4Kプレミアムカフェ ハプスブルク帝国(2)|マリア・テレジアがウィーンを変えた改革【9月1日】|9/1 22:50

2026年9月1日(火)22時50分からNHK BSP4Kで放送される「4Kプレミアムカフェ 選 ハプスブルク帝国(2)女帝マリア・テレジア(2007年)」。18世紀のハプスブルク君主マリア・テレジアが、多民族国家の中心都市ウィーンを華やかな都へ変えていく時代をたどる歴史ドキュメンタリーです。

前日の第1回はハプスブルク家の黎明期からマクシミリアン1世までを扱いました。第2回では時代を大きく進め、王朝を受け継いだ女性君主が、戦争と改革の中で国家と首都をどう組み替えたのかに注目すると内容がつかみやすくなります。

4Kプレミアムカフェ「ハプスブルク帝国(2)」9月1日の放送情報

項目内容
放送局NHK BSP4K
放送日時2026年9月1日(火)22:50~24:40
元番組ハイビジョン特集 シリーズ ハプスブルク帝国 第2回
サブタイトル女帝マリア・テレジア
制作年2007年
ナレーション高橋美鈴、夏木マリ
演出山本明佳
プロデューサー本木敦子

制作会社ドキュメンタリージャパンの公式制作実績では、9月1日22:50~24:40の再放送として掲載され、同日9:30からの放送枠も案内されています。NHK公式個別ページは今回の調査環境では本文取得が制限されたため、制作会社公式情報と放送局公式データ系番組表を照合して放送日時を確認しています。

第2回は何を描く?マリア・テレジアと18世紀ウィーン

今回の中心人物マリア・テレジアは、1740年から1780年までオーストリア大公・ハンガリー王・ボヘミア王などとしてハプスブルク領を統治しました。父カール6世の死後に広大な領地を受け継ぎますが、その継承をめぐってオーストリア継承戦争が起こり、若い君主は王朝そのものの存続をかけた状況に置かれます。

番組の題名に「女帝」とありますが、厳密には神聖ローマ皇帝位に就いたのは夫フランツ1世や息子ヨーゼフ2世です。マリア・テレジア自身はハプスブルク領の実質的な統治者として強い権力を握り、日本では分かりやすく「女帝」と呼ばれることがあります。

なぜウィーンは「華やかな都」へ変わった?

18世紀のウィーンは、宮廷文化だけでなく行政・軍事・教育・都市制度の再編が進んだ時代です。オーストリア連邦首相府の歴史解説では、マリア・テレジア期に分散していた行政事務が中央集権化され、国家運営の仕組みが整理されていったことが確認できます。

都市の見た目を象徴するのがシェーンブルン宮殿です。宮殿公式によると、1740年代からマリア・テレジアの意向で大規模な改築が進み、皇帝一家が夏を過ごす壮麗な宮廷空間へ変化しました。劇場や庭園、華やかな室内装飾まで整備され、現在につながるシェーンブルンの姿の基礎がこの時代に形づくられています。

改革のポイント|学校・行政・警察まで国家の仕組みを作り直した

マリア・テレジアの時代を理解するうえでは、豪華な宮殿だけでなく改革にも注目です。ウィーン大学の人物史は、1774年の一般的な学校制度改革を含む教育政策を大きな業績として挙げています。オーストリア国立公文書館も、1749年に王朝の重要文書を集約する中央的な家政・宮廷・国家文書館が設けられたと説明しています。

さらにオーストリア内務省の警察史では、1757年にウィーンで警察局が設置されたことが紹介されています。戦争を支えるための税制や軍制だけでなく、人口把握、行政、治安、教育といった日常に近い制度まで整えていったことが、18世紀国家の変化を実感するポイントです。

多民族国家のウィーンを見るときのポイント

ハプスブルク領は、現在のオーストリアだけで完結する国ではありません。ハンガリー、ボヘミアなど言語・宗教・歴史の異なる地域を束ねる複合君主国でした。そのため、中央集権化を進めるほど、各地域の伝統や特権との調整も必要になります。

番組では「華やかな都」という表面だけでなく、さまざまな地域から人・物・文化が集まる首都ウィーンを、巨大な王朝国家の結節点として見ると面白さが増します。宮廷文化、行政改革、軍事、婚姻、都市整備が別々の話ではなく、すべて「多民族国家をどう保つか」という課題につながっています。

第1回からどうつながる?王朝の拡大から国家の再設計へ

前日の第1回では、マクシミリアン1世までの王朝拡大と婚姻政策が大きな軸でした。詳しくは「ハプスブルク帝国(1)双頭の鷲の下に」再放送記事で整理しています。

第2回は、何世代もかけて広がった領地を「どう統治するか」がテーマへ移ります。マリア・テレジアの時代を、王朝の華やかさだけでなく、拡大した帝国を維持するための制度づくりとして見ると、第1回とのつながりがはっきりします。

放送中に注目したい5つのキーワード

キーワード見るポイント
マリア・テレジア女性君主として継承危機を乗り越えた政治判断
ウィーン多民族国家の首都として人と文化が集まる場所
シェーンブルン宮殿宮廷文化と都市の華やかさを象徴する空間
改革行政・教育・治安など国家機構の再編
継承戦争改革を急ぐ背景となった王朝存続の危機

よくある質問

「ハプスブルク帝国(2)女帝マリア・テレジア」はいつ放送?

2026年9月1日(火)22:50~24:40、NHK BSP4Kで放送予定です。制作会社公式では同日9:30からの放送枠も掲載されています。

マリア・テレジアは本当に皇帝だった?

神聖ローマ皇帝になったのは夫フランツ1世や息子ヨーゼフ2世です。マリア・テレジアはオーストリア大公・ハンガリー王・ボヘミア王などとしてハプスブルク領を実質的に統治しました。

番組の見どころは?

18世紀のウィーンが宮廷文化だけでなく、行政・教育・都市制度の改革によって多民族国家の中心へ変化していく過程です。

まとめ|第2回は「帝国を広げた後、どう統治したか」を見る回

「ハプスブルク帝国(2)女帝マリア・テレジア」は、王朝の象徴的な女性君主を通して18世紀のウィーンと国家改革をたどる回です。シェーンブルン宮殿の華やかさと、行政・教育・治安を組み替える現実的な統治を同時に見ることで、マリア・テレジアの時代が立体的に見えてきます。

第1回の「王朝をどう広げたか」から、第2回の「広がった領地をどうまとめたか」へ。シリーズを続けて見ると、ハプスブルク家が単なる名門一族から多民族帝国の統治機構へ変わっていく流れを追えます。

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