白い巨塔 第4話「落選」あらすじ・キャスト|加奈子の末期がんと五十嵐手術、教授選の動き【10月13日TVh】|10/13 8:05
10月13日(火)8時05分からTVhで放送される「白い巨塔」第4話の副題は「落選」です。財前五郎の教授選をめぐる動きが強まる一方、里見脩二は重い病を抱えた患者と向き合い、2人の医師としての考え方の違いが鮮明になります。
第4話では、製薬会社の営業ウーマン・加奈子の病状、関西財界の大物・五十嵐の特診手術、教授婦人会「くれない会」の役員改選、そして東教授が新たな教授候補を意識し始める流れが同時に進みます。ここでは公式あらすじをもとに、出来事を順番に整理します。
白い巨塔 第4話「落選」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月13日(火)8:05〜9:00 |
| 放送局 | TVh1 |
| 話数 | 第4話 |
| 副題 | 落選 |
| 主演 | 唐沢寿明 |
| 原作 | 山崎豊子 |
| 脚本 | 井上由美子 |
今回TVhで放送されるのは、フジテレビで2003年10月30日に放送された第4話です。フジテレビ公式では、唐沢寿明さん演じる財前五郎と、江口洋介さん演じる里見脩二を中心に、大学病院の権力構造と医療のあり方が交差する回として詳細なあらすじが掲載されています。
前回の第3話では、財前と東教授の関係がさらに不安定になり、教授選を意識した動きが表面化しました。第3話の流れを先に確認したい方は、白い巨塔 第3話「土下座」あらすじ・キャストもあわせてどうぞ。
第4話「落選」のあらすじを時系列で紹介
1. 加奈子が浪速大学で突然倒れる
物語の序盤では、「ユー&アイ製薬」の営業ウーマン・加奈子(木村多江)が浪速大学を訪れます。加奈子は財前や里見に新しい抗がん剤を売り込もうとしますが、その最中に突然倒れてしまいます。
里見が診療した結果、加奈子のがんは胃から肝臓、肺へと転移しており、非常に厳しい状態であることが分かります。ここから里見は、目の前の患者を少しでも助けたいという思いを強くしていきます。
2. 財前は財界の大物・五十嵐の特診を任される
一方の財前は、東教授の部屋に呼ばれます。そこにいたのは、関西財界の大物である大興建設社長・五十嵐です。五十嵐は食道の腫瘍を抱え、東を通じて財前の手術を希望していました。
財前の外科医としての名声は高まり続けており、東はそれを快く思っていません。それでも財界との関係を考えれば、財前に手術を任せざるを得ません。財前は表向きには東を立てながら、重要患者の執刀を任されることに手応えを感じている様子を見せます。
3. 教授選をめぐる東の動きを佃が警戒する
財前が手術の準備を進めるなか、第一外科医局長の佃友博(片岡孝太郎)は、次期教授選について不安を口にします。東教授が東都大学の船尾教授と頻繁に連絡を取っているためです。
財前にとって教授就任は大きな目標です。しかし、現教授である東が自分を後継に選ぶとは限りません。第4話では、外科医としての実績だけでなく、人脈や推薦、学内の力関係が教授選に影響することがより具体的に示されます。
4. 里見は加奈子の治療を財前に頼む
加奈子の病状を知った里見は、外科医である財前に相談します。しかし財前は、五十嵐の手術に集中しており、加奈子の件を後回しにします。
その後、里見の熱意に押されて財前も診断に加わりますが、外科的な治療は意味がないと判断します。里見は患者を切り捨てるような考え方に反発し、財前は限られた病床と医療資源の中で治る可能性の高い患者を優先することも大学病院の役割だと主張します。
この場面は、財前と里見の違いが単なる性格の差ではなく、医療をどう考えるかという価値観の違いとして描かれる重要な場面です。
5. 「くれない会」の役員改選で東家に衝撃
病院の外では、浪速大学医学部の教授夫人会「くれない会」の総会が開かれます。東教授の妻・政子(高畑淳子)は、自分が副会長に再任されると考えていました。
ところが、会長に再任された鵜飼医学部長の妻・典江は、別の人物を副会長に指名します。政子はこの結果から、夫・東の学内での影響力が弱まりつつあることを感じ取ります。
副題の「落選」は、こうした権力の変化を象徴する言葉でもあります。教授本人だけでなく、その家族や周囲の人間関係まで大学内の力学と結び付いている点が、「白い巨塔」らしい見どころです。
6. 財前又一が「金」の力を示唆する
東の動きを警戒した財前は、舅の財前又一(西田敏行)に相談します。又一は財前の教授就任を強く望み、正面からの実績だけではなく、資金や人脈を使う裏の方法まで示唆します。
財前自身は卓越した手術技術を武器にしていますが、教授選は手術の腕だけで決まるものではありません。又一の存在によって、財前陣営が今後どのような手を打つのかが気になる展開になります。
7. 東家では菊川昇が教授候補として浮上する
政子は東に対し、次期教授選をもっと戦略的に進めるよう迫ります。東は船尾教授から推薦された候補者の履歴書を見せ、その中には菊川昇(沢村一樹)の名前もあります。
政子は娘・佐枝子の結婚相手という思惑まで重ね、独身の菊川を強く意識します。東が財前以外の候補を本格的に検討し始めたことで、教授選は一気に不透明になります。
8. 五十嵐の手術中に大量出血が起きる
終盤では、財前が五十嵐の手術に臨みます。財前は東派の金井講師を手術スタッフから外し、佃を助手に選びました。見学室の東はその人選を疑問視し、財前が自分の腕に頼り過ぎていることを警戒します。
そして手術中、五十嵐の腹腔で大量出血が起きます。警告音が鳴り、助手たちが焦るなか、財前は重大な局面を迎えます。外科医としての自信が試される場面であり、第4話の大きな山場です。
第4話の主要キャストと役名
| 俳優 | 役名 | 役どころ |
|---|---|---|
| 唐沢寿明 | 財前五郎 | 浪速大学第一外科助教授。卓越した技術を持ち、教授の座を狙う |
| 江口洋介 | 里見脩二 | 第一内科助教授。患者本位の医療を重視する |
| 石坂浩二 | 東貞蔵 | 第一外科教授。財前との関係が悪化し、後継選びを進める |
| 西田敏行 | 財前又一 | 財前の舅。教授就任のため財前を全面的に支える |
| 沢村一樹 | 菊川昇 | 心臓外科医。新たな教授候補として存在感を増す |
| 木村多江 | 加奈子 | 製薬会社の営業ウーマン。重い病状が明らかになる |
| 片岡孝太郎 | 佃友博 | 第一外科医局長。財前を支える |
| 黒木瞳 | 花森ケイ子 | クラブ・アラジンのママ。財前の理解者 |
財前と里見の対照的な立場だけでなく、第4話では東、又一、政子、菊川らが教授選に関わる人物として前に出てきます。第1話からの人物関係を整理したい方は、白い巨塔 第1話「再読」あらすじ・キャストも参考になります。
第4話「落選」の見どころ
財前と里見の医療観が正面からぶつかる
加奈子の治療をめぐるやり取りでは、財前と里見の考え方の違いがはっきり示されます。里見は可能性が厳しくても患者に向き合おうとし、財前は大学病院全体として救える患者を優先する現実的な立場を取ります。
どちらも単純な善悪では片付けにくく、視聴者に「医師は限られた状況で何を優先するのか」を考えさせる場面です。
教授選が医局の外にまで広がっていく
「くれない会」の役員改選は、一見すると病院の診療とは関係のない出来事です。しかし、教授夫人たちの立場に学内の権力関係が反映されているため、東家は自分たちの立場の変化を敏感に感じ取ります。
その直後に菊川の名前が教授候補として浮上するため、第4話では「財前対東」という対立が、より具体的な教授選の駆け引きへ移ったことが分かります。
五十嵐の手術は財前の自信が試される山場
財前は技術に絶対的な自信を持つ外科医です。その財前が、自ら選んだスタッフで重要患者の手術に臨み、予想外の大量出血に直面します。
東が見守る中で起きるトラブルだけに、単なる手術シーンではありません。医師としての評価と教授選の行方が重なった緊張感のある場面になっています。
前回・第3話から続くポイント
第3話では、財前が自らの立場を守るために頭を下げる場面が描かれ、東との関係がよりぎくしゃくしていきました。第4話ではその流れを受け、東が船尾教授と連絡を取り、財前以外の候補を探していることが具体的になります。
一方で財前は、重要患者の手術を任されることで外科医としての評価を高めようとします。第3話までの「教授になれるのか」という不安が、第4話では「誰が対抗馬になるのか」「東は財前を本当に外すのか」という段階へ進むのがポイントです。
参考にした情報
よくある質問
白い巨塔 第4話「落選」はいつ放送されますか?
TVhでは2026年10月13日(火)8時05分から9時00分まで放送予定です。
第4話「落選」で加奈子はどうなりますか?
加奈子は浪速大学で倒れ、診察の結果、胃から肝臓や肺へ転移した末期のがんであることが分かります。里見は財前に治療を相談しますが、財前は外科的治療は難しいと判断します。
第4話で教授選の対抗馬になる人物は誰ですか?
東教授のもとには複数の候補者の履歴書が届き、その中で心臓外科医の菊川昇が注目されます。東家の事情も絡み、菊川の存在が財前にとって新たな不安材料になります。
まとめ
「白い巨塔」第4話「落選」は、加奈子の末期がん、五十嵐の特診手術、教授婦人会の役員改選、菊川昇の浮上という複数の出来事が並行して進む回です。
財前と里見の医療観の違いが正面から描かれる一方、財前を教授にしたくない東の動きも具体化します。さらに五十嵐の手術では大量出血が起こり、財前の技術と自信が試される緊迫した展開になります。
教授選の駆け引きと、医師として患者にどう向き合うのかという二つの軸が重なり、「白い巨塔」の人間ドラマが一段深くなる第4話です。

