『螢・納屋を焼く・その他の短編』をAudibleで聴いた感想|松山ケンイチの朗読で味わう村上春樹の初期短編集

村上春樹さんの短編集『螢・納屋を焼く・その他の短編』が、俳優・松山ケンイチさんの朗読でAudible配信されていることをご存知でしょうか。『ノルウェイの森』の原点となった短編も収録された、村上ファン必聴の一冊です。

この記事では、Audible版『螢・納屋を焼く・その他の短編』の基本情報、松山ケンイチさんの朗読レビュー、他の村上作品との聴き比べポイントをまとめます。長編に挑戦する前に、短編から村上作品に触れてみたい人にもおすすめです。

この記事の要点

  • 『螢・納屋を焼く・その他の短編』はAudibleで配信中。ナレーターは松山ケンイチさん
  • 2022年6月1日配信、村上春樹オーディオブックプロジェクトの一作
  • 表題作「螢」は『ノルウェイの森』の原点となった短編
  • 「納屋を焼く」は韓国映画『バーニング』の原作としても知られる
  • 短編集ならではの、隙間時間で聴き終えやすいボリューム

『螢・納屋を焼く・その他の短編』はAudibleで聴ける?【結論】

結論として、村上春樹さんの短編集『螢・納屋を焼く・その他の短編』は、Audibleで音声化されて配信されています。1984年に刊行された作品集で、2022年6月1日にオーディオブック版の配信が始まりました。

朗読を担当するのは、俳優の松山ケンイチさんです。同じ日には小澤征悦さんが朗読する『職業としての小説家』、藤木直人さんが朗読する『ねじまき鳥クロニクル』第2部も配信されました。

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『螢・納屋を焼く・その他の短編』Audible版の基本情報

Audible版『螢・納屋を焼く・その他の短編』の基本情報を整理すると、以下のようになります。

著者村上春樹
ナレーター松山ケンイチ
配信日2022年6月1日
収録作品数5編(螢、納屋を焼く、踊る小人、めくらやなぎと眠る女、三つのドイツ幻想)
聴き放題対象プレミアムプラン対象(Audibleで確認する

短編集のため、1話ずつ聴き終えやすいのが本作の魅力です。配信状況は2026年7月時点でAudible公式ページを確認した情報です。

聴き放題の対象や価格は変更される場合があるため、最新情報は公式ページでご確認ください。

収録作品の見どころ

表題作の「螢」は、『ノルウェイの森』の原点となった短編として知られています。長編を先に聴いた人が本作を聴くと、あの物語の原型がここにあったのかと発見できる、村上ファンには見逃せない一編です。

「納屋を焼く」は、ある男が語る「納屋を焼く」という奇妙な習慣と、それをきっかけに姿を消す女性を描いた作品です。2018年の韓国映画『バーニング』の原作としても広く知られており、映画を観たことがある人にもおすすめの一編です。

他にも、皇帝と革命というモチーフが登場する幻想的な「踊る小人」、体を蝕む謎の柳を巡る「めくらやなぎと眠る女」、博物館を舞台にした「三つのドイツ幻想」など、それぞれ異なる雰囲気を持つ5編が収録されています。「めくらやなぎと眠る女」は後にアニメ映画化もされ、単独でも人気の高い作品です。

松山ケンイチさんの朗読をレビュー

松山さんの朗読は、短編それぞれの雰囲気の違いを丁寧に表現していると評判です。叙情的な「螢」、不穏さを漂わせる「納屋を焼く」、幻想的な「踊る小人」など、作品ごとにトーンが異なる短編集を、聴き分けやすく届けています。

リスナーからは「文庫本2冊分のエッセンスがギュッと詰まっている『螢』を、朗読で改めて味わえた」という声も見られます。長編を読んだ・聴いたことがある人ほど、短編集の味わい深さに気づける作品です。

松山さんは俳優として数々の映像作品に出演してきた経験がありますが、朗読では過度に感情を込めすぎず、村上作品特有の乾いた文体を活かす読み方を選んでいるのが印象的です。短編ごとに異なる雰囲気を、押しつけがましくない朗読で丁寧に伝えています。

村上春樹の他作品も聴いてみる

『螢・納屋を焼く・その他の短編』は、村上春樹オーディオブックプロジェクトの一作です。同じプロジェクトでは、妻夫木聡さんが朗読する『ノルウェイの森』、藤木直人さんが朗読する『ねじまき鳥クロニクル』なども配信されています。

全作品と朗読者の一覧は村上春樹の小説はAudibleで何冊聴ける?豪華俳優陣による朗読作品まとめで詳しく紹介しています。『ノルウェイの森』のレビューもあわせてご覧ください。

読者・リスナーの声

Audibleのレビューには、「『ノルウェイの森』や『レキシントンの幽霊』のアナザーストーリー的な位置づけの話も収録されており、以前にそれらの作品が好きだった人にはたまらない一冊」という声が見られます。長編作品とのつながりを楽しむのも本作の魅力です。

一方で、「抽象的な表現が多く、正直何を言っているのかわからない部分もある」という声も見られます。村上作品特有のメタファーの多さは、短編でもしっかり健在という感想です。

それでも、「一つの短編を聴き終えるたびに、次はどんな話だろうと期待が高まる」という声も多く、短編集ならではのテンポの良さを楽しんでいるリスナーが目立ちます。長編よりも気軽に、村上作品の世界観をつまみ食いできるのが本作の魅力です。

Audible無料体験の始め方

Audibleは初めての利用に限り、30日間無料でプレミアムプランを体験できます。無料期間中に聴き放題対象の『螢・納屋を焼く・その他の短編』を聴き終えることも十分可能です。

登録に必要なのは、普段使っているAmazonアカウントと支払い方法の2つだけです。詳しい登録手順はAudible無料体験の始め方で画像付きで解説しています。

月額料金を払ってでも続ける価値があるのか気になる人は、610冊聴いた上での正直な結論もあわせてご覧ください。

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よくある質問

『螢・納屋を焼く・その他の短編』のナレーターは誰ですか?

俳優の松山ケンイチさんが朗読を担当しています。2022年6月1日に配信が始まりました。

『螢・納屋を焼く・その他の短編』はAudibleの聴き放題対象ですか?

2026年7月時点ではプレミアムプランの聴き放題対象です。対象作品は変更される場合があるため、最新の配信状況はAudible公式ページでご確認ください。

『ノルウェイの森』を先に聴くべきですか?

どちらから聴いても楽しめますが、先に「螢」を聴いてから『ノルウェイの森』に進むと、原点となった短編がどのように長編に発展したのかを味わえます。逆の順番でも、長編を思い出しながら短編を楽しめます。

村上作品が初めてでも楽しめますか?

短編集のため、長編よりも気軽に村上作品の雰囲気に触れられます。村上作品が初めての人が最初の1冊として選ぶのにもおすすめです。

まとめ|『ノルウェイの森』の原点を朗読で味わう

『螢・納屋を焼く・その他の短編』は、松山ケンイチさんの朗読でAudibleでも聴ける、村上春樹さんの初期短編集です。『ノルウェイの森』の原点となった表題作をはじめ、韓国映画『バーニング』の原作など、見どころの多い5編が収録されています。

短編集ならではの気軽に聴き始められる手軽さも魅力です。村上作品の他のラインナップも、あわせてチェックしてみてください。

 

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