美の壺「豊かな深み 黒」9月15日|輪島塗・黒紋付・瀬戸黒・黒碁石の見どころ|9/15 19:30
2026年9月15日19:30からNHK BSで放送される「美の壺『豊かな深み 黒』」は、日本の美意識の中で特別な存在感を持つ「黒」を、漆・着物・陶器・碁石という異なる分野から見つめる回です。
輪島塗の奥深い黒、黒紋付の品格、瀬戸黒の“引き出し黒”、那智黒から作る黒碁石。それぞれ同じ黒でも、材料・技法・光の反射によって表情が変わる点が今回の核心です。
美の壺「豊かな深み 黒」の放送日時・出演者
| 番組名 | 美の壺 |
|---|---|
| テーマ | 豊かな深み 黒 |
| 放送日時 | 2026年9月15日(火)19:30~19:59 |
| 放送局 | NHK BS |
| File | 668 |
| 出演 | 草刈正雄、木村多江、藤沢里菜 |
日本棋院の公式告知では、藤沢里菜女流本因坊の出演と、9月15日19:30~19:59のNHK BS放送が案内されています。番組表では20:00までの枠表示ですが、公式関係者告知では29分番組として告知されています。
輪島塗の黒漆|下地と上塗りが生む“宇宙のような深み”
最初の見どころは、料理を引き立てながら器そのものの景色も作る黒漆です。輪島塗では下地を重ね、さらに上塗りを施すことで、平面的な黒ではなく奥行きを感じる艶が生まれます。
黒い器は料理の色を際立たせる一方、光を受けた面では漆そのものの深さも見せます。「黒は色がない」のではなく、光をどう受け止めるかで表情が変わる色だと分かるパートです。
黒紋付の“究極の黒”|第一礼装を支える京都の染め
着物の第一礼装である黒紋付も登場します。京都の老舗が受け継ぐ伝統技法によって染め上げられる黒は、単に濃ければよいのではなく、礼装にふさわしい品格を備えた色として磨かれてきました。
漆の光沢とは異なり、布の黒は繊維・染料・染め重ねの違いで見え方が変わります。素材が変わるだけで同じ“黒”の美の基準も変わる点が、美の壺らしい比較ポイントです。
瀬戸黒の「引き出し黒」とは?高温の器を窯から出す技
瀬戸黒は安土桃山時代に美濃で焼かれた黒い陶器で、今回の予告では“引き出し黒”がキーワードとして示されています。高温の窯から器を引き出す工程が、独特の黒い表情につながります。
陶芸家・加藤亮太郎さんの公式告知でも、瀬戸黒の釉薬や焼成が紹介されると案内されています。漆の黒、染めの黒とは異なる「火が作る黒」を比較すると、番組全体の狙いがより分かりやすくなります。
黒碁石はなぜ美しい?藤沢里菜と那智黒の技
囲碁の黒石については、藤沢里菜女流本因坊がその魅力を語ります。日本棋院の公式告知でも、今回のテーマ「豊かな深み 黒」の中で、囲碁に欠かせない黒碁石の奥深さを紹介すると明記されています。
さらに、那智黒から作られる黒碁石を理想の色へ仕上げる技にも注目。白石と盤上に並んだときの視認性だけではなく、手に取った質感や艶、色の整い方まで含めて“道具の美”として見ることができます。
同じ「美の壺」の別テーマを読みたい場合は、キニナルの美の壺「天空の聖地 高野山」関連記事も参考になります。
よくある質問(FAQ)
美の壺「豊かな深み 黒」はいつ放送?
NHK BSで2026年9月15日(火)19:30~19:59の放送予定です。
今回紹介される「黒」は何?
輪島塗の黒漆、黒紋付、瀬戸黒、黒碁石など、日本の工芸と暮らしに根付く複数の「黒」が紹介されます。
藤沢里菜さんは何を語る?
日本棋院の公式告知では、藤沢里菜女流本因坊が囲碁に欠かせない黒碁石の奥深い魅力を語ると案内されています。
まとめ|輪島塗・黒紋付・瀬戸黒・黒碁石で「黒」の違いを見る
「豊かな深み 黒」は、輪島塗、黒紋付、瀬戸黒、黒碁石という四つの入口から、日本で育まれてきた黒の美意識をたどる回です。素材も技法も異なるため、同じ黒でも艶・奥行き・品格・手触りの印象は大きく変わります。
9月15日19:30からNHK BSで放送予定。特に「引き出し黒」の焼成と、藤沢里菜さんが語る黒碁石の魅力は、色としての黒だけでなく、職人技や道具としての美まで理解できる注目ポイントです。

