見たことのない文化財「百済観音」11月4日16時|放送内容と出演者情報・国宝の見どころ|11/4 16:00
11月4日(水)16時からNHK BS8Kで放送予定の「見たことのない文化財『百済観音』」は、法隆寺に伝わる国宝・百済観音を最新の映像技術で鑑賞する番組です。
今回のテーマは、飛鳥時代の彫刻を代表する百済観音です。8K映像で細部を見つめるだけでなく、ARを使って像の姿を模刻する試みにも挑戦します。
像の美しさだけでなく、普段の拝観では気づきにくい部分に目を向けられる内容です。
11月4日「見たことのない文化財 百済観音」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月4日(水)16:00~ |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 番組名 | 見たことのない文化財「百済観音」 |
| 主なテーマ | 法隆寺の国宝・百済観音を8K映像やARで鑑賞 |
| 出演者 | 11月4日分の出演者は確認できず。10月26日の同題材の番組表には司会・杏、ゲスト・藤岡穣、吉水快聞の記載あり |
NHKの番組公式ページは今回の放送情報を確認できる状態で開けなかったため、11月4日分の出演者は断定できません。参考として、番組表.Gガイドに掲載された10月26日放送の「百済観音」では、司会が杏さん、ゲストが大阪大学大学院教授の藤岡穣さん、仏師・彫刻家の吉水快聞さんと紹介されていました。
同じ題材の放送であっても、再放送時に出演者情報や編成が同一とは限りません。11月4日分の出演者として確定した情報が見つからないため、ここでは過去の番組表に記載された顔ぶれとして紹介しています。
今回の内容は?8KとARで百済観音を細部まで鑑賞
番組で取り上げるのは、奈良県の法隆寺に伝わる国宝「観音菩薩立像」、通称・百済観音です。2021年に聖徳太子の没後1400年を迎えた法隆寺を背景に、古代彫刻の傑作を新しい技術で見つめ直します。
番組表に掲載された同題材の紹介では、実物大の百済観音をスタジオに表示し、像を動かしたり、VRで仏教の世界観を体感したりしながら、普段は見られない角度や距離から鑑賞すると説明されています。像の裏側にある仕掛けにも注目し、百済観音が表す救いの力を、造形から読み解いていく内容です。
さらに、ARを使って像を間近に見ながら、その姿を模刻する試みにも挑戦します。実物を前にした拝観では、見る位置や距離に制約があります。
高精細な映像や立体データを使うことで、正面から眺めるだけでは分かりにくい輪郭や装飾、像の奥行きに目を向けられるのが見どころです。
ただし、11月4日放送分でどの工程まで模刻に取り組むのか、完成した模刻をどのように見せるのかといった細かな進行は確認できていません。番組の案内にある「ARを使った模刻への挑戦」を中心に、技術と文化財鑑賞の組み合わせに注目したいところです。
百済観音はどんな仏像?高さ約2メートルの国宝
百済観音の正式名称は「観音菩薩立像」です。文化庁の国指定文化財等データベースでは、飛鳥時代の作品で、法隆寺が所有する国宝として登録されています。
奈良国立博物館の画像データベースには、7世紀の作で、木造・楠材・彩色、像高209.0センチと記録されています。
東京国立博物館の解説では、百済観音は蓮華座の上にすらりと立ち、左手で水瓶を軽くつまみ、右手を前方へ差し伸べる姿とされています。頭部が小さく、長身で細身の体つきは飛鳥彫刻のなかでも特徴的です。
風をはらんだように前方へ巻き上がる天衣の曲線も、見逃せない造形の一つです。
像の本体は、両腕と天衣を除く部分が頭頂から台座の蓮肉までクスノキの一木造りです。お顔や胸、両肩、腰のふくらみには乾漆が盛り上げられています。
木を彫り出した形だけでなく、表面の仕上げも含めて、細身の姿に柔らかな印象を与えていることが分かります。
奈良国立博物館の画像データベースには正面だけでなく、右側面、左側面、背面、頭部や胸部などの画像情報も登録されています。正面から見た姿と側面・背面では、光背や天衣、体の厚みの印象が異なります。
番組の8K映像でどの角度が紹介されるかも楽しみなポイントです。
「百済観音」という名前の由来は?
「百済観音」という呼び名は、像が朝鮮半島の百済から渡ってきたことを確定する名称ではありません。東京国立博物館の解説によると、1698年の『元禄諸堂仏体数量記』に「百済国より渡来」とする伝承が記され、その呼び名が大正時代以降に親しまれるようになりました。
また、江戸時代以来、法隆寺ではこの像を「虚空蔵菩薩」と呼んでいました。明治44年(1911年)に法隆寺の土蔵から宝冠が見つかり、正面に観音菩薩の象徴である阿弥陀如来の姿が表されていたことから、観音菩薩であることが確認されたと東京国立博物館は説明しています。
宝冠や胸飾り、腕の飾りには、唐草文様を透かし彫りにした金銅製の金具が使われています。光背を支える柱は竹を模し、その根元には山岳文様が表現されています。
東京国立博物館は、山岳との対比によって観音菩薩の広大さを示そうとした造形と解説しています。
前回(10月26日)の百済観音回で紹介された内容
番組表.Gガイドに掲載された10月26日放送分でも、国宝・百済観音を実物大で表示し、像を動かしながら普段は見られない角度や距離から鑑賞する内容が紹介されていました。VRで仏教の世界観を体感し、像の裏側にある仕掛けにも迫る構成です。
同じ番組表には、ARを使って百済観音の姿を模刻する試みも記載されていました。11月4日分が同一内容の再放送なのか、編集や進行に違いがあるのかは確認できていません。
キニナルでは、10月26日放送分について、8K・ARで百済観音のどこが見えるのかを中心に紹介しています。映像技術の見どころを詳しく知りたい方は、10月26日放送「百済観音」の8K・AR解説もあわせてご覧ください。
法隆寺の伽藍や寺宝を広く知りたい方には、「国宝へようこそ」法隆寺回の見どころも参考になります。百済観音だけでなく、法隆寺に伝わる文化財をまとめて見渡せます。
法隆寺の寺宝を広く知りたい方には、「国宝へようこそ」法隆寺回の見どころも参考になります。百済観音だけでなく、法隆寺に伝わる文化財をまとめて見渡せます。
参考にした情報
- 番組表.Gガイド「見たことのない文化財 百済観音」
- Ncube Entertainment「見たことのない文化財」番組紹介
- 奈良国立博物館 画像データベース「観音菩薩立像(百済観音像)」
- 東京国立博物館「法隆寺金堂壁画と百済観音」
- 文化庁 国指定文化財等データベース「木造観世音菩薩立像(百済観音)」
よくある質問
百済観音はどこのお寺にある国宝ですか?
奈良県の法隆寺に伝わる国宝です。正式名称は「観音菩薩立像」で、飛鳥時代・7世紀の木造彫刻です。
11月4日の番組には誰が出演しますか?
11月4日分の出演者は確認できていません。10月26日の同題材の番組表には、司会・杏さん、ゲスト・藤岡穣さん、吉水快聞さんの記載があります。
番組では百済観音の何を紹介しますか?
8K映像で細部や普段見にくい角度から鑑賞し、ARを使って像の模刻にも挑戦する内容です。
まとめ
11月4日(水)16時からNHK BS8Kで放送予定の「見たことのない文化財『百済観音』」は、法隆寺の国宝を8KやARで見つめ直す番組です。百済観音は飛鳥時代・7世紀の木造彫刻で、約2メートルの長身としなやかな造形、宝冠や光背の細工が大きな見どころです。
11月4日分の出演者は確認できていませんが、同じ題材の10月26日放送分の番組表には杏さん、藤岡穣さん、吉水快聞さんが掲載されていました。像の名前の由来や歴史を知ってから番組を見ると、映像で映し出される細部にも、より目を向けやすくなります。

