トップの源流#179 漆間啓|「簡単に諦めるな」が三菱電機社長の指針になった理由|9/12 18:00
2026年9月12日(土)18時からBS朝日/BS朝日4Kで放送される「トップの源流」#179は、三菱電機株式会社の社長・漆間啓さんの前編です。今回のキーワードは「重要な事は簡単に諦めるな」。36歳のときに会社を辞めようとした経験と、尊敬する先輩の言葉が、後の経営者としての指針へつながった過程が語られます。
「漆間啓さんはどんな経歴?」「なぜ辞表を用意した?」「先輩の言葉がどう経営観につながった?」という疑問に、BS朝日公式の今回放送ページと三菱電機公式プロフィールをもとに答えます。
トップの源流#179の放送日時・出演者
| 番組名 | トップの源流 #179 |
|---|---|
| 放送局 | BS朝日/BS朝日4K |
| 放送日時 | 2026年9月12日(土)18:00〜18:30 |
| ゲスト | 三菱電機株式会社 社長 漆間啓 |
| テーマ | 「重要な事は簡単に諦めるな」先輩の言葉が指針に |
| 出演・ナレーション | 三田寛子 |
BS朝日公式では、「トップの源流」を日本を代表する企業・組織のトップが歩んできた道のりから、ビジネスパーソンとしての原点を探る番組と説明しています。家族、友人、上司、音楽、風景など、現在の判断や価値観につながる出来事をロングインタビューでたどります。
#179は漆間啓さんの前編。会社の業績や製品紹介だけではなく、幼少期から学生時代、会社員時代の経験を通じて「諦めない」という考えがどのように形づくられたのかが中心です。
36歳で辞表を用意|先輩の一言が「時機を待つ」考えへ変えた
番組公式によると、漆間さんは36歳のとき、上司の理不尽な言葉をきっかけに「もう会社を辞めよう」と辞表を用意しました。尊敬する13歳上の先輩へ報告すると、その上司は漆間さんより19歳年上であり、先に退職する可能性が高いことを指摘され、「だったら我慢しろ」と諭されたといいます。
このやり取りから、漆間さんは「重要なことは簡単に諦めず、よく考えて時機を待つ」という考えを持つようになりました。単なる我慢の美談ではなく、目の前の感情だけで重大な決断をせず、時間軸を変えて状況を見るという判断の仕方がポイントです。
会社員生活では、自分で変えられることと、時間が変えることの両方があります。番組タイトルの「源流」は、この36歳の出来事を経営者になる前からの意思決定の原点として描いています。
小学校の徒競走と大学ゼミ|「勝つ方法を考える」「分かるまで読む」が源流に
漆間さんの「諦めない」は、36歳の出来事だけで突然生まれたものではありません。公式予告では、小学校の徒競走で練習では勝てるのに本番で負けた経験から、競争の前に「勝つためにはどうすればいいか」を考えるようになったと紹介されています。
大学のゼミでは、毎週難解な経済書を読む課題に苦戦しました。それでも繰り返し読むうちに内容が分かるようになり、「本は何度も読めば理解できる。簡単に諦めてはいけない」という実感を得たとされています。
この二つの経験に共通するのは、結果が悪かったときに「向いていない」で終わらせず、方法を考え直す点です。社長になってからの経営判断を直接説明するエピソードではありませんが、長い時間をかけて行動の型がつくられたことが分かります。
漆間啓の経歴|1982年入社、2021年7月に三菱電機社長・CEOへ
三菱電機公式プロフィールによると、漆間啓さんは1982年4月に三菱電機へ入社しました。2017年に常務執行役、2018年に専務執行役、2020年には代表執行役・専務執行役などを務め、2021年7月に代表執行役・執行役社長・CEOへ就任しています。
2026年4月現在も代表執行役・執行役社長CEOです。三菱電機は2026年から新たな理念「Our Philosophy」を定め、Purposeとして「飽くなき探求心と驚きの技術で、未来の価値を創造する」を掲げています。今回の番組で語られる「簡単に諦めない」という個人の原点と、現在の企業メッセージにある探求心を重ねて見ると、インタビューの意味が立体的になります。
前回#178は、ふくや社長・川原武浩さんの演劇経験と経営の「呼吸合わせ」がテーマでした。トップの源流#178の記事と合わせて読むと、同じ経営者番組でも「チームで合わせる力」と「諦めず時機を待つ力」という、異なる源流を比較できます。
トップの源流#179のよくある質問
トップの源流#179はいつ放送?
2026年9月12日(土)18:00〜18:30、BS朝日/BS朝日4Kで放送予定です。
今回のゲストは誰?
三菱電機株式会社の代表執行役・執行役社長CEO、漆間啓さんです。
「簡単に諦めるな」という考えのきっかけは?
36歳で辞表を用意した際、尊敬する先輩から時機を待つよう諭された経験が、重要なことを簡単に諦めず考え抜く指針につながったと番組公式で紹介されています。
漆間啓さんはいつ社長になった?
三菱電機公式プロフィールでは、2021年7月に代表執行役・執行役社長・CEOに就任しています。
まとめ|漆間啓の「諦めない」は根性論ではなく、考えて時機を待つ判断軸
「トップの源流」#179は、三菱電機社長・漆間啓さんの前編です。36歳で辞表を用意した経験、小学校の徒競走、大学ゼミでの難解な読書を通して、「簡単に諦めず、方法を考え、必要なら時機を待つ」という考えが形づくられた過程をたどります。
経営トップの現在だけを見ると、成功まで一直線に進んだように見えがちです。しかし今回の放送では、会社を辞めたいほど追い詰められた時期も含め、判断の土台になった失敗や迷いが語られます。漆間さんの経歴を知るだけでなく、「重大な決断を急がない」という仕事観を読み取れる30分です。

