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渡辺篤史の建もの探訪10月23日|大隈邸は水平ラインが美しい光庭の二世帯住宅|10/23 10:25

2026年10月23日(金)10時25分からKNBテレビで放送予定の「渡辺篤史の建もの探訪」は、神奈川県座間市の大隈邸「光庭でゆとり 大人の二世帯住宅」を訪ねます。

今回の住宅で注目したいのが、窓やテレビ台、手摺り、造作棚の水平ラインです。光を取り込むための光庭だけでなく、室内のラインを丁寧にそろえることで、二世帯住宅全体に端正で落ち着いた印象をつくっています。

渡辺篤史の建もの探訪10月23日の放送日時

項目内容
放送日時2026年10月23日(金)10:25〜
放送局KNBテレビ1(北日本放送)
番組渡辺篤史の建もの探訪
今回の住宅神奈川県座間市・大隈邸
テーマ光庭でゆとり 大人の二世帯住宅
出演渡辺篤史
設計大隈佳之

テレビ朝日の公式「全国放送日一覧」では、KNB北日本放送の放送枠は金曜10時25分と案内されています。今回の2026年10月23日(金)10時25分という放送日時は、その枠と一致します。

テレビ朝日ではこの大隈邸の回を2026年10月3日に放送しました。富山では時間差で放送されるため、10月23日のKNB放送で初めて見る方は、光庭と水平ラインの二つを意識すると住宅の設計意図がつかみやすくなります。

大隈邸の「ライン」はどこが揃っている?

今回の大隈邸で公式サイトが具体的に挙げているのは、窓、テレビ台、手摺り、造作棚の水平ラインです。これらを同じ高さや流れを意識して配置することで、視線が横方向に自然につながり、室内が整って見えるデザインになっています。

住宅では、窓、家具、手摺りはそれぞれ別の役割を持つものです。何も考えずに配置すると高さがばらばらになり、視界の中に多くの線が生まれます。大隈邸は、異なる要素の高さをそろえることで、部屋の中に一本の長い基準線が走るような印象をつくっています。

特に2階の子世帯の居間・食堂では、この水平ラインが分かりやすく表れています。テレビ朝日の公式バックナンバーでは、光庭から自然光が入る居間・食堂に対面式セミクローズの台所が隣接し、窓やテレビ台、手摺り、造作棚の水平ラインをそろえたと説明されています。

「ライン」という言葉だけを見ると装飾的な工夫に感じますが、実際には空間の見え方を整理する設計上の重要な要素です。放送では、渡辺篤史さんが室内を歩く映像の中で、視線がどこにつながっているかを見ると、この家の端正さを実感しやすいでしょう。

船底天井と造作収納も統一感をつくる

2階の居間・食堂には、白い船底天井が設けられ、間接照明によって天井の形が浮かび上がるように見せています。さらに、造作収納の扉にはシナ合板を使い、素材の表情もそろえています。

公式サイトでは、食卓について、以前使っていたガラス天板を流用して新たに製作したことも紹介されています。新築だからすべてを新しくするのではなく、家族が使ってきたものを新しい空間に合わせて作り直している点も、大人の二世帯住宅らしい落ち着いた工夫です。

光庭はなぜ必要だった?

大隈邸は、住宅が建て込んだ場所で十分な採光を確保するため、南東側に光庭を設けています。正面外観には大きな窓を見せず、建物の隅に設けた光庭から内部へ光を取り込む構成です。

テレビ朝日の公式ページでは、外観について、イエ型の2階がキャンティレバー状に張り出した個性的な形で、正面に窓を設けず、南東の光庭によって採光すると説明されています。1階の外壁は杉板、2階はガルバリウム鋼板で、上下階で素材の表情も変えています。

光庭は単なる小さな庭ではなく、周囲の建物が近い敷地で室内に光を届けるための装置です。大きな開口を道路側に設けなくても、光庭を通じて必要な場所に自然光を届けることで、プライバシーと明るさを両立できます。

今回のタイトルにある「光庭でゆとり」は、面積を大きく増やすという意味だけではありません。外部に小さな余白をつくり、その余白から光を取り込むことで、室内に広がりや抜けを感じさせる考え方と見ることができます。

収納兼書斎は「半屋外」のような離れ

玄関ポーチの正面には、収納と書斎を兼ねた空間があります。公式サイトでは、反対側の光庭にも通じていて、半屋外のようにも感じる空間と紹介されています。

この部屋は、家の内部からそのまま入るのではなく、一度外に出てアクセスするつくりです。そのため、同じ建物の中にありながら、母屋から少し距離を取った「離れ」のように使えます。

在宅で仕事をするときや、一人で集中したいとき、生活空間と仕事空間が近すぎると気分の切り替えが難しくなることがあります。大隈邸の収納兼書斎は、わずかな移動で家族の空間から距離を取りながら、完全に別棟にするほど大げさではない絶妙な場所になっています。

二世帯住宅は親世帯と子世帯をどう分けている?

大隈邸は、子育てを終えた世代がその親と暮らす大人の二世帯住宅です。二世帯住宅というと子育て世帯と祖父母の組み合わせを思い浮かべることもありますが、今回は親世代も子世代も大人になった後の暮らしが前提です。

2階は子世帯の居間・食堂が中心で、光庭から自然光を取り込みます。一方、1階の親世帯は、高齢者が暮らしやすいように移動の負担を減らす工夫が施されています。

1階親世帯は床をフラットに連続

公式サイトによると、1階親世帯のLDKの一角にはベッドスペースがあり、その近くに専用トイレを配置しています。さらに、親子共用の洗面・浴室まで床がフラットにつながっています。

寝室、トイレ、洗面、浴室という生活上重要な場所の高低差を減らすことで、日々の移動をしやすくしているのがポイントです。見た目の美しさだけでなく、年齢を重ねたときの使い勝手が設計に組み込まれています。

1階と2階で生活の中心を分けながら、水回りの一部を共有するため、完全分離型とは異なる家族の距離感が生まれます。それぞれの世帯が自分の生活を保ちつつ、必要なところでは自然につながる構成です。

大隈邸の広さと建築費は?

テレビ朝日の公式バックナンバーでは、大隈邸の竣工は2023年12月とされています。敷地面積は103.9平方メートル、建築面積は51.9平方メートル、延床面積は95.8平方メートルです。

構造は木造在来工法で、建築費は3,680万円(税込)、坪単価は127万円と掲載されています。約31.4坪の敷地に、親世帯と子世帯、それぞれの居場所と光庭、収納兼書斎まで組み込んでいる点からも、限られた敷地を丁寧に使っていることが分かります。

建物データ公式掲載内容
竣工2023年12月
敷地面積103.9㎡(31.4坪)
建築面積51.9㎡(15.7坪)
延床面積95.8㎡(29.0坪)
構造木造在来工法
建築費3,680万円(税込)
坪単価127万円

設計者・大隈佳之さんの考え方

設計を担当したのは大隈佳之さんです。テレビ朝日の公式プロフィールでは、明治大学大学院で建築を学び、浦野設計、東急設計コンサルタントを経て、2012年からINA新建築研究所に所属していると紹介されています。

設計者コメントでは、コストを考えながら余計なものをそぎ落としつつ、断熱など基本性能は譲らない考え方が示されています。単純でシンプルな空間を丁寧につくり、そこに少しの遊び心を加えて生活の背景となる気持ちの良い空間を目指したという趣旨です。

大隈邸の水平ラインは、この「シンプルな空間を折り目正しくつくる」という考え方が目に見える形になった部分ともいえます。派手な装飾を足すのではなく、窓や家具の位置関係を整えることで、空間そのものを美しく見せています。

同じ大隈邸の記事との違い

大隈邸については、すでに10月3日放送の「光庭でゆとり 大人の二世帯住宅」の見どころと、10月11日BS朝日放送版「座間市・大隈邸はどんな家?」があります。

10月23日のKNB放送に合わせたこの記事では、住宅全体の紹介を繰り返すのではなく、窓・テレビ台・手摺り・造作棚の水平ラインに注目しました。放送を見るときは、光庭から入る光と、室内を横につなぐ線がどう組み合わされているかを意識すると、大隈邸の設計の特徴がより分かりやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

渡辺篤史の建もの探訪の大隈邸はKNBでいつ放送されますか?

2026年10月23日(金)10時25分からKNBテレビで放送予定です。テレビ朝日の全国放送日一覧でも、KNB北日本放送は金曜10時25分の放送枠と案内されています。

大隈邸で揃えている「ライン」は何ですか?

2階子世帯の居間・食堂で、窓、テレビ台、手摺り、造作棚の水平ラインを揃えています。異なる要素の高さをそろえることで、室内を端正に見せるデザインです。

大隈邸の光庭は何のためにありますか?

建物が建て込んだ住宅地で自然光を室内に取り込むためです。正面に大きな窓を設けず、南東側の光庭から採光する構成になっています。

大隈邸の建築費はいくらですか?

テレビ朝日の公式バックナンバーでは、建築費は3,680万円(税込)、坪単価は127万円と掲載されています。

まとめ

2026年10月23日(金)10時25分からKNBテレビで放送予定の「渡辺篤史の建もの探訪」は、神奈川県座間市の大隈邸「光庭でゆとり 大人の二世帯住宅」を紹介します。

見どころは、周囲が建て込んだ敷地で光を取り込む光庭と、窓、テレビ台、手摺り、造作棚をつなぐ水平ラインです。採光の工夫、親世帯への配慮、そして細部の線をそろえた端正なデザインを見ると、限られた敷地にゆとりを生み出す考え方が伝わってきます。

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