ロケ地・描かれた場所はどこ?見たことのない文化財「洛中洛外図屏風 舟木本」京都の二条城・方広寺を解説|11/2 15:00
11月2日(月)15時からNHK BSP4Kで放送される「見たことのない文化財『洛中洛外図屏風 舟木本』」は、約400年前の京都を描いた国宝の屏風を超拡大し、細部から当時の町を読み解く番組です。
「どこを描いているの?」「今の京都でいうとどの辺?」と気になる方に向けて、今回はロケ地・描かれた場所を中心に整理します。番組の実際のスタジオ撮影地は確認できませんでしたが、屏風の中には二条城、方広寺大仏殿、鴨川など、現在の京都とつながる具体的な場所が描かれています。
11月2日放送の日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月2日(月)15:00〜15:29 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組名 | 見たことのない文化財「洛中洛外図屏風 舟木本」 |
| 司会・ナビゲーター | 杏 |
| ゲスト | レキシ |
| 主題 | 国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」 |
Gガイドの放送情報では、11月2日15時から29分間の放送で、司会が杏さん、ゲストがレキシさんと案内されています。番組では、屏風に描かれた2700人を超える人物を手掛かりに、約400年前の商売や女性像などを読み解いていきます。
レキシ公式サイトでも、この番組へのゲスト出演と、杏さんがナビゲーターであることが告知されています。NHKの番組URLも掲載されていますが、今回の取得環境ではNHK公式ページ本文を直接開けなかったため、放送内容はこれらの公式告知と放送情報で照合しています。
洛中洛外図屏風 舟木本に描かれた場所はどこ?
結論からいうと、舟木本は京都の中心部を南側から眺めた景観を、左右一双の屏風に連続して描いた作品です。
東京国立博物館の公式解説では、多くの洛中洛外図が京都の東西を別々の視点から描くのに対し、舟木本は京都の中心部を南から見た構図が特徴とされています。左右を並べて見ると、一つの大きな京都のパノラマのようにつながります。
e国宝では、画面右側の東山方面から左側の二条城まで、下京付近の景観が連続して描かれていると説明されています。番組で大画面に拡大されるときは、単に人物の表情を見るだけでなく、京都のどちら側を見ている場面なのかを意識すると位置関係が分かりやすくなります。
二条城は屏風のどこに描かれている?
二条城は、舟木本の左側に配置されています。e国宝や東京国立博物館の解説では、左端に徳川氏の二条城が描かれ、右端の方広寺大仏殿と向かい合うような構成になっていることが示されています。
現在の二条城は京都市中京区にあり、徳川家康によって築城されたことで知られています。舟木本では、単なる名所としてではなく、当時の権力を象徴する建物として画面の端に置かれている点が重要です。
番組で二条城付近が拡大されたときは、建物だけを見るのではなく、その周辺にどんな人々や町の営みが描かれているかにも注目すると、政治の中心と庶民の生活が同じ画面に共存していることが見えてきます。
方広寺大仏殿はどこ?豊臣の象徴として描かれた場所
舟木本の右端には、豊臣秀吉が建てた方広寺大仏殿の大きな姿が描かれています。東京国立博物館の解説では、左端の二条城と右端の方広寺大仏殿が対峙するように配置され、その間に京都の町並みが広がっています。
現在の方広寺は京都市東山区にありますが、屏風に描かれた巨大な大仏殿は現存していません。だからこそ舟木本は、現在は失われた建築を含む当時の京都の姿を知る資料としても貴重です。
画面の両端に徳川と豊臣を象徴する建物を置き、その間に商人や庶民の生活を描く構成は、この屏風を見るうえで大きな手掛かりになります。番組が人物を超拡大して見せる理由も、こうした大きな歴史の枠組みと、一人ひとりの日常が同時に存在しているからです。
鴨川は屏風のどこを流れている?
舟木本では鴨川が左右の画面をつなぐ重要な地形として描かれています。文化財活用センターの解説では、画面を斜めに流れる川が鴨川で、その西側が洛中、東側が洛外にあたると説明されています。
京都を訪れたことがある方なら、鴨川を基準に位置関係を考えると屏風の中の町並みをイメージしやすくなります。番組で人物や建物を拡大していると、全体のどこを見ているのか分からなくなりがちですが、鴨川を大きな目印にすると京都の地理へ戻りやすくなります。
舟木本の原本はどこにある?
国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の原本は東京国立博物館が所蔵しています。作者は岩佐又兵衛、江戸時代・17世紀の作品で、六曲一双の屏風です。
東京国立博物館のコレクションページでは、原本の展示予定は未定と案内されています。一方、キヤノンの「綴プロジェクト」では、2026年9月1日から11月29日まで、東京国立博物館本館の「日本美術のとびら」で高精細複製品を展示すると案内しています。
そのため、11月2日の放送時期は、番組でデジタル拡大された舟木本を楽しむだけでなく、東京国立博物館で高精細複製品を見る機会とも重なっています。原本の展示とは異なる点には注意が必要ですが、屏風全体のスケールや構図を体感する参考になります。
番組ではなぜ「2700人超」の人物を拡大するの?
放送情報では、舟木本には武士だけでなく、庶民や商人まで2700人を超える人物が描かれていると紹介されています。番組は450インチのスクリーンに屏風を投影し、ゲームコントローラーを使って細部へ入り込むように鑑賞する構成です。
舟木本の特徴は、建物や名所だけではなく、町で暮らす人々の動きが非常に細かく描かれていることです。三条大橋付近や祇園祭の場面、商いをする人々など、場所と人物を一緒に見ることで、約400年前の京都が「地図」ではなく「生活の場」として立ち上がってきます。
以前の放送については、見たことのない文化財「洛中洛外図屏風 舟木本」10月26日|2700人超の京都を8Kで見るポイントで、人物と8K鑑賞のポイントを中心にまとめています。今回はそこから重複を避け、場所の位置関係に焦点を当てました。
また、洛中洛外図そのものを別作品と比較したい方は、国宝へようこそ「洛中洛外図屏風」|狩野永徳・上杉本の見どころも参考になります。舟木本とは構図や描き方が異なるため、見比べると洛中洛外図の多様さが分かります。
撮影場所・スタジオはどこ?
今回確認できた公開情報では、2026年11月2日放送回の具体的なスタジオ収録場所や撮影施設名は明らかになっていません。そのため、番組のロケ地として東京国立博物館や京都の名所を断定することはできません。
一方で、番組が扱う文化財の原本所蔵先は東京国立博物館であり、画面の中に描かれている場所は京都です。「ロケ地」という言葉で探している場合は、実際の撮影地と、作品に描かれた舞台を分けて考えるのが正確です。
参考にした情報
- レキシ公式サイト「見たことのない文化財 洛中洛外図屏風 舟木本」出演告知
- Gガイド「見たことのない文化財 洛中洛外図屏風 舟木本」11月2日放送情報
- 東京国立博物館「洛中洛外図屏風(舟木本)」
- e国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」
- キヤノン 綴プロジェクト「洛中洛外図屏風(舟木本)」2026年展示情報
よくある質問
洛中洛外図屏風 舟木本に描かれている場所はどこですか?
京都の中心部を南から眺めた景観で、二条城、方広寺大仏殿、鴨川などが描かれています。
舟木本の原本はどこにありますか?
国宝の原本は東京国立博物館が所蔵しています。2026年11月時点の原本展示予定は、同館公式ページでは未定です。
番組の撮影スタジオはどこですか?
今回確認できた公開情報では、2026年11月2日放送回の具体的な収録施設名は確認できません。東京国立博物館や京都を撮影場所として断定することはできません。
まとめ
11月2日15時放送の「見たことのない文化財『洛中洛外図屏風 舟木本』」で描かれる舞台は、約400年前の京都です。左端に二条城、右端に方広寺大仏殿、その間に鴨川や町並み、人々の生活が広がっています。
実際のスタジオ撮影地は公開情報から確認できませんでしたが、作品の中の場所を知っておくと、超拡大された人物や建物が京都のどこに位置しているのかを追いやすくなります。番組では、二条城と方広寺という大きな歴史の舞台と、その間で暮らす2700人を超える人々の姿をあわせて見るのが大きなポイントです。

