京の水ものがたり「祇園祭 神泉苑」8月10日放送|祇園祭発祥と水の関係を解説|8/10 9:55
2026年8月10日(月)午前9時55分からテレ玉1で放送される『京の水ものがたり』は、「祇園祭 神泉苑」がテーマです。
京都の夏を代表する祇園祭と、二条城のすぐ南にある神泉苑。一見すると「八坂神社の祭りなのに、なぜ神泉苑が重要なの?」と疑問に思うかもしれません。実は神泉苑は、祇園祭の起源をたどるうえで欠かせない場所です。
この記事では、放送内容のポイントに加えて、祇園祭と神泉苑の関係、869年に66本の鉾が立てられた理由、水が祭りで果たす役割、現在も続く御神水交換と還幸祭、神泉苑への行き方まで、公式情報を中心に整理します。
・テレ玉1で2026年8月10日(月)9:55~10:00放送
・テーマは「祇園祭 神泉苑」
・神泉苑は794年の平安京造営時につくられた禁苑
・869年、66本の鉾を立てて災厄退散を祈った御霊会が祇園祭の起源とされる
・現在も7月に神泉苑と八坂神社の御神水交換や、還幸祭での神輿拝礼が続く
・水文化研究者の鈴木康久さんが「水」から京都文化を案内する番組
「京の水ものがたり」祇園祭・神泉苑回の放送日時と内容
| 番組名 | 京の水ものがたり |
|---|---|
| 放送局 | テレ玉1 |
| 放送日 | 2026年8月10日(月) |
| 放送時間 | 9:55~10:00 |
| 今回のテーマ | 祇園祭 神泉苑 |
| 京の水案内人 | 鈴木康久(京都産業大学教授・水文化研究者) |
| 番組制作 | KBS京都 |
KBS京都の番組公式ページでは、『京の水ものがたり』を「一滴の水から始まり、水にまつわる京の文化を紹介する番組」と説明しています。京都盆地は大きな扇状地の上にあり、公式ページでは地下に琵琶湖と同じくらいの水量があるとも紹介されています。豊かな地下水や川の流れが、祭り、信仰、食、暮らし、庭園など京都独自の文化を育てたという視点が番組の軸です。
案内役は、京都の水文化を研究する鈴木康久さん。京都産業大学のメディア掲載アーカイブには、2023年7月31日~8月6日のKBS京都『京の水ものがたり』で、鈴木さんが出演したテーマとして「祇園祭 神泉苑」が記録されています。今回のテレ玉放送は、このテーマ回をネット局で放送するものとみられます。
祇園祭と神泉苑はなぜ関係が深い?発祥の地とされる理由
祇園祭といえば八坂神社や山鉾巡行を思い浮かべますが、起源をたどると神泉苑が登場します。
神泉苑の公式サイトによると、平安時代の貞観5年(863年)、都で疫病が流行した際、御霊を鎮めるために神泉苑で御霊会が行われました。そして貞観11年(869年)には、当時の国の数に合わせて66本の鉾を立て、祇園社(現在の八坂神社)から神泉苑へ神輿を送り、災厄退散を祈ったとされています。これが祇園祭の起源とされる出来事です。
京都産業大学の鈴木康久教授へのインタビューでも、869年の御霊会は、疫神を66本の鉾に集め、神輿で神泉苑の大きな池へ送る行事だったと解説されています。つまり神泉苑は単なる立ち寄り先ではなく、都の災いを鎮める祈りと「水による清め」が交わる場所だったわけです。
神泉苑とはどんな場所?平安京の禁苑から祇園祭の原点へ
神泉苑は、京都市中京区にある真言宗の寺院で、京都府観光連盟によると794年の平安京造営時につくられた禁苑です。歴代天皇が行幸し、舟遊びや宴、宮中行事などが行われた場所でした。
水との結び付きも古く、824年には弘法大師空海が雨乞いの修法を行い、その際に勧請したと伝わる善女龍王が現在も池の中島に祀られています。疫病退散の御霊会だけでなく、雨乞いや龍神信仰まで重なっているため、「京の水ものがたり」のテーマにふさわしい場所といえます。
番組を見るときは、神泉苑を「祇園祭発祥の場所」とだけ覚えるのではなく、平安京の水、雨乞い、疫病退散、龍神信仰が一つにつながった場所として見ると、短い5分番組でも背景が分かりやすくなります。
祇園祭で「水」が重要なのはなぜ?御神水交換と清め
祇園祭と水のつながりは、起源の話だけではありません。現在も神泉苑と八坂神社の間では、水を介した行事が続いています。
神泉苑公式サイトは、7月14日に神泉苑・八坂神社・東寺が合同で御神水交換を行うと案内しています。神泉苑の善女龍王社の御神水と八坂神社の御神水を交換し、祈祷・加持を行った「青龍神水」は、祇園祭の山鉾巡行での辻廻しや、氏子地域での打ち水などに用いられます。
京都産業大学の鈴木教授も、祇園祭の水文化について「水でけがれを洗い流す」という考え方を紹介しています。四条大橋周辺で神輿を清める神輿洗式などにも、水による浄化の意味が今に受け継がれています。
山鉾の豪華な装飾や巡行だけでなく、災厄を祓い、町を清める水に注目すると、祇園祭の見え方が大きく変わります。
7月24日の還幸祭で神輿が神泉苑に立ち寄る理由
祇園祭の後祭・山鉾巡行が行われる7月24日には、夜に還幸祭があります。京都府観光連盟の案内では、御旅所を出発した中御座の神輿が巡行途中に祇園祭発祥の地・神泉苑へ立ち寄り、御祓いを受けて八坂神社へ戻ります。
神泉苑公式サイトでも、7月24日の還幸祭に中御座の神輿が神泉苑に立ち寄り、拝礼すると案内されています。2026年の京都府観光連盟のイベント情報でも、7月24日(金)18時以降の神泉苑拝礼が掲載されました。
869年に祇園社から神泉苑へ神輿を送ったという起源と、現在の神輿渡御がつながっている点が重要です。祇園祭を「千年以上続く祭り」と感じさせるのは、こうした今も同じ場所を結ぶ儀礼が残っているからでしょう。
神泉苑はどこ?アクセス・参拝時間
番組を見て神泉苑を実際に訪れたくなった方向けに、公式サイトのアクセス情報をまとめます。
| 所在地 | 京都市中京区御池通神泉苑町東入る門前町 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩約2分 |
| JR | JR二条駅から徒歩約10分 |
| 阪急 | 阪急四条大宮駅から徒歩約10分 |
| 境内参拝時間 | 7:00~20:00 |
| 寺務所・御朱印 | 9:00~17:00 |
| 駐車場 | 境内駐車場なし |
二条城前駅から近いため、二条城とあわせて歩きやすい立地です。ただし祇園祭期間の京都中心部は交通規制や混雑が発生するため、祭礼当日に訪れる場合は公共交通機関を利用するのが現実的です。
見逃し配信はある?KBS京都公式ページで動画を確認
KBS京都の『京の水ものがたり』公式ページにはYouTubeの番組配信への導線があります。KBS京都公式YouTubeチャンネルでも過去回が順次公開されており、放送テーマを後から探せる場合があります。
ただし、今回の「祇園祭 神泉苑」回が常時公開されているとは限りません。見逃した場合は、KBS京都の番組公式ページと公式YouTubeチャンネルで「京の水ものがたり 神泉苑」「祇園祭 神泉苑」などの語句を確認すると探しやすいでしょう。
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よくある質問
「京の水ものがたり」祇園祭・神泉苑回はいつ放送?
テレ玉1で2026年8月10日(月)午前9時55分から10時00分まで放送予定です。
祇園祭はなぜ神泉苑が発祥の地といわれるの?
869年、当時の国の数に合わせて66本の鉾を立て、祇園社から神泉苑へ神輿を送り、疫病や災厄の退散を祈った御霊会が祇園祭の起源とされるためです。
神泉苑と八坂神社は今も関係がある?
はい。7月14日には御神水交換が行われ、7月24日の還幸祭では中御座の神輿が神泉苑に立ち寄って拝礼します。
神泉苑の最寄り駅は?
地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩約2分です。JR二条駅と阪急四条大宮駅からは徒歩約10分です。
「京の水ものがたり」は誰が案内している?
京都産業大学教授で水文化研究者の鈴木康久さんです。番組では京都の川、井戸、庭園、祭りなどを「水」の視点から紹介しています。
まとめ
2026年8月10日のテレ玉『京の水ものがたり』は、「祇園祭 神泉苑」がテーマです。神泉苑は794年の平安京造営時につくられた禁苑で、863年の御霊会、869年の66本の鉾と神輿による祈りを通して、祇園祭の起源と深く結び付いています。
現在も神泉苑と八坂神社の御神水交換や、7月24日の還幸祭での神輿拝礼が続いています。山鉾巡行の華やかさだけでなく、疫病退散、水による清め、龍神信仰という背景を知ってから番組を見ると、5分間の内容がより立体的に理解できます。
参考情報
- KBS京都「京の水ものがたり」公式ページ
- テレ玉「報道・情報」番組一覧
- 神泉苑公式ホームページ
- 神泉苑へのアクセス
- 京都府観光連盟「神泉苑」
- 京都府観光連盟「祇園祭還幸祭 神泉苑拝礼」
- 京都産業大学 2023年8月メディア掲載アーカイブ
- 京都産業大学「京都と水の文化の関係を知ろう!」

