全東信の未払い売上金はいつ入る?約54億円の支払対象・10月30日頃の入金予定を整理
クレジットカード決済代行会社「全東信」の破産で、加盟店に入るはずだった売上金が止まっていた問題に大きな動きがありました。破産管財人と提携カード会社側の調整により、未精算のクレジット売上金は加盟店へ支払われる見込みとなっています。
2026年9月25日時点の案内では、対象はおよそ2万件、総額は報道各社で約54億円とされ、入金時期は2026年10月30日ごろが予定されています。ここでは「自分の店は対象なのか」「いつ、どの口座に入るのか」を中心に整理します。
全東信の未払い売上金はいつ支払われる?
現時点で示されている支払い時期は2026年10月30日ごろです。最終的な支払日が確定した場合は、全東信の公式サイトなどで案内される予定とされています。
加盟店側から見ると、7月の破産開始以降、通常の入金サイクルが途切れた状態が続いていました。今回の整理によって、少なくとも対象と確認された未精算分については、通常の破産配当を待つ形ではなく、カード会社側が資金を用意して支払う枠組みが示されています。
支払い対象になる売上金の期間と範囲
カード会社側の案内では、主な対象は2026年7月1日から7月31日までに発生した売上金と、6月以前に発生していた未精算分です。破産手続開始日の前後を問わず、各カード会社が所定の確認を行った金額が対象になります。
| 確認ポイント | 内容 |
| 対象期間 | 主に2026年7月1日〜7月31日の売上金 |
| 過去分 | 6月以前の未精算分も確認対象 |
| 件数・規模 | 約2万件・約54億円と報道 |
| 支払時期 | 2026年10月30日ごろを予定 |
| 控除 | 所定の手数料を差し引いた額 |
元のニュースでは約53億円と伝えられているものもありますが、9月25日の複数の続報では約54億円とされています。集計時点や端数処理の違いがあるため、個々の加盟店が受け取る額は、最終的に送付される振込明細で確認するのが確実です。
どこに振り込まれる?加盟店が確認したい口座情報
対象カード会社分は、カード会社が資金を準備し、破産管財人が管理する全東信の支払いシステムを使って、加盟店が登録済みの口座へ振り込む方法が案内されています。
そのため、過去に全東信へ登録した口座が解約済み、名義変更済み、情報不備があるといった場合には、通常どおり送金できない可能性があります。入金日が近づいたら、登録口座が現在も利用できるかを確認しておくと安心です。
カード会社7社の扱いは同じ?
報道では、ユーシーカード、ジェーシービー、三菱UFJニコス、三井住友トラストクラブ、三井住友カード、イオンフィナンシャルサービス、クレディセゾンの7社が関係するとされています。
ただし支払い実務は完全に同一ではありません。6社分は破産管財人側の仕組みを通じた支払いが案内され、クレディセゾン分は同時期に同社から加盟店へ個別に支払う予定とされています。自店で利用していたカードブランドごとに案内を確認することが大切です。
振込明細はいつ届く?金額確認の方法
支払い後には、破産管財人から振込明細書が郵送される予定です。受取額は「売上総額そのまま」ではなく、所定の確認を経た支払対象額から所定の手数料を控除した額とされています。
帳簿上の未収金と実際の振込額に差がある場合は、カード会社別・対象日別の売上データ、過去の入金履歴、振込明細を突き合わせる必要があります。特に複数店舗や複数端末を運用していた事業者は、店舗単位・端末単位で確認資料を残しておくと照合しやすくなります。
全東信破産の経緯をあわせて確認
全東信は2026年7月6日に大阪地方裁判所から破産手続開始決定を受けました。負債総額は東京商工リサーチの公表で1151億6400万円とされ、加盟店の売上金未払いだけでなく、決済端末が使えなくなるなど幅広い影響が出ました。
今回の未払い問題の背景を詳しく知りたい場合は、既存記事の「全東信破産で何が起きた?」や、決済代行会社の破産でクレカが使えなくなる仕組みの解説も参考になります。
よくある質問(FAQ)
全東信の未払い売上金はいつ入金されますか?
2026年9月25日時点では、2026年10月30日ごろの入金が予定されています。最終的な支払日は公式案内で確認してください。
対象になるのは7月分だけですか?
主に2026年7月1日から31日に発生した売上金に加え、6月以前の未精算分も各社所定の確認を経て対象になります。
約54億円は加盟店にそのまま全額入りますか?
未精算売上全体として全額支払いの枠組みが示されていますが、各加盟店への実際の支払額は所定の確認後、手数料を控除した金額です。
まとめ
全東信の破産で止まっていたクレジット売上金については、約2万件・約54億円規模の未精算分をカード会社側が支払う方向で整理され、入金は2026年10月30日ごろが予定されています。対象は主に7月分とそれ以前の未精算分で、登録口座への送金後、振込明細が郵送される見込みです。
加盟店は、登録口座の状態、カード会社別の売上記録、未収金台帳を確認し、実際の入金額と照合できるよう準備しておくのがポイントです。

