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見たことのない文化財「洛中洛外図屏風 舟木本」10月26日|2700人超の京都を8Kで見るポイント|10/26 21:30

2026年10月26日(月)21時30分からNHK BS8Kで放送される「見たことのない文化財『洛中洛外図屏風 舟木本』」は、約400年前の京都を大画面のパノラマのように描いた屏風を、8Kの超高精細映像で細部まで読み解く30分番組です。

放送詳細では、屏風に描かれた2700人を超える人物に注目し、超拡大によって「知られざる京都」に迫る内容と案内されています。肉眼では見落としそうな小さな人物のしぐさや表情、町のにぎわいを追うことが、この回の大きな楽しみです。

10月26日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月26日(月)21:30〜22:00
放送局NHK BS8K
番組見たことのない文化財「洛中洛外図屏風 舟木本」
ナビゲーター杏
ゲストレキシ
主なテーマ舟木本を超拡大し、人物や京都の町を読み解く

レキシ公式サイトは、この「洛中洛外図屏風 舟木本」回についてナビゲーターが杏さん、ゲストがレキシさんであることを案内しています。2024年にもBS8Kで再放送されており、文化財を高精細映像で楽しむ番組として繰り返し放送されてきた回です。

今回の2026年10月26日放送については、番組表でも21時30分から22時までの放送が確認できます。直前の21時からは同シリーズの「百済観音」が編成されているため、文化財を8Kでじっくり見る時間が続く形です。

洛中洛外図屏風「舟木本」とは?

舟木本は東京国立博物館が所蔵する国宝で、岩佐又兵衛筆、江戸時代17世紀の作品です。六曲一双、つまり6枚のパネルからなる屏風が左右一組になっており、京都の市中と郊外を大きな画面に描いています。

東京国立博物館によると、多くの洛中洛外図が京都の東西を別々の視点から描くのに対し、舟木本は京都の中心部を南から見た景観を連続的に描いている点が特徴です。もともと滋賀の舟木家に伝来したことから「舟木本」の名で親しまれています。

文化財活用センターの作品解説では、画面をつなぐ鴨川を境に、京都の市街である洛中と郊外である洛外が表現されていると説明されています。右端には豊臣秀吉が建てた方広寺大仏殿、左端には徳川氏の二条城が置かれ、町の両側に大きな政治的象徴が配置されています。

画面には寺社や橋だけでなく、遊ぶ子ども、酔った人、けんかをする人、商いをする人、祭りを楽しむ人など、さまざまな生活の場面が描き込まれています。文化財活用センターは人物を「およそ2500人」と説明する一方、今回の番組表では「2700人を超える人物」と紹介しています。数え方や番組内で取り上げる範囲の違いも考えられるため、ここではそれぞれの案内をそのまま区別して捉えるのが分かりやすいでしょう。

番組の見どころは2700人超の人物をどこまで見られるか

今回の放送でまず注目したいのは、大きな屏風全体では小さくしか見えない人物を、8Kで一人ずつ追えることです。舟木本は建物や名所の記録であるだけでなく、人の姿が非常に生き生きと描かれている作品として知られています。

文化財活用センターの解説では、五条大橋を渡る浮かれた集団の先頭で扇や桜の枝を持って踊る人、最後尾で両脇を抱えられた酔いつぶれた男、その騒ぎを橋の下から見上げる船頭など、細かなドラマが紹介されています。画面をただ遠くから眺めるだけでは気づきにくい場面です。

五条大橋や祇園祭など今につながる京都を探す

舟木本には、三十三間堂、清水寺、八坂神社、祇園祭など、現在の京都にもつながる名所や行事が描かれています。約400年前の都市風景でありながら、知っている地名や祭りが見つかることで、遠い歴史が急に身近に感じられる作品です。

東京国立博物館の過去の展示解説では、三条大橋や高瀬川付近に祇園祭の風流が行き交い、その先には南蛮人の姿、店先の商い、街路を進む芸能者なども描かれていると紹介されています。町の名所だけでなく、当時の人々がどう動き、何を見ていたのかまで想像できるところが舟木本の魅力です。

方広寺大仏殿と二条城の配置にも注目

右端の方広寺大仏殿と左端の二条城が、京都の町を挟むように描かれている点も見逃せません。文化財活用センターは、この配置を豊臣氏と徳川氏を対立させるような構図として説明しています。

作品が描く景観は江戸時代初期の京都です。華やかな町のにぎわいを見るだけでなく、豊臣から徳川へ大きく時代が移るころの空気を、建築物の配置から感じ取れるのも面白いところです。

岩佐又兵衛はどんな画家?

舟木本の作者は岩佐又兵衛です。東京国立博物館と文化財活用センターはいずれも、舟木本を岩佐又兵衛筆としています。又兵衛は安土桃山時代から江戸初期にかけて京都、福井、江戸で活動し、人物を生き生きと描くことを得意とした画家です。

舟木本を見ていると、歴史上の大事件そのものよりも、街で暮らす人々の姿が強く印象に残ります。祭りに浮かれる人、働く人、遊ぶ人、騒ぎを眺める人まで描き分けられており、又兵衛の人物表現の魅力が大画面の各所に散りばめられています。

番組で超拡大映像が使われる意味も、ここにあります。遠目には「大勢の人」で終わってしまう場面を、人物ごとの表情や動きまで見ていくことで、作者が描き込んだ小さな物語が次々と見えてきます。

8K文化財なら何が見える?

「見たことのない文化財」は、通常の展示では近づけない距離や角度から文化財を見るために、8Kや3Dスキャナーなどの技術を活用してきたシリーズです。番組テーマ曲を担当したAnlyの所属事務所も、実物展示では見ることが難しい超接近映像や裏側、内部まで鑑賞し、VR・ARなどと組み合わせて文化財の世界に迫る番組だと紹介しています。

舟木本のように情報量が非常に多い屏風は、こうした技術と相性の良い題材です。人物が密集する通りや橋、寺社の境内を拡大すると、全体図だけでは「点」に見えていた人物が、それぞれ違う姿勢や表情を持つ存在として見えてきます。

同じ洛中洛外図を8Kで楽しむ記事として、「国宝へようこそ」洛中洛外図屏風の2500人と祇園祭を8Kで見るポイントもあります。こちらは別番組・別の切り口ですが、洛中洛外図を高精細映像で見るときにどこへ目を向けると面白いかを知る参考になります。

2026年秋は高精細複製を実際に見られる

番組を見る時期と重なる2026年秋には、東京国立博物館で舟木本の高精細複製品が展示されています。キヤノンの綴プロジェクトによると、2026年9月1日から11月29日まで、東京国立博物館本館B室「日本美術のとびら」で高精細複製品を公開しています。

この展示は原本そのものではなく、高精細複製品です。東京国立博物館の原品ページでは、舟木本の原本について現在の展示予定は未定と案内されています。原本と複製品を混同しないようにしたいところです。

高精細複製は、文化財をより身近に体感できるよう制作されたものです。番組で超拡大映像を見たあと、屏風全体の大きさや人物の密度を実際の空間で感じてみると、テレビ画面で見えた細部と作品全体の関係がつかみやすくなります。

前回の再放送は2024年9月にもBS8Kで実施

レキシ公式サイトによると、この「洛中洛外図屏風 舟木本」回は2024年9月10日14時と9月20日17時にもNHK BS8Kで再放送されました。公式出演情報には、ナビゲーターが杏さん、ゲストがレキシさんであることと合わせて、NHKの番組ページ・エピソードページへの案内も掲載されています。

同サイトでは、この回を2021年に放送された番組として紹介しています。2026年10月26日の編成は、制作から時間がたっても見どころが失われにくい文化財番組ならではの再放送といえます。特に舟木本は細部の情報量が多く、8K映像で人物や建物を追うという番組の構成は、作品を初めて見る人にも、以前見た人にも改めて発見がある内容です。

過去の再放送時にも29分番組として案内されており、今回の21時30分から22時までという30分枠とも整合します。放送時間が短いからこそ、屏風全体の美術史だけでなく、超拡大で見える人物のしぐさや町の具体的な場面に焦点が置かれる点が特徴です。

参考にした情報

よくある質問

見たことのない文化財「洛中洛外図屏風 舟木本」はいつ放送されますか?

2026年10月26日(月)21時30分から22時まで、NHK BS8Kで放送予定です。

舟木本の作者は誰ですか?

東京国立博物館所蔵の国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」は、岩佐又兵衛が描いた江戸時代17世紀の作品です。

出演者は誰ですか?

レキシ公式サイトの番組出演情報では、杏さんがナビゲーター、レキシさんがゲストと案内されています。

舟木本の原本は2026年10月に展示されていますか?

東京国立博物館の原品ページでは原本の展示予定は未定です。一方、2026年9月1日から11月29日までは、同館本館B室で高精細複製品が公開されています。

まとめ

10月26日の「見たことのない文化財『洛中洛外図屏風 舟木本』」は、約400年前の京都を描いた国宝を8Kで超拡大し、番組表で2700人を超えると紹介される人物群の姿から当時の町を読み解く回です。

舟木本には五条大橋、祇園祭、清水寺など今につながる京都の風景と、踊る人、酔う人、働く人、遊ぶ人が同じ画面に生き生きと描かれています。全体を眺めるだけでは気づきにくい小さなドラマを、杏さんとレキシさんと一緒に超高精細映像でたどれるのが最大の見どころです。

2026年秋は東京国立博物館で高精細複製品も公開されているため、放送をきっかけに屏風全体の迫力まで確かめる楽しみもあります。

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