MCIは何歳から増える?65歳・70代・80代の年代別有病率【トリセツショー】|10/1 19:30
「MCIは何歳から増える?」「70代ならどのくらい多い?」という年代別の疑問も、MCIを調べるときによく出てきます。2026年10月1日の「あしたが変わるトリセツショー」はMCIの早期発見を扱います。
厚生労働省の2022年推計では、65歳以上全体のMCI有病率は15.5%ですが、年齢によって大きく異なります。65〜69歳では6.9%、75〜79歳では16.5%、80〜84歳では22.6%とされています。
10月1日「MCIのトリセツ」の放送情報
| 番組名 | あしたが変わるトリセツショー |
| 放送日時 | 2026年10月1日(木)19:30〜20:15 |
| 放送局 | NHK総合 |
| テーマ | 認知症に先手を打つ!MCIのトリセツ |
| 司会 | 石原さとみ |
| ゲスト | 黒沢かずこ、コカドケンタロウ、中岡創一(ロッチ)ほか |
MCIは何歳から多くなる?年代別の有病率
| 年齢 | MCI有病率(男女計) |
| 65〜69歳 | 6.9% |
| 70〜74歳 | 9.2% |
| 75〜79歳 | 16.5% |
| 80〜84歳 | 22.6% |
| 85〜89歳 | 27.5% |
| 90歳以上 | 21.2% |
厚生労働省資料では、65〜89歳まで年齢が上がるにつれてMCI有病率が高くなる傾向がみられます。90歳以上では21.2%となっていますが、調査対象数や年齢構成の影響もあるため、単純に「90歳を超えるとMCIが減る」と考えるのは適切ではありません。
65歳以上ではMCIは約6〜7人に1人
2022年の推計では、65歳以上のMCI有病率は15.5%、人数では約558.5万人です。単純に割合だけを見ると、65歳以上の約6〜7人に1人に相当します。
ただし、これは65歳以上全体の平均です。実際には年代による差が大きいため、自分の年代に近い数値を見る必要があります。
認知症の年代別有病率とはどう違う?
同じ厚生労働省資料では、認知症の有病率は65〜69歳1.1%、70〜74歳3.1%、75〜79歳7.1%、80〜84歳16.6%、85〜89歳32.8%、90歳以上50.3%です。
MCIは認知症より前の段階として捉えられることが多く、75〜84歳ではMCIの有病率が認知症を上回ります。だからこそ、日常生活が大きく崩れる前に変化へ気づくことが重要になります。
若いから安心?65歳未満について分かること
今回の厚生労働省の全国推計は、65歳以上の高齢者を対象にしたものです。したがって、このデータだけから40代・50代のMCI有病率を示すことはできません。
一方、65歳未満でも認知機能低下や若年性認知症は起こり得ます。仕事や家事で以前にはなかったミスが増えるなど気になる変化がある場合は、「まだ若いから」と年齢だけで判断せず医療機関へ相談します。
年齢よりも「以前との変化」を見る
年齢が上がるほどリスクは高まりますが、年齢だけでMCIを判断することはできません。大切なのは、その人自身の以前の状態と比べて、記憶、判断、予定管理、家事などに変化が出ているかです。
MCIのサインや認知症との違いはMCIとは?早期発見の記事で整理しています。生活習慣で見直せるリスクについては認知症予防14のリスクの記事も参考になります。
高齢化でMCIの人数は今後どうなる?
厚生労働省の将来推計では、MCI高齢者数は2022年約558.5万人、2030年約593.1万人、2040年約612.8万人と推計されています。
有病率だけでなく、人口構成の変化によってMCIを抱える人の総数も増える可能性があります。本人だけでなく家族や地域が早期相談の仕組みを知っておく重要性も高まります。
よくある質問
MCIは何歳から増えますか?
厚生労働省資料では、65〜69歳のMCI有病率は6.9%、70〜74歳9.2%、75〜79歳16.5%、80〜84歳22.6%と、年齢が上がるにつれて高くなる傾向が示されています。
65歳未満ならMCIの心配はありませんか?
いいえ。公表されている全国推計は主に65歳以上を対象にしていますが、若い年代でも認知機能低下が起こらないという意味ではありません。気になる症状があれば年齢だけで判断せず受診してください。
MCIは高齢者の何人に1人ですか?
2022年の全国推計では、65歳以上のMCI有病率は15.5%です。単純化すると約6〜7人に1人に相当しますが、年齢層によって有病率は大きく異なります。
まとめ
MCIは年齢とともに増える傾向があり、2022年推計では65〜69歳6.9%、75〜79歳16.5%、85〜89歳27.5%でした。65歳以上全体では15.5%、約558.5万人です。
ただし、年齢だけでMCIかどうかは決まりません。年代別データは目安として捉え、本人の以前との変化や生活への影響を見て、気になる場合は早めに相談することが大切です。

