白い巨塔 第5話「祝宴」あらすじ・キャスト|菊川登場と1億円寄付、財前と里見の分岐【10月14日TVh】|10/14 8:05
2026年10月14日(水)あさ8時05分からTVhで放送される「白い巨塔」は、第5話「祝宴」です。教授選をめぐる財前五郎の戦いが一段深くなる一方、里見脩二は末期がん患者・林田加奈子と真正面から向き合います。
この回で特に押さえておきたいのは、東教授が後継候補として考える菊川昇の登場、財前が1億円の寄付を教授選の力へ変えていく動き、そして里見が加奈子へ病状を告げる場面です。第5話の出来事を時系列で追いながら、主要キャストと見どころを整理します。
白い巨塔 第5話「祝宴」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月14日(水) |
| 放送時間 | 8:05〜9:00 |
| 放送局 | TVh テレビ北海道 |
| 話数・サブタイトル | 第5話「祝宴」 |
| 原作 | 山崎豊子 |
| 脚本 | 井上由美子 |
| 第5話演出 | 西谷弘 |
TVh公式の映画・ドラマ案内では、「白い巨塔」は月曜から金曜のあさ8時05分に放送される作品として掲載されています。第5話「祝宴」の物語そのものは、フジテレビ公式の2003年放送時バックナンバーで詳しく確認できます。
本作は、浪速大学医学部を舞台に、第一外科助教授の財前五郎と第一内科助教授の里見脩二を対照的に描く医療ドラマです。第5話は、財前の教授選と里見の患者への姿勢が同時進行し、2人が何を優先する医師なのかがより鮮明になる回です。
第5話「祝宴」のあらすじを時系列で紹介
1. 財前が東教授の後継候補・菊川と対面する
特診患者・五十嵐の手術を成功させた財前は、その報告のため東貞蔵教授の部屋を訪れます。そこで目にしたのが、見知らぬ若い医師でした。
その人物は、東が自分の後継者として白羽の矢を立てた石川大学助教授の菊川昇です。心臓外科の若き権威であり、研究面でも評価される存在でした。
教授選を目前にして東の態度に不信感を募らせていた財前は、菊川の登場によって「自分を教授にするつもりがない」という疑いを強めていきます。
財前はすぐに里見のもとへ行き、菊川について情報を求めます。研究熱心な里見は菊川の業績をよく知っており、財前は相手が単なる当て馬ではないと実感することになります。
2. 里見は末期がんの林田加奈子をどう救うか悩む
一方の里見が抱えていたのは、教授選とはまったく違う問題でした。製薬会社社員の林田加奈子は、胃から肝臓や肺へ転移した末期がんで、治療の選択肢が極めて限られていました。
里見は加奈子を別の病院へ移すよう求められても簡単には受け入れず、病理学の権威である大河内教授を訪ねます。抗がん剤治療の可能性を病理検査から探りたいという里見の申し出に、大河内は医師としての姿勢を評価します。
財前は外科医として、手術によって確実に救える患者を優先すべきだという考えを崩しません。里見はたとえ治癒が難しくても、患者のためにできることを探そうとします。
第5話では、この2人の医療観の違いが教授選の物語と並行して描かれます。
3. 五十嵐が1億円の寄付を申し出る
手術から回復した五十嵐は退院の日、財前への感謝として第一外科へ1億円を研究費として寄付すると申し出ます。財前にとって、この巨額の寄付は単なる謝礼では終わりません。
財前は1億円を第一外科だけで使うのではなく、医学部創立120周年の基金にする案を鵜飼医学部長へ持ち込みます。記念式典で発表すれば鵜飼の顔も立つという提案で、財前は自分の教授選を有利にするための接点を作ろうとします。
鵜飼は財前の狙いを察しながらも、教授選の選考委員を自派で固めることを示唆します。ここで財前は、手術の腕だけでは届かない教授の椅子に向け、病院内の力関係そのものを動かし始めます。
4. 又一たちが教授選へ“実弾攻勢”を始める
財前の舅・財前又一と地区医師会長の岩田も、教授選に向けた具体的な動きを始めます。選考委員会を構成する教授をどう押さえるかが重要と判断し、財前を教授にするための支援を強めていきます。
前回の第4話では、又一が財前に「結局は金だ」と裏の方法をほのめかしていました。第5話では、その言葉が実際の行動へ移っていくため、前回から続く教授選の緊張がさらに高まります。
財前自身も五十嵐からの寄付を鵜飼との交渉材料にし、又一たちは大学外から教授たちへ働きかける構図になります。誰が財前を支持し、誰が東教授側に回るのかという人間関係が、手術とは別の勝負として見えてきます。
5. 「祝宴」の裏で里見は加奈子に病状を告げる
浪速大学医学部創立120周年記念会では、五十嵐が財前への感謝と基金への寄付を公表し、会場は華やかな空気に包まれます。財前にとっては、自分の実績と存在感を周囲に示す絶好の場です。
しかし同じころ、里見は加奈子に病状を正直に伝えていました。加奈子は不安と悲しみをあらわにしながら、最期まで里見に診てほしいと願います。
里見はその言葉を受け止め、最後まで診ることを約束します。
タイトルの「祝宴」が示す華やかな世界と、患者の命に向き合う静かな場面が対照的に置かれていることが、この回の大きな特徴です。財前は教授になるための道を進み、里見は一人の患者のそばにいる道を選びます。
第5話の主要キャストと役名
第5話で物語の中心になる人物を整理します。
| キャスト | 役名 | 第5話での立場 |
|---|---|---|
| 唐沢寿明 | 財前五郎 | 第一外科助教授。教授選を勝ち抜くため動きを強める |
| 江口洋介 | 里見脩二 | 第一内科助教授。加奈子の治療と告知に向き合う |
| 石坂浩二 | 東貞蔵 | 第一外科教授。後継候補として菊川を招く |
| 沢村一樹 | 菊川昇 | 石川大学助教授。東が考える有力な後継候補 |
| 木村多江 | 林田加奈子 | 末期がんと判明し、里見の治療を受ける患者 |
| 伊武雅刀 | 鵜飼良一 | 医学部長。財前が教授選で頼ろうとする実力者 |
| 西田敏行 | 財前又一 | 財前の舅。教授選を外側から支える |
| 黒木瞳 | 花森ケイ子 | 財前の本音を受け止め、刺激を与える存在 |
| 矢田亜希子 | 東佐枝子 | 東教授の娘。菊川との縁談めいた話に複雑な反応を見せる |
| 品川徹 | 大河内教授 | 病理学の権威。患者を思う里見の姿勢を支持する |
財前と里見だけでなく、第5話では菊川、大河内、鵜飼、又一といった人物がそれぞれの価値観で2人に影響を与えます。教授選側と患者側の人物を分けて見ると、話の構造が理解しやすくなります。
第5話「祝宴」の見どころは3つ
菊川の登場で教授選が「財前対東」の直接対決になる
これまで財前は、東教授が自分を快く思っていないことを感じていました。第5話で菊川という具体的な候補が現れたことで、教授選の不安は現実の競争相手へ変わります。
菊川は感情的に財前を挑発する人物ではなく、外科医・研究者として評価されている人物です。だからこそ財前にとって脅威になります。
東が誰を推し、鵜飼がどう動き、財前陣営が何をするのかを見るのが、この先の教授選を追うポイントです。
1億円の寄付をどう使うかに財前の政治力が表れる
五十嵐からの1億円を第一外科の研究費として受け取るだけなら、財前の名声を示すエピソードで終わります。ところが財前は、その寄付を医学部全体の基金へ回すことで鵜飼へ恩を売る形を作ります。
ここでは、財前の優秀さが手術技術だけではないことが分かります。教授選では人事と派閥が重要であり、財前は相手の利益を読みながら自分の支持へ結びつけようとします。
「祝宴」は、その政治的な駆け引きが表面化する回でもあります。
里見と加奈子の場面が財前との違いを浮かび上がらせる
里見は、治癒の可能性が低い患者でも、目の前の人にできることを考え続けます。加奈子への告知は辛い場面ですが、里見が患者の人生そのものに責任を持とうとする姿勢が表れます。
財前が教授選のために巨大な組織を動かそうとしている時間に、里見は一人の患者と向き合っています。この並行描写によって、同じ大学病院で働く2人の医師が何を大切にしているのかが強く伝わります。
前回・第4話「落選」から続くポイント
第4話では、加奈子が倒れて末期がんと判明し、里見が治療の可能性を探ろうとする一方、財前は「治る可能性のある患者を優先する」という立場を示しました。さらに財前は、東教授が外部候補を探している気配を感じ、教授選への警戒を強めています。
また、東の妻・政子は娘の佐枝子の結婚相手という視点も絡めて、独身の菊川を後継候補として意識します。第5話で菊川本人が現れるため、第4話で準備された複数の火種が一気に表へ出る形です。
これまでの流れを振り返りたい場合は、白い巨塔 第3話「土下座」のあらすじ・キャストも合わせて読むと、財前と東教授の関係が悪化していく過程を追いやすくなります。物語の出発点から整理したい方は、白い巨塔 第1話のあらすじ・キャストも参考になります。
「祝宴」というタイトルが示す2つの世界
第5話の題名になっている「祝宴」は、医学部創立120周年記念会の華やかな場を直接表しています。そこでは五十嵐の寄付が発表され、財前の存在感が高まり、教授選をめぐる人間関係も動きます。
しかし同じ回では、末期がんの加奈子が自分の病状を知り、里見に最期まで診てもらいたいと願います。祝いの席と病室の現実が並ぶことで、大学病院という組織の「権力」と「医療」がはっきり対比されます。
財前も里見も医師として患者を見ていますが、財前は組織の頂点を目指し、里見は患者のそばに立つことを優先します。「祝宴」は、2人の違いを説明ではなく行動で見せる重要なエピソードです。
参考にした情報
よくある質問
白い巨塔 第5話「祝宴」はいつ放送されますか?
TVhでは2026年10月14日(水)あさ8時05分から放送予定です。TVh公式では「白い巨塔」を月曜から金曜のあさ8時05分に放送する作品として案内しています。
第5話で財前の教授選のライバルになる人物は誰ですか?
東教授が後継候補として招いた心臓外科医・菊川昇です。沢村一樹さんが演じています。
第5話の1億円の寄付は誰からですか?
財前が手術を成功させた特診患者・五十嵐からの寄付です。財前は第一外科だけの研究費にせず、医学部創立120周年の基金へ回す案を鵜飼医学部長に持ち込みます。
里見は林田加奈子にどう向き合いますか?
里見は末期がんの加奈子に病状を正直に伝え、加奈子から最期まで診てほしいと頼まれると、それを受け止めて最後まで診ることを約束します。
まとめ
「白い巨塔」第5話「祝宴」は、財前五郎の教授選が本格的な権力戦へ入り、里見脩二の医師としての姿勢がより鮮明になる回です。東教授が招いた菊川昇の登場によって財前は危機感を強め、五十嵐の1億円寄付を鵜飼医学部長との交渉へ結びつけます。
その一方で、里見は末期がんの林田加奈子に病状を告げ、最後まで患者のそばにいることを選びます。華やかな「祝宴」と患者の厳しい現実が同時に描かれることで、財前と里見が進む道の違いが強く印象づけられる第5話です。

