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映画『闘ふ男』あらすじと見どころ|岡譲二・廣澤虎造、浪曲と半生が重なる【蔵出し名画座】|9/9 05:00

2026年9月9日(水)朝5:00から日本映画専門チャンネルの「蔵出し名画座」で放送される『闘ふ男』。1940年に公開されたモノクロ作品で、監督は石田民三、主演は岡譲二、浪曲師の廣澤虎造、花井蘭子らが出演します。

日本映画専門チャンネル公式は、人気浪曲師・廣澤虎造の語りと主人公の半生が重なる場面を大きな見どころとして紹介しています。北海道から上京した安吉が兵役を経て運転手となり、かつての靴みがき仲間・留造と再会するところから、浪曲と現実の記憶が交差していきます。今回はあらすじ、キャスト、浪曲映画としての面白さを中心に整理します。

『闘ふ男』9月9日の放送時間・作品情報

放送日時2026年9月9日(水)5:00~
放送局日本映画専門チャンネル
企画蔵出し名画座
公開年1940年
放送時間73分
監督石田民三
原作萩原四朗
脚本大和田九三
主な出演岡譲二/廣澤虎造/花井蘭子/横山運平/鬼頭善一郎/清水美佐子/永井柳太郎/小髙たかし

公式スケジュールでは、2026年9月9日5:00の放送が明記されています。「蔵出し名画座」は、観る機会が限られてきた秀作を毎月発掘し、本編前に評論家・川本三郎さんの解説を届ける企画です。

『闘ふ男』のあらすじ|安吉と留造の再会から物語が動く

主人公の安吉は北海道から上京し、兵役を終えた後は運転手として働いています。そこで、靴みがき仲間だった留造と再会。留造は浪曲師となっており、安吉を寄席へ誘います。

寄席で語られる浪曲は、安吉自身の過去と不思議なほど重なっていきます。安吉は運命の女性と出会い、さらに曲馬団へ売られたその弟を守ろうと身を賭して行動していました。劇中の“語り”が単なる余興ではなく、主人公の記憶を照らす装置になっているのが作品の特徴です。

廣澤虎造の浪曲とドラマがシンクロするのが最大の見どころ

日本映画専門チャンネル公式は、廣澤虎造の浪曲と主人公の半生が見事にシンクロする抒情的な場面を見どころに挙げています。つまり本作は、映画の物語と舞台上の語りが別々に進むのではなく、互いに意味を与え合う構成です。

浪曲の節や語りが安吉の経験と重なることで、過去の出来事が“本人だけの記憶”から“人に語られる物語”へ変わっていきます。古い日本映画に馴染みがない人でも、音声表現が物語をどう動かすかに注目すると入りやすい作品です。

石田民三監督を知る入口|戦時下の人々を情感豊かに描く

公式紹介では、石田民三監督は再評価が高まる映画監督として紹介されています。本作では、時代の大きな空気を説明するより、懸命に生きる人々の生活や感情へ寄り添い、安吉という一人の男の半生を情感豊かに描いています。

1940年の作品なので、現在の映画とは台詞のテンポや演技のリズムが異なります。その違いも含めて、当時の劇映画が浪曲という人気芸能をどう取り込んだのかを見ると、作品の歴史的な面白さが伝わります。

出演者|岡譲二・廣澤虎造・花井蘭子ら

安吉を演じる岡譲二さん、浪曲師として物語の重要な位置を占める廣澤虎造さん、安吉の運命に関わる女性を演じる花井蘭子さんが主要キャストです。ほかに横山運平さん、鬼頭善一郎さん、清水美佐子さん、永井柳太郎さん、小髙たかしさんが出演します。

特に注目したいのは、俳優だけでなく本職の浪曲師である廣澤虎造さんが加わることで、劇中の語りに独特の存在感が生まれている点です。映画と浪曲の境目が近づくことで、安吉の人生がより強い物語性を持って立ち上がります。

蔵出し名画座とは?川本三郎の解説も放送

「蔵出し名画座」は、日本映画専門チャンネルが名匠たちのフィルモグラフィーから、観る機会の限られてきた秀作を発掘して放送する企画です。本編前には映画評論家の川本三郎さんによる解説が付くため、作品の背景を知ってから本編へ入れます。

『闘ふ男』のように現在では接する機会の少ない浪曲映画は、予備知識があるだけで見え方が大きく変わります。解説では石田民三監督や時代背景への手がかりを得られるため、本編だけでなく冒頭から視聴するのがおすすめです。

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『闘ふ男』のFAQ

『闘ふ男』は9月9日の何時から?

2026年9月9日(水)朝5:00から日本映画専門チャンネルで放送されます。放送時間は73分です。

監督と主演は誰?

監督は石田民三。主な出演は岡譲二、廣澤虎造、花井蘭子らです。

どんな映画?

北海道から上京した安吉の半生と、廣澤虎造が語る浪曲が重なっていく1940年の浪曲映画です。

蔵出し名画座では解説がある?

日本映画専門チャンネル公式では、本編前に評論家・川本三郎さんの解説を届ける企画と案内されています。

まとめ|浪曲が安吉の人生を映す73分

『闘ふ男』は、岡譲二さん演じる安吉の半生と、廣澤虎造さんの浪曲が重なり合う構成に魅力がある1940年の作品です。安吉が留造と再会し、寄席で自身の実体験を思わせる浪曲を聴く流れが、映画と語り芸を一つに結びつけます。

9月9日朝5時の「蔵出し名画座」では、本編前の川本三郎さんの解説も含め、石田民三監督の演出と浪曲映画ならではの表現に注目すると、古典映画を初めて見る人でも作品の狙いをつかみやすくなります。

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