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世界遺産〜アフリカの奇岩・1万3000年前の岩絵|マトボの丘群はどこ?奇岩と岩絵を解説【11月1日】|11/1 18:00

11月1日(日)18時からTBSで放送される「世界遺産〜アフリカの奇岩・1万3000年前の岩絵」は、アフリカ南部・ジンバブエのマトボの丘群を訪ねます。

見どころは、長い風化と侵食で生まれた巨大な奇岩、少なくとも1万3000年前までさかのぼる岩絵、そして現在も岩山を神聖な場所として祈りを捧げる人々の姿です。見た目は圧倒的な自然景観ですが、登録されているのは文化遺産。なぜ「岩の絶景」が文化遺産なのかが分かる回です。

11月1日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年11月1日(日)18:00〜18:30
放送局TBS1
番組名世界遺産〜アフリカの奇岩・1万3000年前の岩絵
舞台ジンバブエ・マトボの丘群
ナビゲーター/ナレーター鈴木亮平
テーマ曲Vaundy「軌跡」
配信TBS FREE、TVer

TBS公式番組ページでは、11月1日18時から放送され、鈴木亮平さんがナビゲーターとナレーターを担当すると案内されています。番組公式ページにはTBS FREEとTVerでの配信も掲載されています。

10月25日は番組が休止となっており、TBSは10月23日付のお知らせで、次回放送が11月1日になることを告知しています。2週間ぶりの新しい放送で取り上げられるのが、ジンバブエのマトボの丘群です。

マトボの丘群はどこ?ジンバブエ南西部の世界遺産

マトボの丘群は、ジンバブエ南西部のブラワヨから南へ約35kmの地域に広がる文化的景観です。UNESCO世界遺産センターでは、花崗岩からなる独特の岩石地形が密集し、「海のように連なる丘」をつくっていると説明されています。

世界遺産への登録は2003年で、登録基準は(iii)(v)(vi)。評価されたのは、奇岩そのものの珍しさだけではありません。岩陰に残る大量の岩絵、人々が長期間この場所で暮らしてきた痕跡、現在まで続く宗教的な伝統が一つの景観の中で結びついていることが重要です。

TBS公式は、長い年月の風化と侵食によって生まれた奇岩が大地を埋め尽くすと紹介しています。担当ディレクターのコメントでも、まず奇岩の絶景に目を奪われる一方、実際には文化遺産であり、赤い顔料で描かれた岩絵を見るとその理由が分かると語られています。

なぜ奇岩ができた?自然の造形と人の歴史が重なる場所

UNESCOによると、マトボの特徴的な岩の形は、花崗岩の組成や割れ目の方向が場所によって異なり、それぞれが長い年月の風化に異なる反応をしたことで生まれました。

巨大な岩は景観をつくるだけでなく、天然のシェルターにもなりました。岩の下や岩陰は人が身を守れる場所となり、石器時代から人間の活動と深く結びついてきました。

ここが番組を見るうえで大切なポイントです。マトボでは、「自然がつくった岩」と「人が残した文化」を分けて考えることができません。岩の形が住まいや祈りの場所をつくり、その岩肌に絵が描かれ、さらにその場所が現在まで神聖視されてきました。

1万3000年前の岩絵には何が描かれている?

UNESCO世界遺産センターは、マトボの丘群には南部アフリカでも特に密度の高い岩絵群があり、少なくとも1万3000年前までさかのぼると説明しています。

TBS公式では、岩陰に狩猟採集民サンが描いた古代の岩絵が数多く残り、動物や人々の姿が当時の暮らしや精神世界を伝えていると紹介されています。

UNESCOも、これらの絵が芸術様式の変化だけでなく、社会や宗教的な考え方の変化を示すとしています。単なる「古い絵」ではなく、長い時間の中で人々の生活や信仰がどう変わったのかを読み取る手がかりになっているのです。

また、考古学資料と岩絵を合わせると、マトボの丘群では少なくとも50万年にわたる人類の活動の証拠があるとUNESCOは説明しています。番組タイトルの「1万3000年前」は岩絵の年代を示す数字ですが、土地そのものと人との関係はさらに長い時間軸で続いています。

なぜ自然遺産ではなく文化遺産なの?

マトボの丘群は、見た目だけなら巨大な奇岩が連なる自然遺産のように感じられます。しかし世界遺産として評価されている中心は、人と岩が長期間にわたって築いてきた関係です。

UNESCOは、岩絵に表れた狩猟採集社会の暮らし、のちに農耕社会へ移っていく変化、そして現在も岩山に結びつく宗教的伝統を重要な価値として挙げています。

TBSの予告でも「一見、自然遺産と思いきや、実は文化遺産」と紹介されています。今回の30分は、絶景だけで終わらず、その岩が人にとって住まい、記録のキャンバス、神聖な場所になってきた理由を映像でたどる内容です。

現在も続く祈りとは?マトボの岩と精神世界

今回の番組では、古代の岩絵だけでなく、現在も岩山の麓で暮らす人々が祈りを捧げる姿が紹介されます。

UNESCOによると、マトボには現在も使われる聖所や神聖な場所があり、地域社会の伝統的・社会的な活動と深く結びついています。特にムワリ信仰は、南部アフリカの重要な宗教的伝統の一つとして説明されています。

岩絵は過去の文化、祈りは現在の文化というように切り離されているのではなく、同じ岩山が何千年ものあいだ人の精神世界の中心であり続けたことがマトボの大きな特徴です。

鈴木亮平のナレーションで見るポイント

ナビゲーター/ナレーターは鈴木亮平さんです。TBS「世界遺産」では、世界各地の自然や文化を映像で紹介しながら、歴史的背景や登録理由をナレーションでつないでいます。

今回のマトボは、奇岩のスケール感、岩絵の細部、現在の祈りという3つの時間感覚が重なる場所です。映像では、遠景で見る巨大な岩の配置と、岩陰に近づいたときに見える赤い岩絵の差にも注目したいところです。

番組シリーズの別回を読みたい方は、世界遺産10月18日ルーネンバーグ旧市街はなぜ世界遺産?格子状の街と漁業の歴史も参考になります。

世界遺産「飛鳥・藤原」と比べると見え方が変わる

TBS「世界遺産」は2026年8月23日に、日本の飛鳥・藤原の宮都も取り上げています。飛鳥・藤原では宮殿、役所、寺院、墳墓などから古代国家形成の過程をたどりましたが、マトボでは自然の岩そのものが人の暮らしや信仰の場になっています。

同じ文化遺産でも、評価される形は大きく違います。建造物や都市だけが文化遺産なのではなく、人と自然が長く関係を築いてきた景観も文化遺産になることが分かります。

日本の世界遺産との違いを見比べたい方は、世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」飛鳥と藤原は何が違う?19資産と日本のはじまりもあわせてどうぞ。

見逃し配信はある?

TBS公式番組ページには、TBS FREEとTVerの配信案内が掲載されています。放送時間に見られない場合は、公式の配信ページで最新の公開状況を確認できます。

番組公式サイトには過去回のアーカイブもあり、2026年はルーネンバーグ旧市街、バクー、ハンブルク、飛鳥・藤原の宮都など、さまざまな文化遺産・自然遺産を取り上げています。

参考にした情報

よくある質問

マトボの丘群はどこにありますか?

ジンバブエ南西部、主要都市ブラワヨから南へ約35kmの地域にあります。

岩絵は本当に1万3000年前のものですか?

UNESCOは、マトボの丘群の岩絵が少なくとも1万3000年前までさかのぼると説明しています。

マトボの丘群は自然遺産ですか?

いいえ。奇岩の絶景で知られますが、岩絵や人々の長い居住、現在も続く信仰との結びつきが評価された文化遺産です。

ナレーターは誰ですか?

11月1日放送回のナビゲーター/ナレーターは鈴木亮平さんです。

まとめ

11月1日のTBS「世界遺産」は、ジンバブエのマトボの丘群を特集します。長い風化と侵食が生んだ奇岩、少なくとも1万3000年前までさかのぼる岩絵、そして現在も続く祈りが一つの景観の中でつながっている場所です。

「なぜこの絶景が自然遺産ではなく文化遺産なのか」という疑問を意識して見ると、今回のテーマが分かりやすくなります。奇岩の迫力だけでなく、その岩に人が住み、描き、祈ってきた長い時間に注目すると、マトボの世界遺産としての価値がより深く伝わってきます。

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