白い巨塔 第3話「土下座」あらすじ・キャスト|財前が里見に頭を下げる理由【10月12日TVh】|10/12 8:05
2026年10月12日(月)朝8時05分からTVhテレビ北海道で放送される「白い巨塔」は、唐沢寿明さん主演版の第3話「土下座」です。
今回の大きな焦点は、第一外科の次期教授を狙う財前五郎と、医師としての信念を曲げない里見脩二の関係が決定的に揺らぐ場面です。財前は教授選を有利に進めるため周囲への働きかけを続けますが、前回の膵臓がん手術をめぐって東教授の疑念が強まり、思わぬ形で査問の危機に追い込まれます。
第3話では、財前がなぜ里見に土下座するのか、その前後で誰が何をしたのかを押さえると、人間関係と権力争いがぐっと分かりやすくなります。ここではフジテレビ公式の第3話あらすじをもとに、出来事を時系列で整理します。
白い巨塔 第3話「土下座」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月12日(月)8:05〜 |
| 放送局 | TVhテレビ北海道 |
| 話数・副題 | 第3話「土下座」 |
| 主演 | 唐沢寿明(財前五郎) |
| 主要人物 | 江口洋介(里見脩二)、石坂浩二(東貞蔵)、伊武雅刀(鵜飼医学部長)、西田敏行(財前又一)ほか |
| 原作 | 山崎豊子「白い巨塔」 |
| 脚本 | 井上由美子 |
TVh公式の映画・ドラマページでは、「白い巨塔」は月曜から金曜の朝8時05分に放送される作品として案内されています。今回の第3話は、フジテレビで2003年10月23日に初回放送されたエピソードです。
フジテレビ公式はこの唐沢寿明さん主演版を、山崎豊子さんの代表作を現代設定に置き換えた全21話の連続ドラマとして紹介しています。大学病院の教授選を中心にした権力闘争だけでなく、医師の使命や生命の尊厳も大きなテーマになっています。
第3話「土下座」のあらすじを時系列で整理
1. 財前が贈った油絵を鵜飼医学部長が「預かる」
第3話の冒頭で、財前五郎は鵜飼医学部長に贈った油絵の反応を気にしています。鵜飼は絵を明確に受け取るとも返すとも言わず、「預かっておく」という含みのある態度を見せます。
財前は教授選で鵜飼の後押しを得たい立場です。しかし鵜飼は、露骨に財前側へ立ったと見られることを避けるように距離を残します。この曖昧さが、財前をさらに焦らせることになります。
舅の財前又一は、そんな財前に地区医師会長の岩田を紹介します。岩田は鵜飼と浪速大学の同期で、かつて鵜飼の医学部長選を支えた人物でした。教授選をめぐる動きが大学内だけでなく、医師会を含む外部の人脈へ広がっていく点が序盤のポイントです。
2. 東教授が財前の後任に別の候補を探し始める
一方、第一外科教授の東貞蔵は、財前を自分の後任に据えることへ強い警戒心を抱いています。東のもとには、東都大学の船尾教授から次期教授候補者の履歴書が届きます。
東の妻・政子も財前への不快感を示し、財前以外の人物を後任にする動きを支持します。教授選は単純な実力評価ではなく、推薦、人脈、感情、家族の思惑まで入り込む複雑な争いになっていきます。
その会話を聞いた東の娘・佐枝子は、両親の俗世的なやり取りに嫌気が差し、里見の妻・三知代へ電話をします。佐枝子が里見の清廉な生き方にひかれていく背景も、こうした家庭内の場面から見えてきます。
3. 東教授が里見に膵臓がん手術について問いただす
物語が大きく動くのは、東教授が里見を呼び出す場面です。東は、財前が自分の不在中に行った膵臓がんの手術について、緊急性が本当にあったのかと里見に確認します。
東が疑っているのは、財前が患者のためではなく、自分の手柄や評価を高めるために手術を急いだのではないかという点です。里見は、財前の手術そのものについては完璧だったと評価し、多くの医師に見学させる価値があったと答えます。
ただし、その返答は「緊急手術でなければならなかった」と肯定するものではありません。東は里見の言葉を、手術に緊急性はなかったという意味に受け取り、財前を教授会で査問する方向へ動きます。
4. 東教授が鵜飼へ査問を申し入れ、財前に話が伝わる
東教授は鵜飼医学部長に対し、財前の手術を教授会で問題にするよう申し入れます。しかし鵜飼にとっても、この手術は自分の判断や見落としが関わる案件です。そのため、東に対しては明確に査問を約束せず、判断を預かるような返答にとどめます。
ところが東は、鵜飼の返事を査問実施の了解と受け取り、財前本人に教授会へ出席するよう命じます。財前にとって教授選を目前にした査問は、致命的になりかねません。
医局長の佃は、東に手術の話をしたのが里見だと財前へ伝えます。ここで財前の意識は、東との対立だけでなく、親友である里見への不信へ向かいます。
5. 財前と里見がクラブ「アラジン」で対峙する
財前は里見に連絡し、愛人の花森ケイ子がいるクラブ「アラジン」で会います。財前は、里見の発言によって自分が査問にかけられると責めます。
しかし里見は、自分の発言を取り下げるつもりがありません。それどころか、教授会に真実を報告する意思を示します。里見にとって重要なのは、財前の教授選や立場を守ることより、医師として事実を正しく伝えることです。
親友だからこそ見逃してほしい財前と、親友であっても医療に関する判断は曲げられない里見。第3話の中心は、この価値観の衝突にあります。
6. 財前が里見に土下座する
追い詰められた財前は、ついに里見の前で土下座します。目的は、里見に報告書を提出しないよう頼むことです。
自信家で、外科医としての腕にも強い誇りを持つ財前が頭を下げるのは、それだけ教授選が彼にとって大きな意味を持っているからです。普段の財前からは想像しにくい行動であり、第3話の副題「土下座」を象徴する場面です。
それでも里見は考えを変えません。里見は、自分も自分の信念のために闘っているという姿勢を示して去ります。財前の必死の懇願が通じないことで、2人の友情と医師としての価値観の違いがはっきり表面化します。
7. 鵜飼が又一に油絵を返すと告げる
物語の終盤では、鵜飼が財前又一に対し、財前から贈られた油絵を返す意向を示します。冒頭で「預かる」としていた贈り物が、ここで再び重要な意味を持ちます。
財前側が鵜飼の支持を期待して進めてきた工作が思い通りにいくとは限らないことが示され、第4話以降の教授選にも不穏な空気を残します。
財前五郎はなぜ里見脩二に土下座した?
財前が里見に土下座した直接の理由は、教授会へ提出する報告を止めてもらうためです。里見が膵臓がん手術について事実を報告すれば、財前は東教授が問題視する手術の判断を査問され、次期教授選に大きな傷を負う可能性があります。
財前は外科医としての技術には絶対的な自信を持っています。実際、里見も手術自体は完璧だったと評価しています。問題は、手術の緊急性と、東教授の不在中に財前が執刀した経緯です。
このため財前にとっては、「腕の良し悪し」ではなく「手術を急ぐ必要が本当にあったのか」が争点になります。教授の座を目前にする財前は、その一点で失脚するわけにはいかず、プライドを捨ててでも里見を止めようとしました。
一方の里見は、財前を陥れたいわけではありません。友人である財前の手術技術を認めながらも、医療上の判断について事実を曲げることはできないという立場です。だからこそ、財前が土下座しても態度を変えません。
この場面は「野心のために頭を下げる財前」と「立場より信念を優先する里見」という2人の対照を、最も鮮明に見せる場面になっています。
第3話の主要キャストと役名
| キャスト | 役名 | 役どころ |
|---|---|---|
| 唐沢寿明 | 財前五郎 | 浪速大学第一外科助教授。次期教授を狙う天才外科医 |
| 江口洋介 | 里見脩二 | 第一内科助教授。患者と医学的な真実を重視する財前の友人 |
| 黒木瞳 | 花森ケイ子 | クラブ「アラジン」のママ。財前の愛人 |
| 矢田亜希子 | 東佐枝子 | 東教授の娘。里見の生き方に関心を寄せる |
| 水野真紀 | 里見三知代 | 里見の妻 |
| 片岡孝太郎 | 佃友博 | 第一外科医局長。財前を支える立場 |
| 伊武雅刀 | 鵜飼医学部長 | 第一内科教授。教授選でも大きな影響力を持つ |
| 石坂浩二 | 東貞蔵 | 第一外科教授。財前を後任にすることへ警戒を強める |
| 西田敏行 | 財前又一 | 財前の舅。教授選に向けて人脈を駆使する |
フジテレビ公式の第3話ページには、このほか若村麻由美さん、西田尚美さん、野川由美子さん、池内淳子さん、伊藤英明さんらもキャストとして掲載されています。
第3話で注目したい3つの見どころ
財前と里見の友情が「医師としての信念」で試される
第3話最大の見どころは、財前と里見が単純な敵同士ではないことです。里見は財前の技術を否定しておらず、むしろ手術の完成度を高く評価しています。
それでも報告を曲げないのは、友情と医学上の事実を切り分けているからです。財前から見れば裏切りに映り、里見から見れば友人だからといって事実を変えられない。このズレが2人の関係を深くします。
教授選は「手術の腕」だけでは決まらない
財前は優れた外科技術を持ちながら、教授の座を得るために鵜飼、又一、岩田らとの関係を気にし続けます。一方の東教授も、自分の後任に財前以外の候補を用意しようと動きます。
病院内の評価、人脈、医師会との関係、贈り物、推薦候補といった要素が複雑に絡み、教授選が政治そのものとして描かれるのが「白い巨塔」前半の面白さです。第3話は、その構図が一段と明確になる回です。
副題「土下座」が財前の焦りを象徴する
財前は傲慢とも見えるほど自信に満ちた人物です。その財前が里見の前で土下座するため、場面の衝撃が大きくなります。
ここで財前が守ろうとしているのは、単なる面子ではなく、長く目指してきた教授の座です。どれほど強い人物でも、失いたくないものを前にすれば弱さを見せる。その人間臭さが、第3話を印象的なエピソードにしています。
「白い巨塔」唐沢寿明版は全21話
フジテレビ公式によると、唐沢寿明さん主演の「白い巨塔」は全21話・2クールで制作された連続ドラマです。第3話は、物語前半の教授選へ向けて財前と東教授の対立が加速し、財前と里見の価値観の違いも決定的に見えてくる段階にあたります。
バックナンバーでは、第4話の副題は「落選」、第5話は「祝宴」、第6話は「父の姿」と続きます。第3話の査問問題や鵜飼の態度が、次の教授選の流れへどうつながるのかを意識して見ると、人物同士の駆け引きを追いやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
白い巨塔 第3話「土下座」で財前が土下座する相手は誰ですか?
財前五郎が土下座する相手は、友人で第一内科助教授の里見脩二です。教授会への報告を提出しないよう頼みますが、里見は自分の信念を曲げません。
第3話で財前が査問されそうになる理由は何ですか?
東教授の不在中に行った膵臓がん手術について、緊急性が本当にあったのかが問題視されたためです。東教授は里見への聞き取りをもとに、財前が功名心から手術を急いだ可能性を疑います。
白い巨塔 第3話のTVhでの放送時間は何時ですか?
2026年10月12日(月)朝8時05分からです。TVh公式でも「白い巨塔」は月曜から金曜の朝8時05分放送と案内されています。
まとめ
「白い巨塔」第3話「土下座」は、教授選を前にした財前五郎が、膵臓がん手術をめぐる査問の危機に追い込まれ、親友の里見脩二へ報告を止めてほしいと土下座する回です。
財前の野心と里見の医師としての信念が真正面からぶつかる一方、東教授や鵜飼医学部長、財前又一、医師会長の岩田らも教授選をめぐって動きます。財前と里見の友情がどこまで保たれるのか、そして教授選の駆け引きがどう転ぶのかを意識すると、第3話の緊張感をより味わえます。

