千客万来~がおら寄席~5|旭堂南龍「大山崎合戦」はどんな講談?山崎の戦い・天王山を解説|9/10 08:30
2026年9月10日(木)8時30分からJ:COM BSで放送予定の「千客万来~がおら寄席~5」は、講談師・旭堂南龍さんによる「大山崎合戦」です。J:COM BS公式番組ページを確認すると、9月10日8:30の放送と演目名が明記されています。
「大山崎合戦って何?」「山崎の戦いと同じ?」「天下分け目の天王山はどこ?」「旭堂南龍はどんな講談師?」と気になった人向けに、J:COM BSとGAORAの公式番組情報、大山崎町の公式歴史資料をもとに整理します。講談の細かな台詞や演出を先回りして書くのではなく、歴史の背景を知って高座を楽しむための記事です。
千客万来~がおら寄席~5|9月10日の放送時間・出演者・演目
| 番組名 | 千客万来~がおら寄席~5 |
|---|---|
| 放送局 | J:COM BS(BS260ch) |
| 放送日 | 2026年9月10日(木) |
| 放送開始 | 8:30~ |
| 出演 | 旭堂南龍 |
| 演目 | 大山崎合戦 |
| ジャンル | 講談/寄席演芸 |
J:COM BSは「千客万来~がおら寄席~」をシリーズで編成しており、9月10日の#5に続いて、9月11日は笑福亭喬介「ねずみ」、9月14日は旭堂小南陵「黒雲の辰」などが予定されています。落語だけでなく講談も並ぶため、「寄席=落語だけ」と思っている人には演芸の幅を知る入口にもなります。
旭堂南龍とは?2004年入門、2018年に真打昇進・南龍襲名
GAORAの公式番組情報では、旭堂南龍さんは2004年に旭堂南左衛門さんへ入門して「南青」となり、2018年11月10日に真打へ昇進して「旭堂南龍」を襲名した講談師と紹介されています。所属は上方講談協会です。
また、GAORA公式は南龍さんについて、講談を題材に「国語」「社会」を分かりやすく伝える講談師アドバイザリースタッフとして教壇に立つ活動や、奈良検定の資格を持つことも紹介しています。歴史上の出来事を人間の物語として語る「大山崎合戦」は、こうした活動とも相性のよい演目です。
高座の内容を細部まで事前に断定することは避けますが、合戦の人物関係と場所を先に押さえておくと、固有名詞が続いても話を追いやすくなります。特に羽柴秀吉・明智光秀・本能寺の変・天王山の4語がつながれば、講談の時代背景はかなり分かりやすくなります。
「大山崎合戦」は山崎の戦い|秀吉と光秀が本能寺の変直後に激突
大山崎町公式の歴史解説では、天正10年6月13日、現在の暦では1582年7月12日に羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀の軍勢が大山崎周辺で激突したと説明されています。一般には「山崎の戦い」として知られる合戦です。
発端は本能寺の変。明智光秀が織田信長を討った後、中国地方で毛利氏と戦っていた羽柴秀吉が急いで引き返します。いわゆる「中国大返し」の後、秀吉側には中川清秀、高山右近、羽柴秀長らが加わり、光秀軍と対峙しました。大山崎町公式では秀吉方が3万数千人、光秀方が1万6千人と説明しています。
合戦は長時間の攻城戦ではなく、町の公式解説では約3時間で明智勢が総崩れになったとされます。光秀は勝龍寺城へ退き、その後近江の坂本城を目指す途中で命を落としました。秀吉にとっては、織田信長の死後に「次の天下人」へ進む大きな足がかりとなった戦いです。
「天下分け目の天王山」の本当の意味|主戦場は山頂ではない
山崎の戦いを語るときによく出てくるのが「天下分け目の天王山」です。現在でも「ここが勝負どころ」という意味で「天王山」という言葉を使いますが、大山崎町公式は重要な点として、実際の合戦は天王山の山頂で両軍がぶつかったわけではないと説明しています。
町の「秀吉の道」解説によると、戦いの中心は天王山の東側の湿地帯や淀川沿い。天王山と淀川に挟まれた狭い地形が軍の動きを制限し、その地形条件の中で秀吉方と光秀方が攻防を繰り広げました。講談で「天王山」という言葉が出てきたら、山頂の一騎打ちではなく、大山崎一帯の地形そのものが勝負を左右したと考えると理解しやすいでしょう。
現在の大山崎町には天王山ハイキングコースが整備され、山崎合戦の模様を描いた陶板絵図も設置されています。大山崎町歴史資料館には「山崎合戦と待庵・利休」の展示コーナーもあり、テレビで講談を聞いたあとに史跡や資料館へ関心を広げることもできます。
ほかの演芸番組の記事もあわせて
講談と落語の違いを含め、テレビで寄席芸を楽しみたい方は、当サイトの「浅草お茶の間寄席」再放送記事や、金原亭馬生「笠碁」の見どころ解説も参考になります。演者が一人で場面や人物を立ち上げる芸の面白さを比較できます。
よくある質問|旭堂南龍「大山崎合戦」と天王山
千客万来~がおら寄席~5は9月10日何時から?
J:COM BSで2026年9月10日(木)8時30分から放送予定です。
第5回の出演者と演目は?
講談師の旭堂南龍さんが「大山崎合戦」を演じます。
大山崎合戦は何の戦い?
一般に山崎の戦いと呼ばれる、1582年に羽柴秀吉と明智光秀が戦った合戦です。本能寺の変直後の天下の主導権を左右しました。
「天下分け目の天王山」は本当に山頂で戦ったという意味?
大山崎町公式は、実際の主戦場は天王山そのものではなく、天王山の東側や淀川沿いだったと説明しています。天王山は「ここ一番の勝負」の代名詞として定着しました。
まとめ|大山崎合戦の背景を知ると旭堂南龍の講談が追いやすい
9月10日8時30分の「千客万来~がおら寄席~5」は、旭堂南龍さんの「大山崎合戦」を放送します。大山崎合戦は、本能寺の変直後に羽柴秀吉と明智光秀が激突した山崎の戦い。秀吉が勝利し、その後の天下取りへ踏み出す転機となりました。
「天下分け目の天王山」という言葉は有名ですが、大山崎町公式が示すように主戦場は山頂ではなく天王山東側や淀川沿いです。羽柴秀吉、明智光秀、本能寺の変、天王山という4つのキーワードを押さえてから高座を見ると、講談の人物関係と緊張感をより楽しみやすくなります。

