趣味の園芸「モンステラ」おばけの葉の正体は?切れ込み・気根・育て方【8月9日】|8/9 8:25
2026年8月9日(日)のNHK Eテレ『趣味の園芸グリーンスタイル 京も一日陽だまり屋』は、「おばけの葉 モンステラ」がテーマです。京都の路地裏にある園芸店「陽だまり屋」を舞台に、大きな葉とがっしりした根を持つモンステラが一騒動を巻き起こします。
放送を見て気になりやすいのは、葉に穴や切れ込みがある理由、床や鉢の外へ伸びる気根の扱い、水やりや置き場所、ペットへの注意点です。この記事では、番組情報とともに、モンステラを育てる前に知っておきたいポイントをまとめます。
放送情報を先に確認
- 番組名:趣味の園芸グリーンスタイル 京も一日陽だまり屋「おばけの葉 モンステラ」
- 放送局:NHK Eテレ1・東京
- 放送日時:2026年8月9日(日)8:25~8:30
- 声の出演:土佐和成、西村直子
- 脚本・声の出演:ヨーロッパ企画
- 再放送:番組情報では金曜15:00~Eテレと案内
趣味の園芸「おばけの葉 モンステラ」の内容
「京も一日陽だまり屋」は、植物のおもしろさや育てる楽しさを、ペープサートと呼ばれる紙人形の物語で伝える5分番組です。今回、店にやって来るのは、ユニークな形の葉で人気の観葉植物モンステラ。大きな葉だけでなく、幹から伸びる太い根も存在感があり、その姿が物語の騒動につながります。
タイトルの「おばけの葉」は、モンステラの葉が成長すると大きくなり、穴や深い切れ込みが現れる姿を表したものと考えられます。室内の鉢植えでも環境が合えば葉は大型化し、つる性植物らしく上へ上へと伸びていきます。
モンステラはどんな観葉植物?
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 代表種 | モンステラ・デリシオーサ |
| 科 | サトイモ科 |
| 原産・自生域 | メキシコ南部からグアテマラの湿潤な熱帯域 |
| 性質 | 気根を使って樹木などを登るつる性植物 |
| 葉 | 成株では大きくなり、穴や深い切れ込みが現れる |
| 室内での適温目安 | 18~25℃程度 |
| 好む光 | 明るい日陰・レースカーテン越しの間接光 |
王立園芸協会(RHS)は、モンステラを大きな光沢葉と気根を持つ登はん性の植物として紹介しています。植物分類を扱うキュー王立植物園のデータベースでは、モンステラ・デリシオーサは正式に受け入れられた種で、湿潤な熱帯地域に生育するつる植物とされています。
モンステラの葉に穴や切れ込みがある理由
モンステラの葉の穴や切れ込みは「フェネストレーション」と呼ばれます。一般には、熱帯林で上へ伸びる際に、上の葉から下の葉へ光を通しやすくするために発達したと考えられています。ただし、強い雨や風への適応など複数の説があり、ひとつの理由だけで断定しないほうがよいでしょう。
丸い葉が育つ途中で裂けていくわけではありません。新しい葉は筒状に巻かれた状態で伸び、開く時点ですでに穴や切れ込みが形成されています。若い株では切れ込みがない葉が続くことも珍しくなく、株が成熟するにつれて特徴的な葉が出やすくなります。
初心者向けモンステラの育て方
置き場所は直射日光を避けた明るい場所
東向き・西向きの窓辺や、南向きの窓から少し離れた明るい室内が向いています。夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しが無難です。暗すぎる場所では葉が小さくなり、穴や切れ込みも少なくなりやすいとされています。
水やりは「土が乾いてからたっぷり」
回数を曜日で固定するより、鉢土の状態で判断します。土の表面から中まで乾き始めたら、鉢底から水が流れるまで与え、受け皿にたまった水は捨てます。常に土が湿った状態では根腐れしやすいため、冬は水やりの間隔を長めにします。
支柱を立てると姿が整いやすい
モンステラは本来、気根を樹木に付着させて登る植物です。室内ではヘゴ支柱やモスポールへ茎をゆるく固定すると倒れにくくなり、上へ育てやすくなります。登っている状態が安定すると、より大きく成熟した葉が出やすくなる傾向があります。
植え替えは一回りだけ大きい鉢へ
根詰まりや鉢の転倒が目立つようになったら植え替えを検討します。急に大きすぎる鉢へ移すと土が乾きにくくなり、根腐れのリスクが高まります。水はけのよい観葉植物用土を使い、成長期に作業するのが基本です。
葉に切れ込みが入らないのはなぜ?
切れ込みがないからといって、すぐに品種違いや病気を疑う必要はありません。主な原因は次のとおりです。
- 株がまだ若い:幼い株は丸い葉が多く、数年かけて成熟葉へ変化します。
- 光量が足りない:暗い場所では葉が小さく、穴が少なくなりやすい傾向があります。
- 登る支えがない:支柱へ誘引し、つる性植物として安定させると成熟葉が出やすくなります。
- 根詰まりや管理環境の変化:成長が止まっている場合は鉢内の根や水やりを確認します。
葉をハサミで切って穴を作るのは避けてください。傷口から葉が傷み、モンステラ本来の成長を損ねます。まずは明るさ、温度、支柱、根の状態を整え、新しい葉の変化を待つことが近道です。
がっしりした気根は切っていい?伸びすぎた根の扱い
番組の騒動の鍵になりそうな「がっしりした根」は、茎から空中へ伸びる気根です。自生地では樹木につかまる支えとなり、水分や養分を得る助けにもなります。
- 基本:モスポールや支柱へ沿わせる
- 鉢へ戻せる長さ:無理に折らず、土の表面へ誘導する
- 床を這って邪魔な場合:清潔な刃物で必要最小限を切る
- 注意:一度に大量の気根や茎を切らず、樹液が手につかないよう手袋を使う
見た目を小さく整えたい場合は、気根だけでなく株全体の仕立て直しが必要になることがあります。大きくなる性質そのものを避けたい人は、小型種を選ぶ方法もあります。
ペットや子どもがいる家庭は置き場所に注意
モンステラには不溶性シュウ酸カルシウムが含まれ、犬や猫がかじると、口・舌・唇の刺激、よだれ、嘔吐、飲み込みにくさなどが起こる可能性があります。人でも樹液が皮膚や目を刺激することがあるため、剪定や植え替えでは手袋を使いましょう。
床置きする場合は、ペットや小さな子どもが葉や気根へ届かない場所を選びます。かじった可能性があり、口の痛みやよだれなどが見られる場合は、自己判断で処置せず獣医師や医療機関へ相談してください。
ウェブの声で多いモンステラの悩み
モンステラについてウェブ上で繰り返し見られる疑問は、「葉に切れ込みが入らない」「気根が床まで伸びる」「水をどのくらい与えるのか分からない」「株が横へ広がって倒れそう」というものです。
これらは別々の悩みに見えますが、モンステラが「熱帯の森で木を登る大型のつる性植物」であることを知ると理解しやすくなります。明るい間接光を確保し、乾湿のメリハリをつけ、支柱で上へ誘引することが、葉と根の両方を整える基本です。
一方で、水やりや置き場所の管理をせず、見た目だけを楽しみたい人には人工観葉植物という選択肢もあります。違いを比較したい場合は、当サイトのフェイクグリーンとは?本物の観葉植物との違いとメリット・選び方も参考になります。
再放送と見逃し視聴の確認方法
番組情報には、通常の再放送枠として金曜15:00~Eテレと記載されています。編成変更の可能性もあるため、視聴前にはNHKの番組表やテレビの電子番組表で「京も一日陽だまり屋」を検索すると確実です。
配信の有無はNHKプラスの番組検索で確認できます。番組名だけで見つからない場合は、「趣味の園芸」「陽だまり屋」「モンステラ」など、短いキーワードに分けて探すと見つけやすくなります。
よくある質問
モンステラの葉に切れ込みがないのはなぜですか?
若い株では丸い葉が多く、成熟するにつれて穴や切れ込みが現れます。暗すぎる場所や支柱がない環境でも、切れ込みが少なくなることがあります。
モンステラの気根は切っても大丈夫ですか?
邪魔な気根は必要最小限なら切れますが、本来は登るための根です。支柱へ沿わせるか鉢土へ誘導する方法を先に検討し、切る場合は清潔な刃物と手袋を使います。
モンステラの水やりは何日に1回ですか?
日数で固定せず、土がほぼ乾いてから鉢底から流れるまで与えます。冬は成長がゆるやかになるため、春から秋より回数を減らします。
犬や猫がいる家でもモンステラを置けますか?
犬や猫には有害とされるため、かじれない場所へ置く必要があります。葉や気根へ届く可能性がある場合は、別の植物やフェイクグリーンも検討してください。
まとめ
2026年8月9日の『京も一日陽だまり屋』は、大きな葉と太い気根が印象的なモンステラを、紙人形の物語で楽しく紹介する回です。葉の穴や切れ込みは成熟のサインであり、気根は木を登るためのモンステラらしい特徴です。
家庭で育てるときは、明るい間接光、土が乾いてからの水やり、支柱による誘引が基本です。大きく育つ植物なので、置き場所とペット・子どもへの安全対策まで考えて迎えると、長く楽しめます。
参考情報
- 番組表.Gガイド「趣味の園芸グリーンスタイル 京も一日陽だまり屋」
- Royal Horticultural Society:How to grow Swiss cheese plants
- Kew Science:Monstera deliciosa
- アースガーデン:モンステラの育て方
- ASPCA:Swiss Cheese Plant

