山下洋輔×鈴木優人の曲目は?「ラプソディー・イン・ブルー」まで即興競演を解説|9/3 BSP4K|9/3 13:00

2026年9月3日(木)13時からNHK BSP4Kで放送される『名手ふたり・ピアノの競演「山下洋輔×鈴木優人」』。ジャズ・ピアニストの山下洋輔さんと、指揮・鍵盤の両面で活躍する鈴木優人さんが、2台のピアノでジャンルを越えてぶつかり合う80分です。

NHKの放送局公式情報では、山下さんの熱い肘打ち奏法に対し、鈴木さんがバロックの名旋律を即興の中へしのび込ませる“アドリブ合戦”が見どころとして紹介されています。バッハからビル・エヴァンス、ガーシュウィンまで曲調が大きく変わるため、「何を演奏する?」「2人はどんな関係?」「ラプソディー・イン・ブルーはどう変わる?」と気になる人向けにポイントを整理します。

9月3日『名手ふたり・ピアノの競演』放送情報

番組名名手ふたり・ピアノの競演「山下洋輔×鈴木優人」
放送日時2026年9月3日(木)13:00~14:20
放送局NHK BSP4K
出演山下洋輔、鈴木優人
収録東京芸術劇場コンサートホール
元公演芸劇リサイタル・シリーズ「VS」Vol.2 山下洋輔 × 鈴木優人

元になった公演は2022年3月31日の「VS」Vol.2

東京芸術劇場の公式ページでは、このステージを「異ジャンルのアーティストによる競演」として企画。2人のピアニストが同じ楽器を使いながら、それぞれの感性や技術をぶつける新しい形のリサイタルとして紹介しています。

当初は2022年3月4日に予定されていましたが、公演関係者の新型コロナウイルス濃厚接触の可能性を受けて中止となり、3月31日に振替公演が実施されました。山下洋輔さんの公式サイトでも、この公演がNHK BS8K/4Kで『名手ふたり・ピアノの競演』として放送されていることが案内されています。

曲目は?バッハから「ラプソディー・イン・ブルー」まで

NHKの番組情報で明示されている代表曲は、J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集」、ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」、ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」です。

  • J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集より
  • コズマ/枯葉(山下洋輔ソロ)
  • モーツァルト/ロンド イ短調 KV511(鈴木優人ソロ)
  • 山下洋輔 オリジナル曲
  • ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ
  • ガーシュウィン/3つの前奏曲
  • ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー

この曲目は東京芸術劇場の公演ページに掲載されたものです。バッハやモーツァルトのクラシック作品からジャズ・スタンダード、山下さんのオリジナル、そしてクラシックとジャズの境界を行き来するガーシュウィンへ進む構成なので、2人の違いと共通点が見えやすくなっています。

山下洋輔の「肘打ち」と鈴木優人のバロック引用がぶつかる

放送案内で強調されているのが、2人の即興のやり取りです。山下さんはフリージャズで培ったエネルギッシュな演奏で知られ、鍵盤を肘で打つ奏法も代名詞の一つ。一方の鈴木さんは、バロック音楽の通奏低音など即興性を含む古楽の実践にも深く関わっています。

つまり「ジャズの人が即興、クラシックの人が譜面通り」という単純な対比ではありません。鈴木さん側にも即興の語彙があり、その中へバロックの旋律を忍ばせることで、山下さんのフレーズに別の時代の音楽で返していくところが、この共演ならではの面白さです。

「ラプソディー・イン・ブルー」は2人をつなぐ曲

ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」は、クラシックの管弦楽とジャズ語法を大胆に結びつけた作品。今回のような“ジャンル越境型”の2人にとって象徴的な選曲です。

東京芸術劇場の紹介では、山下さんと鈴木さんは指揮者とソリストとして共演を重ねてきた関係とされ、鈴木さんが関わる麻布学園OBオーケストラでも山下さんが「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏してきた縁が紹介されています。単発の異色企画ではなく、共演の積み重ねがある2人だからこそ、互いの出方を分かったうえで崩していけるのがポイントです。

放送中に注目したい3つの聴きどころ

  • 同じフレーズへの返し方:相手の音を受け、すぐ別のリズムやハーモニーで返す瞬間
  • クラシックの旋律が突然現れる場面:即興の中にバロックや既成曲の断片が混じる遊び
  • 2台ピアノの音量と間:激しく重ねるだけでなく、片方が引いて相手を立てる瞬間

技術用語を知らなくても、「今のフレーズは相手の真似?」「さっきの旋律が形を変えて戻った?」という聴き方をすると、2人が音で会話している感覚をつかみやすくなります。

よくある質問

放送は何時から?

2026年9月3日(木)13:00~14:20、NHK BSP4Kです。

どこで収録された?

東京芸術劇場コンサートホールです。元公演は2022年3月31日に行われました。

出演者は?

山下洋輔さんと鈴木優人さんの2人です。

代表的な曲目は?

バッハの平均律、ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」、ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」などです。

参考にした公式・一次情報

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