テレビ寺子屋10月17日|山中伸弥・田中ウルヴェ京「50年後の未来へ」心の在り方とは|10/17 5:30
10月17日(土)朝5時30分から北海道文化放送1で放送される「テレビ寺子屋」は、山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんが登場する放送2500回記念企画の第3弾です。テーマは「50年後の未来へ ~心の在り方~」。
今回の中心になるのは、技術が進歩する時代に人はどう生きるのか、失敗をどう受け止めるのか、そして次の世代へ何を渡していくのかという問いです。研究者として長く挑戦を続けてきた山中さんと、競技経験を経てスポーツ心理学者として人の心と向き合ってきた田中さんが、それぞれの経験から「心」の意味を語ります。
テレビ寺子屋10月17日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月17日(土)5:30〜6:00 |
| 放送局 | 北海道文化放送1 |
| 番組 | テレビ寺子屋 |
| テーマ | 50年後の未来へ ~心の在り方~ |
| 講師 | 山中伸弥、田中ウルヴェ京 |
| 司会 | 北村花絵(テレビ静岡アナウンサー) |
テレビ静岡ではこの回を第2502回として2026年10月4日に放送しており、その後に各地域で順次放送されています。北海道では10月17日朝の放送予定です。
収録会場は京都大学iPS細胞研究所。山中さんは同研究所の名誉所長・教授で、iPS細胞の作製成功を発表し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。田中さんは1988年ソウル五輪のシンクロナイズドスイミング・デュエット銅メダリストで、引退後は心理学を学び、スポーツ心理学者として活動しています。
「50年後の未来へ ~心の在り方~」で語られること
今回の回は、未来予測を並べる内容ではありません。科学技術がどこまで進むかという話よりも、その技術を扱う人間の心がどうあるべきかに焦点が当てられています。
公式ページでは、大きく「心と体」「未来」という流れで二人の対話が紹介されています。競技や研究という異なる世界を歩んできた二人ですが、失敗や困難への向き合い方には共通点があります。
山中伸弥が語る「心と体」は切り離せない
山中さんは、市民ランナーとしてマラソンを続けてきた経験から、心と体は別々ではないと語っています。どれだけ練習を積んで体を作っても、本番の心の状態で結果が変わることがあるという実感です。
研究者という印象が強い山中さんが、自身のマラソン経験を通して「心」を説明するところは、この回の分かりやすい入口になっています。科学や医学の立場から難しい定義を示すのではなく、日常的な経験から心と体のつながりを考えている点が印象的です。
田中さんも、15歳の頃に両尺骨の疲労骨折を経験した時のことを紹介しています。けがという事実自体は変えられなくても、「手を痛めたなら足を鍛える機会にする」と考えたことで、新しい強みにつながったという話です。
失敗を「終わり」にするか「次の一歩」にするか
今回の大きなポイントの一つが、失敗をどう受け止めるかです。
山中さんは、一見すると失敗に見える出来事が、後になって大きな発見につながることがあると振り返っています。研究は思い通りにいかないことの連続ですが、そこで「これはチャンスかもしれない」と捉えられるかどうかが大切だという考えです。
これは研究の世界だけに限った話ではありません。仕事や受験、スポーツ、人間関係でも、予定通りにいかない出来事はあります。その出来事そのものを変えられなくても、次にどう動くかは選べるというメッセージとして受け取れます。
以前の放送2500回記念回で語られた「人生の原動力」や「結果と言語化」ともつながる内容です。山中さんと田中さんのこれまでの歩みを知りたい方は、テレビ寺子屋2500回記念「人生の原動力」や、山中伸弥・田中ウルヴェ京「結果と言語化」もあわせて読むと、3回の流れがつかみやすくなります。
次世代へ伝えるべきなのは技術だけではない
山中さんは、研究技術の進歩が速い今、シニア研究者が若い世代へ伝えられるものも変わってきたと話しています。
以前は実験のやり方や技術を教えることが先輩研究者の大きな役割でしたが、現在は新しい技術が次々に登場し、先輩世代が経験していない実験も増えています。そこで重要になるのが、うまくいかない時にどう受け止めるか、順調な時にどう気を引き締めるかといった、長い経験から得た知恵です。
田中さんも、スポーツの技術は時代とともに変わっても、困難との向き合い方や、自分を信じて挑戦を続ける姿勢は変わらないと応じています。
二人に共通しているのは、知識や方法をそのまま渡すだけでなく、経験から学んだ「心の使い方」を次の世代へ渡すことに価値を見いだしている点です。
50年後の未来を決めるのは誰なのか
未来について、山中さんは科学技術がこれからも進歩していくこと自体は確かだとしながら、それだけで未来が明るくなるとは限らないという考えを示しています。
人類は技術を進歩させる一方で、過去と似た失敗を繰り返してきました。だからこそ、未来を決めるのは技術そのものではなく、その技術をどう使うかを判断する人間だというわけです。
田中さんも、能力や技術が高まるほど、それをどの方向へ使うのかという「心の在り方」が重要になると話しています。感謝や謙虚さが伴わなければ、大きな力が必ずしも良い方向へ働くとは限らないという視点です。
AIや再生医療など、ここ数年だけでも社会を大きく変えそうな技術が身近になっています。だからこそ今回の「50年後」という言葉は、遠い未来の空想ではなく、今の選択を考えるための問いとして見ると分かりやすいでしょう。
前回までの放送2500回記念企画は何を語った?
今回の「心の在り方」は、山中さんと田中さんが3週にわたって登場した放送2500回記念企画の締めくくりにあたります。
第2500回「50年の軌跡 ~人生の原動力~」では、二人がそれぞれの50年を振り返り、何を力に歩んできたのかを語りました。山中さんは「ビジョン&ワークハード」という考え方、田中さんは自分自身に問い続ける姿勢を人生の原動力として紹介しています。
続く第2501回「50年の軌跡 ~結果と言語化~」では、努力や結果をどのように受け止め、言葉にしていくのかがテーマになりました。今回の第2502回では、そこからさらに時間軸を未来へ進め、「いま」と「50年後」を考えています。
3回を通して見ると、過去を振り返るだけではなく、経験を現在へつなぎ、さらに次の世代へ渡す構成になっています。
山中伸弥と田中ウルヴェ京の組み合わせに注目
山中さんは医学研究、田中さんはトップアスリートとスポーツ心理学という、それぞれ異なる分野を歩んできました。それでも二人の話には「失敗」「挑戦」「言葉」「心」という共通する言葉が何度も出てきます。
研究も競技も、努力したから必ず思い通りの結果になる世界ではありません。むしろ思い通りにならない時にどう立て直すかが問われる点で、二人の経験は重なります。
田中さんの心理学的な視点に対して、山中さんが研究者としての実感を返すため、一方的な講演ではなく対話として楽しめるのも今回の見どころです。
参考にした情報
- テレビ静岡「テレビ寺子屋」第2502回 50年後の未来へ ~心の在り方~
- テレビ静岡「テレビ寺子屋」過去の放送一覧
- Gガイド「テレビ寺子屋」10月17日北海道文化放送
- Wasabee「未来を決めるのは技術ではなく人間の心」
よくある質問
テレビ寺子屋10月17日の講師は誰ですか?
山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんです。放送2500回記念企画の第3弾として、「50年後の未来へ ~心の在り方~」をテーマに対話します。
今回はどんな内容ですか?
心と体のつながり、失敗の受け止め方、経験を次世代へ伝える意味、科学技術が進歩する未来で大切になる人間の心について語られます。
北海道では何時から放送されますか?
2026年10月17日(土)朝5時30分から、北海道文化放送1で放送予定です。
放送2500回記念企画は今回だけですか?
山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんの記念企画は3週構成で、「人生の原動力」「結果と言語化」に続き、今回の「心の在り方」が第3弾です。
まとめ
10月17日の「テレビ寺子屋」は、山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんが「心」と「未来」を考える回です。
失敗を次の発見へつなげる姿勢、技術だけではなく経験から得た知恵を次世代へ渡す役割、そして50年後の未来を左右するのは人間の心だという視点が大きな柱になっています。
研究とスポーツという異なる世界で挑戦を続けてきた二人だからこそ、日々の仕事や学びにも重ねやすい話になっています。朝の30分で、うまくいかない時の受け止め方や、自分が次の世代へ何を渡せるかを考えるきっかけになる放送です。

