督が監督賞、蒔田彩珠さんが助演女優賞を受賞した作品として紹介されています。河瀨監督の制作会社・組画の公式作品ページにも、第45回報知映画賞監督賞が受賞歴として記載されています。
蒔田彩珠さんが演じる片倉ひかりは、物語の謎を動かす人物であると同時に、若くして妊娠・出産し、子どもと離れることになった少女のその後を背負う役です。夫婦側の視点だけでは成立しない作品だからこそ、ひかりの時間をどう見せるかが映画全体の重心になっています。
また『朝が来る』はカンヌ国際映画祭の公式選出「CANNES 2020」に選ばれ、第93回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品にも選出されました。国内の映画賞だけでなく、海外へ向けても評価・紹介された作品です。
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FAQ
『朝が来る』はいつ放送されますか?
2026年9月18日(金)12時30分からBS10プレミアムで放送予定です。
『朝が来る』の原作は何ですか?
辻村深月さんの同名小説『朝が来る』が原作です。
主演は誰ですか?
永作博美さんと井浦新さんが、特別養子縁組で子どもを迎える栗原夫妻を演じます。蒔田彩珠さんが生みの母・片倉ひかり役です。
報知映画賞では何を受賞しましたか?
第45回報知映画賞で河瀨直美監督が監督賞、蒔田彩珠さんが助演女優賞を受賞しています。
まとめ
9月18日12時30分からBS10プレミアムで放送される『朝が来る』は、辻村深月さんの小説を河瀨直美監督が映画化したヒューマンミステリーです。特別養子縁組で朝斗を育てる栗原夫妻と、14歳で出産した生みの母・片倉ひかりの人生が交差し、「家族は何によって家族になるのか」を問いかけます。
今回の「報知映画賞受賞作セレクション」という切り口では、河瀨直美監督の監督賞と、片倉ひかりを演じた蒔田彩珠さんの助演女優賞が重要です。あらすじの謎だけを追うのではなく、育てる側と生む側の両方に時間をかける演出と、ひかりの変化に注目すると、受賞作として選ばれた理由をより深く味わえます。

