歌手・山本あき、7年ぶり復活ステージ|「こまつ着物を愛する会」10周年で

頸椎椎間板ヘルニアのため活動を休止していた、白山市出身の歌手・山本あきさんが、小松市内で開かれた能登復興チャリティーイベントで約7年ぶりに県内で歌声を披露しました。

病気の影響で声が出なくなった山本さんは、歌の道を諦めまいと独学のリハビリを続け、復帰にこぎ着けました。

今回の舞台は「こまつ着物を愛する会」と「こまつ美食の会」の10周年記念パーティーで行われ、着物文化と地域活性化をめぐる話も披露されています。

涙の復活ステージの様子と、着物による地域活性化への思いをまとめて紹介します。

この記事の要点

  • 山本あきが頸椎椎間板ヘルニアによる活動休止から約7年ぶりに県内で復活ステージを披露した
  • ステージは「こまつ着物を愛する会」「こまつ美食の会」10周年記念パーティーで行われた
  • 大畑清三会長は「着物で町の中を歩いて、着物文化で活性化してほしい」とあいさつした
  • 山本は今年デビュー20周年の節目を迎えている

声を失った歌手が続けた独学のリハビリ

山本さんは2006年にデビューし、日本レコード大賞新人賞、日本作曲家協会音楽祭奨励賞を受賞するなど活躍してきました。

2018年ごろに頸椎椎間板ヘルニアが発覚し、病気の影響で声が全く出なくなり、2019年10月に活動を休止しています。

「やっぱり歌いたい」という思いを強くした山本さんは、4年前から独学のボイストレーニングでリハビリを開始し、「ゼロからやって声が出なかったら諦めよう」という覚悟で取り組んできました。

少しずつ声を取り戻し、今回念願のステージ復帰を果たしています。

両親の前で涙 デビュー曲含む6曲を熱唱

山本さんが出演したのは、7月18日にウレシャス小松で開かれた「こまつ着物を愛する会」と「こまつ美食の会」の10周年記念パーティーです。

デビュー曲「哀しみ模様」など6曲を情感たっぷりに歌い上げ、最前列で見守る両親の姿を見て涙ぐむ一幕もありました。

両親やファンら約120人を前に、「皆さんの前で再び歌えるのが幸せ」と涙の復活ステージに万感を込めています。

今年でデビュー20周年の節目を迎える山本さんは「私は歌うことしかできない。『あきの歌を聴きたい』と言ってくれる人たちの所へ出掛けていきたい」と意欲をみせました。

「着物で町を活性化してほしい」大畑会長の思い

パーティーでは冒頭、両会の大畑清三会長が「ぜひ着物で町の中を歩いて、着物文化で小松、石川を活性化してほしい」とあいさつしました。

山本さんと「絆酒」でデュエットする一幕もあり、音楽と着物文化を結びつけた温かいイベントとなりました。

輪島市出身の大畑会長の呼び掛けで、同市の御陣乗太鼓保存会が出演したほか、チンドン華乃家、三味線の千本民枝さんも節目に花を添えています。

着物という伝統文化を通じて地域を盛り上げようとする10年間の活動が、今回のパーティーでも色濃く反映されていました。

「こまつ着物を愛する会」10年の歩み

「こまつ着物を愛する会」は、着物文化を通じて小松の地域活性化を目指す団体として活動を続けてきました。

今回、10周年という節目のタイミングで、能登復興チャリティーイベントとしての意味合いも兼ねた記念パーティーが開かれています。

着物姿で町を歩くという活動は、観光振興と伝統文化の継承という2つの側面を持つ取り組みといえるでしょう。

地域の伝統芸能や音楽とも連携しながら、こうした活動が今後も続いていくことが期待されます。

まとめ

山本あきさんの7年ぶりの復活ステージは、「こまつ着物を愛する会」10周年という節目のイベントで実現しました。

声を取り戻すための地道なリハビリと、着物文化による地域活性化という2つのテーマが重なった今回のステージは、多くの人の心を動かしたのではないでしょうか。

デビュー20周年を迎える山本さんの今後の活動、そして着物を通じた小松の地域活性化にも注目です。

あわせて読みたい

このテーマの関連記事はこちら