
小寺良和とは?陶芸「バクダン(爆弾)」の意味・作品歴|no art,no life|8/12 23:50
2026年8月12日(水)23時50分からNHK Eテレで放送予定の『no art,no life「小寺 良和」』。今回登場するのは、愛知県を拠点に長年作陶を続けるアーティスト・小寺良和(こでら よしかず)さんです。
番組で大きく取り上げられるのが、無数の穴や突起を持つ陶芸作品「バクダン」。番組表では「爆弾」と表記されますが、国際芸術祭「あいち2022」の公式作家ページではカタカナの「バクダン」として紹介されています。きっかけは、22年前に小寺さんがテレビで見つめていたイラク戦争のニュース映像でした。
この記事では「小寺良和さんはどんな人?」「なぜ爆弾を作るようになった?」「バクダンはどこで見られる?」「あいち2022との関係は?」「8月12日は何時から?」といった、放送前後に検索されやすい疑問を公開情報から整理します。
・小寺良和さんは1957年愛知県生まれ、番組紹介では68歳
・天白ワークスで長年、陶芸作品を制作している
・代表作は穴や突起のある陶芸シリーズ「バクダン」
・イラク戦争のニュース映像から強い衝撃を受けたことが制作のきっかけ
・2022年には国際芸術祭「あいち2022」に参加
・2026年1月には個展「土と生きる」、6月にはあいちアール・ブリュット作品展に出展
・8月12日のEテレ放送は23:50~23:55
no art,no life「小寺 良和」8月12日の放送時間・内容
| 番組名 | no art,no life「小寺 良和」 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年8月12日(水) |
| 放送時間 | 23:50~23:55 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| 登場するアーティスト | 小寺良和 |
| 語り | 内田也哉子 |
| 主なテーマ | 陶芸作品「バクダン」と戦争のニュースから生まれた創作 |
GガイドのOfficial Program Data Mark付き番組情報では、22年前、小寺さんがイラク戦争のニュースを見つめ、その数日後に粘土をこねて無数の穴の空いた丸い物体を作り「爆弾」と名付けたエピソードが紹介されています。作品は20年を超えて制作・展示が続く、小寺さんを象徴するシリーズになっています。
小寺良和回は2026年1月にも放送実績があります。あいちアール・ブリュットの展覧会案内では1月4日の放送が告知され、テレビ番組記録では1月7日23:50の放送も確認できます。8月12日も同じ紹介内容のため、小寺良和回の再放送にあたるとみられます。
小寺良和とは?年齢・出身・天白ワークスでの創作
| 名前 | 小寺 良和(こでら よしかず) |
|---|---|
| 生年 | 1957年 |
| 出身・拠点 | 愛知県 |
| 年齢 | 番組紹介では68歳 |
| 所属 | 社会福祉法人 名東福祉会/天白ワークス |
| 主な表現 | 陶芸 |
| 代表作 | 「バクダン」シリーズ |
国際芸術祭「あいち2022」の公式プロフィールによると、小寺さんは1957年愛知県生まれ。20代から福祉施設で暮らし、販売用のマグカップや雑貨などを陶器で作る一方で、製品とは異なる自分自身の作品も作り続けてきました。
愛知アート・コレクティブの作家紹介では、天白ワークスで30年以上前に陶芸と出会い、自己表現の手段として身につけてきたとされています。休みなく土をこねる制作姿勢が周囲の支援者を動かし、やがて創作に集中できる環境が整えられていきました。
「バクダン(爆弾)」はなぜ生まれた?イラク戦争のニュースがきっかけ
番組で最も気になるのが、作品名「バクダン」の由来です。番組紹介では「22年前」、小寺さんはテレビから流れるイラク戦争の映像をじっと見つめていました。その数日後、粘土をこね、穴の空いた丸い造形を作り始めたとされています。
国際芸術祭「あいち2022」の公式解説でも、小寺さんは偶然見たニュース映像で爆弾の存在を知り、強い衝撃を受けたことをきっかけに「バクダン」シリーズを制作し始めたと説明されています。
つまり「戦争を写実的に再現した作品」というより、テレビ越しに受けた衝撃が、小寺さんの手を通して独自の形へ変換された作品と見る方が近いでしょう。番組では「イラク戦争のニュースから何を感じたのか」が大きな問いとして提示されています。
「爆弾」と「バクダン」どっちが正式?作品の形と見どころ
検索すると「小寺良和 爆弾」と「小寺良和 バクダン」の両方が出てきます。今回のGガイド番組情報では漢字の「爆弾」、一方で国際芸術祭「あいち2022」の公式作品名はカタカナの「バクダン」です。作品について調べる場合は、両方の表記で検索すると情報を見つけやすくなります。
「バクダン」は、丸い塊に不定形の穴が空き、木の根のような突起が伸びる造形が特徴です。網目のような隙間から内部の空洞が見えるものもあり、武器の形をそのまま模したものではありません。
「あいち2022」の解説では、ぬらりとした表面と有機的な形が、未知の海洋生物のようにも見えると紹介されています。作品名から想像する恐ろしさと、奇妙な生命体のようなユーモアが同居している点が、小寺さんの「バクダン」の大きな魅力です。
作品画像や「あいち2022」での展示風景は、国際芸術祭「あいち2022」小寺良和公式ページで確認できます。
小寺良和の主な受賞・出展歴|あいち2022にも参加
| 時期 | 主な活動・実績 |
|---|---|
| 1999~2008年 | 「生(いのち)の芸術 フロール展」に毎年出展 |
| 2014年~ | 「あいちアール・ブリュット展」優秀作品に複数回選出 |
| 2015・2016年 | 「ふれあいアート展」で名古屋市社会福祉協議会会長賞 |
| 2017年 | 「ふれあいアート展」大賞 |
| 2022年 | 国際芸術祭「あいち2022」に参加、「バクダン」2011-2022を展示 |
| 2026年1月 | 陶芸小作品展「土と生きる」 |
| 2026年6月 | 愛知県×名古屋芸術大学連携事業「あいちアール・ブリュット作品展」に出展 |
特に大きな節目が国際芸術祭「あいち2022」への参加です。国内外の現代美術作家と同じ芸術祭の参加アーティストとして紹介され、「バクダン」シリーズが愛知県美術館ギャラリーで展示されました。
「障がい者アート」という枠だけでなく、現代美術の国際芸術祭の中で一人のアーティストとして作品が並んだことは、小寺さんの作品歴を知るうえで重要なポイントです。
2026年の最新展示|「土と生きる」と6月のアール・ブリュット作品展
2026年の動きでは、1月13日から31日まで名古屋市千種区のflat art & craft gallery Miで小寺良和 陶芸小作品展「土と生きる」が開催されました。あいちアール・ブリュットの案内では、NHK Eテレ『no art,no life』の放送を記念した展示として紹介されています。
さらに2026年6月19日から30日まで、名古屋芸術大学 東キャンパスで行われた「愛知県×名古屋芸術大学連携事業 あいちアール・ブリュット作品展」にも、小寺さんの立体作品が出展されています。愛知県の公式発表では、あいちアール・ブリュットを代表する19名の作者の一人として名前が掲載されました。
作品や関連展示を探す場合は、あいちアール・ブリュット Portal Siteの作家・イベント情報が参考になります。2026年1月の個展情報は「土と生きる」公式案内、6月の展示は愛知県の公式発表で確認できます。
同じ「no art,no life」の関連記事|堀和暉の妖怪アート
『no art,no life』は、既存の美術教育や流行に左右されず、独自の表現を続けるアーティストの創作現場を5分間で見つめるシリーズです。小寺さんの回では、戦争のニュースから生まれた陶芸が20年以上続いている時間の厚みが見どころになります。
同じ番組で紹介された作家では、当サイトに堀和暉さんが描く妖怪と「現代百怪図鑑」の解説記事があります。陶芸と妖怪スケッチで表現方法は大きく異なりますが、「作らずにはいられない」日々の創作に焦点を当てる番組の魅力を続けて知ることができます。
語りは内田也哉子|見逃しはNHK公式の配信情報を確認
番組の語りを担当するのは内田也哉子さんです。『no art,no life』では、作品を説明しすぎるのではなく、作者の手の動きや生活の音を邪魔しない静かなナレーションもシリーズの特徴になっています。
『no art,no life』はNHK ONEで案内される回もあります。8月12日放送分を見逃した場合は、NHK ONE内で番組名「no art,no life」または「小寺 良和」を検索し、対象回の配信有無と視聴期限を確認してください。
小寺良和と「バクダン」に関するFAQ
小寺良和さんは何歳ですか?
1957年愛知県生まれです。2026年8月12日の番組紹介では68歳とされています。
「バクダン」はなぜ作り始めたのですか?
小寺さんがテレビで戦争のニュース映像を見て強い衝撃を受けたことがきっかけです。番組ではイラク戦争のニュースを見た数日後に粘土で「爆弾」を作り始めたと紹介されています。
「爆弾」と「バクダン」は同じ作品ですか?
同じシリーズを指しています。番組表では漢字の「爆弾」、国際芸術祭「あいち2022」の公式作品名ではカタカナの「バクダン」と表記されています。
小寺良和さんの作品はどこで見られますか?
国際芸術祭「あいち2022」の公式アーカイブで「バクダン」の作品・展示情報を確認できます。また、あいちアール・ブリュット Portal Siteには小寺さんの作品ページや展覧会情報があります。
2026年8月12日の放送は何時からですか?
NHK Eテレ1・東京で23時50分から23時55分までの5分間です。
語りは誰ですか?
内田也哉子さんです。
まとめ|戦争のニュースから20年以上続く、小寺良和の「バクダン」
小寺良和さんは、愛知県の天白ワークスで長年作陶を続けてきたアーティストです。代表作「バクダン」は、戦争のニュース映像から受けた強い衝撃を出発点にしながら、現実の兵器を写すのではなく、穴や突起が増殖する有機的な造形へと変化しました。
2022年には国際芸術祭「あいち2022」へ参加し、2026年にも個展やアール・ブリュット作品展で作品が紹介されています。8月12日の『no art,no life』では、作品名のインパクトだけでなく、同じモチーフを20年以上作り続けてきた小寺さんの手と時間に注目すると、5分間の映像がより深く見えてきます。

