白い巨塔第18話「師動く」あらすじを時系列で整理|東教授が動く理由と財前の焦り【11月3日TVh】|11/3 8:05
11月3日(火)朝8時05分からTVhテレビ北海道で放送予定の「白い巨塔」第18話「師動く」は、佐々木庸平の医療裁判が大きく動く回です。タイトルの「師動く」が示す通り、これまで財前五郎と距離を置いていた東貞蔵元教授が、原告側の関口弁護士に具体的な協力を始めます。
一方の財前は、手術中に庸平の姿を思い出して動揺し、これまで見せてきた絶対的な自信に揺らぎが生まれます。第18話は、裁判の証拠集めと財前の心理的な崩れが並行して進むため、時系列で追うと人物の動きが分かりやすい回です。
白い巨塔第18話「師動く」の放送日時と主要キャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月3日(火) |
| 放送時間 | 8:05~ |
| 放送局 | TVhテレビ北海道 |
| サブタイトル | 第18話「師動く」 |
| 主演 | 唐沢寿明 |
TVh公式の映画・ドラマページでは、「白い巨塔」を月曜~金曜の朝8時05分に放送する作品として案内しています。今回の第18話は、2004年2月26日にフジテレビで放送された「#18 師動く」にあたります。
主な人物は、財前五郎役の唐沢寿明、里見脩二役の江口洋介、東貞蔵役の石坂浩二、関口仁役の上川隆也、国平学文役の及川光博、花森ケイ子役の黒木瞳、東佐枝子役の矢田亜希子、亀山君子役の西田尚美らです。
里見脩二を演じる江口洋介については、キニナルの江口洋介プロフィール記事でも経歴や代表作を紹介しています。
フジテレビ公式では、原作は山崎豊子、脚本は井上由美子、演出は村上正典、音楽は加古隆と案内されています。大学病院の権力争いと医療の倫理を描く作品で、第18話は全21話の終盤にあたり、裁判と財前の内面が同時に大きく動く位置づけです。
第18話「師動く」のあらすじを時系列で整理
1. 財前が手術中に庸平の顔を見て動揺する
第18話の冒頭では、財前が手術中の患者に佐々木庸平の顔を重ねてしまい、手元を狂わせます。フジテレビ公式あらすじでは、大量出血に陥り、手術用具を落としたり、血管縫合の糸が切れたりするなど、普段の財前からは考えにくいミスが続くと紹介されています。
手術は6時間を大きく超えてようやく終了しますが、佃、金井、柳原ら第一外科の医師たちも「財前に何かが起きている」と感じ始めます。
これまで財前は、外科医としての技術に絶対的な自信を持ち、裁判でも強気な姿勢を崩してきませんでした。しかし第18話では、その財前の内面に庸平の死が残り続けていることが、手術という最も得意な場面で表面化します。
2. 東教授が関口に正木教授を紹介する
一方、東貞蔵は原告側の関口仁を自宅に呼び、鑑定医として東都大学の正木教授を紹介します。
東がここまで踏み込むのは大きな変化です。東はかつて浪速大学第一外科教授として財前の師にあたる人物であり、教授選では財前と激しく対立しました。それでも医療裁判に直接関与することは避けてきました。
ところが里見と会ったことで、東は財前側に落ち度があったと確信します。佐枝子が父の変化を不審に思って理由を尋ねると、東は里見に会ったことが判断のきっかけだったと説明します。
タイトルの「師動く」は、まさにこの東の決断を指すと考えると分かりやすいです。教授選の私怨だけではなく、医師として見過ごせない問題だと判断し、裁判の流れを変えるために行動へ移ります。
3. 財前はケイ子のもとで酒をあおる
手術を終えた財前は花森ケイ子のもとへ向かい、酒をあおります。ケイ子は財前を受け流しながらも、いつもとは違う様子に不安を覚えます。
財前は周囲に弱みを見せることを嫌う人物ですが、ケイ子の前では比較的本音に近い姿を見せてきました。第18話では、裁判の圧力だけでなく、庸平の死が財前自身の精神状態に影響を与えていることが伝わる場面です。
表向きは強気でも、手術の失敗と酒に頼る姿を並べることで、財前が追い詰められていることがはっきり示されます。
4. 正木教授が鑑定を引き受けるが、突然辞退する
翌日、関口が正木教授を訪ねると、正木は鑑定を快く引き受けます。原告側にとっては、裁判を有利に進めるための大きな前進です。
ところが財前側の国平は、正木の背後に東がいることを把握します。財前もその関係を見抜き、国平は正木に鑑定から手を引かせる方向で動きます。
その後、佐々木よし江や庸一らが関口の事務所で光明を感じているところへ、正木から電話が入り、鑑定を突然断ると伝えられます。
原告側から見れば、ようやく得た有力な専門家の協力が一瞬で失われる展開です。財前側の影響力が、大学病院の外にいる医師にも及ぶことを示す場面でもあります。
5. 東が次の証言者として亀山君子を紹介する
正木教授の辞退を聞いた東は驚き、怒りを見せます。そして関口に、今度は看護師の亀山君子を紹介します。
亀山は佐々木庸平の入院時に病棟で勤務していた人物で、医療現場で実際に何が起きていたのかを知る立場です。専門家の鑑定とは違い、患者のそばにいた看護師の証言には別の重みがあります。
東が一度の失敗で引かず、すぐ次の手を打つことからも、第18話で本格的に原告側を支える意思を固めたことが分かります。
財前はなぜ東教授の動きを恐れるのか
財前にとって東は、単なる元上司ではありません。浪速大学第一外科の教授として自分を育てた師であり、教授選では最大の壁となった人物です。
その東が裁判で原告側に協力することは、財前にとって医学的にも社会的にも大きな脅威です。東には第一外科の内部事情を知る経験があり、さらに他大学の教授へ働きかけられる人脈もあります。
財前は正木教授の鑑定話を聞くと、その背後に東がいることをすぐ見抜きます。そして国平に対し、正木だけでなく東にも手を引かせるよう求めます。ここには、東が動けば裁判の均衡が崩れるという財前の危機感が表れています。
財前が東宅を訪ねて圧力をかける
正木教授が鑑定を辞退した後、財前は東家を直接訪ねます。東に会わせるよう求めますが、佐枝子はそれを拒みます。
そこで財前は、東が自分に敵対するのをやめるよう求め、さらに関口にも圧力をかけるような態度を見せます。フジテレビ公式あらすじでは、東が現在いる近畿労共病院での立場にも言及し、脅迫めいた言葉を残して立ち去る流れが描かれています。
この場面は、財前が医学的な反論だけではなく、相手の立場や人脈まで使って裁判を抑え込もうとしていることを示します。同時に、そこまでしなければならないほど東の動きを恐れているとも読み取れます。
第18話の最後は亀山君子への接触
数日後、関口は病院を訪ね、亀山君子に話を聞こうとします。しかし君子はうつむいたまま、何も答えません。
第18話は、君子がすぐ証言を決意するところまでは進まず、証言するかどうか迷う姿で終わります。現場の看護師である君子にとって、大学病院や医師たちに逆らうことは簡単ではありません。
ここから先の裁判では、医学的な鑑定だけでなく、実際の診療現場を知る人の証言が大きな意味を持っていきます。第18話は、東が原告側へ橋をかけ、その先に亀山君子という重要人物が浮上する回です。
前回までの裁判の流れを確認
第18話を理解するには、佐々木庸平の死をめぐる裁判がどこまで進んでいるかを押さえておくと分かりやすいです。
第12話では佐々木家が財前側を提訴し、関口弁護士が登場しました。第13話ではカルテ改ざんをめぐる疑惑と里見の証言が大きな焦点になります。
裁判の始まりを振り返りたい方は、白い巨塔第12話「捨て身」と、白い巨塔第13話「カルテ改ざん」を先に読むと、第18話で東がなぜ動くのかがより理解しやすくなります。
また、佐々木庸平の容体が悪化した段階を確認したい場合は、第11-2話「天国と地獄」もつながりのある回です。
第18話「師動く」の見どころ
最大の見どころは、東教授が傍観者ではなくなり、裁判の流れを変える側へ回ることです。正木教授の紹介、鑑定辞退への怒り、亀山君子の紹介と、東は次々に具体的な行動を取ります。
もう一つは、財前の心理的な変化です。手術中の動揺、ケイ子の前で酒をあおる姿、東宅まで出向いて圧力をかける行動を並べると、財前がこれまで以上に追い詰められていることが見えてきます。
第18話は派手な法廷場面だけでなく、裁判の外側で行われる人脈、圧力、証言者探しが中心です。医療裁判が単なる医学論争ではなく、大学病院の権力構造そのものを巻き込んでいく回として注目できます。
東と財前が直接向き合う場面では、かつての師弟関係が完全に対立へ変わったこともはっきりします。
参考にした情報
よくある質問
白い巨塔第18話「師動く」の「師」とは誰ですか?
財前五郎の師にあたる東貞蔵元教授です。第18話では東が関口弁護士に正木教授を紹介し、さらに亀山君子を紹介するなど、原告側への協力を本格化させます。
財前は第18話でなぜ手術を失敗しかけるのですか?
手術中の患者に佐々木庸平の顔を重ねて動揺し、手元を狂わせます。これまで強気だった財前の心理に、庸平の死と裁判が影響していることを示す場面です。
第18話の最後に関口は誰に会いますか?
関口は看護師の亀山君子を訪ねます。ただし君子はすぐには話さず、うつむいたまま何も答えない状態で次の展開へ続きます。
まとめ
「白い巨塔」第18話「師動く」は、東貞蔵が原告側のために本格的に動き始める回です。正木教授の鑑定話は財前側の働きかけで崩れますが、東は亀山君子という次の重要人物を関口に紹介します。
同時に財前は、手術中に庸平の姿を見て動揺し、東の動きを止めるため自宅まで出向きます。裁判の証拠集めが進む一方で、財前の精神的な余裕が失われていくことが、第18話の大きな見どころです。

