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明日をまもるナビ10月18日|活断層はどこで調べる?耐震診断・改修まで備えを整理|10/18 10:05

10月18日(日)10時5分からNHK総合で放送される「明日をまもるナビ」は、活断層による地震と今できる備えがテーマです。

番組では、2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を手がかりに、自宅の周囲に活断層があるかを調べる方法、住宅の「耐震基準」「耐震等級」、さらに耐震診断や改修にかかる費用まで取り上げる予定です。地震が起きてからではなく、住んでいる場所と家そのものの弱点を先に知ることが中心になります。

10月18日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月18日(日)10:05〜10:30
放送局NHK総合1・東京
司会山内泉
ゲスト陣内貴美子
解説久田嘉章(工学院大学教授)
テーマ活断層による地震と住宅の備え

番組表では、熊本地震を引き起こしたとされる活断層を入口に、地域の地震リスクと住宅の耐震性を考える内容が案内されています。熊本県八代市出身の陣内貴美子さんとともに、自宅周辺の活断層を調べられるウェブサイトや、耐震診断・耐震改修について見ていく構成です。

解説は工学院大学教授の久田嘉章さんです。地震工学や建築防災の観点から、「断層が近いか」だけで不安を判断せず、建物の耐震性や地域全体のリスクをどう見ればよいかが重要なポイントになりそうです。

令和8年熊本地震と活断層の関係

2026年7月28日16時27分、熊本県熊本地方でマグニチュード7.1、最大震度7の地震が発生しました。気象庁は、この地震とそれ以降の一連の活動を「令和8年熊本地震」と命名しています。震度7は熊本県宇城市と氷川町で観測されました。

地震調査研究推進本部によると、この地震活動域の付近には布田川断層帯と日奈久断層帯があります。M7.1の震源断層の主な部分は、日奈久断層帯の高野―白旗区間の一部と日奈久区間の北東部に及んでいると考えられています。現地調査や空中写真の判読では地表地震断層も確認され、氷川町付近では最大約2メートルの右横ずれ変位が確認されました。

全国には2000を超える活断層がある

地震調査研究推進本部は、日本の陸域と周辺の沿岸域には2000を超える活断層があると説明しています。そのうち、活動度や社会への影響などを踏まえて重点的に評価されるものが「主要活断層帯」です。

活断層とは、最近の地質時代に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層のことです。大きな地震が起きた直後だけ注目されがちですが、長い時間間隔で活動するため、普段はその存在を意識しにくいのが特徴です。

キニナルでは以前、明日をまもるナビの熊本地震と備えも取り上げています。今回の回は、被災地の状況そのものに加え、「では自分の住む場所に活断層があるか、家は地震に耐えられるか」を具体的に考える内容です。

自宅の近くに活断層があるかはどこで調べる?

自宅周辺の活断層を調べる代表的な方法の一つが、国土地理院の活断層図です。国土地理院は空中写真や詳細な地形データなどを使い、活断層や推定活断層、関連する地形を地図上に示しています。

活断層図は、地方自治体のハザードマップ作成や住民の防災意識向上にも使われる基礎資料です。公開されている地域は地理院地図上で確認でき、断層がどの方向へ延びているか、周辺にどんな地形があるかを視覚的に把握できます。

活断層の線から離れていれば安全とは限らない

活断層図を見ると、つい「線の真上かどうか」だけを気にしたくなります。しかし国土地理院は、図にすべての活断層が表示されているわけではないことや、地形に現れない断層は原則として表示されないことを説明しています。

また、活断層図は「いつ次に動くか」を示す地図ではありません。国土地理院も、活断層が今後いつ動くかを言い当てることは現在の科学水準では極めて困難だとしています。

そのため、地図は「危険な線を見つけるもの」ではなく、地域の地震リスクを知る入口として使うのが現実的です。自治体の地震ハザードマップ、地盤情報、避難場所、家具の固定や備蓄と合わせて確認することが大切です。

家の耐震性は築年だけで判断できる?

番組がもう一つ大きく取り上げるのが住宅の耐震性です。国土交通省は、昭和56年、つまり1981年以前に建てられた建物には、耐震基準が強化される前の旧耐震基準によるものが多く、まず耐震診断で耐震性を把握するよう案内しています。

1981年は重要な目安ですが、「1981年より新しいから絶対に大丈夫」という意味ではありません。建物の構造、劣化、増改築の履歴、地盤などによって条件は変わります。築年を確認したら、図面や建築確認の記録が残っているかも確認しておくと、専門家への相談が進めやすくなります。

耐震基準と耐震等級の違い

番組表では「耐震基準」と「耐震等級」も扱うとされています。耐震基準は建築基準法に基づく最低限の基準に関わる考え方で、耐震等級は住宅性能表示制度などで建物の地震への強さを段階的に示す指標です。

言葉が似ていますが、同じものではありません。中古住宅を購入するときやリフォームを考えるときは、「新耐震か旧耐震か」だけでなく、耐震診断を受けているか、どのような補強が行われたかまで確認すると判断材料が増えます。

耐震診断と耐震改修は何から始める?

国土交通省は、耐震性が気になる建物ではまず耐震診断を実施し、耐震性が不十分だった場合に耐震改修や建て替えを検討する流れを示しています。

実際の相談先は、自治体の住宅・建築担当窓口、建築士事務所、地域の耐震相談窓口などです。自治体によっては木造住宅の耐震診断や改修費への補助制度を設けている場合があります。費用は建物の規模、構造、劣化状況、必要な補強方法によって大きく変わるため、番組で紹介される金額は自宅にそのまま当てはめず、個別の診断結果と見積もりで確認する必要があります。

改修だけでなく家具・寝室の配置も同時に見直す

大がかりな耐震改修には時間も費用もかかりますが、家の中で先にできる対策もあります。家具の転倒防止、寝室や子ども部屋で背の高い家具をベッドの近くに置かない、出入口を家具でふさがないといった対策は、建物の補強とは別に進められます。

地域の活断層を調べたあとに「怖い」で終わらせず、家そのもの、家具、避難経路、家族との連絡方法まで一つずつ確認することが、番組テーマの「今できる備え」につながります。

前回までの明日をまもるナビと今回の違い

「明日をまもるナビ」は、水害、台風、クマ被害、擁壁、避難時の伝え方など、暮らしの中のさまざまなリスクを扱ってきました。直近ではスーパー台風と海抜ゼロメートル地帯の広域避難がテーマでした。

今回の活断層回は、天気予報のように数日前から接近が分かる災害とは異なり、発生時期を正確に予測できない地震が対象です。そのため、「いつ逃げるか」よりも「普段からどこまで弱点を減らしておけるか」という備えが中心になります。

自宅周辺の地図を確認し、建物の築年と耐震性を知り、必要なら専門家に相談する。放送を見ながら、この3段階を自宅に置き換えて確認すると実用的です。

出演者は山内泉・陣内貴美子・久田嘉章

司会はNHKの山内泉アナウンサー、ゲストは元バドミントン選手で熊本県八代市出身の陣内貴美子さん、解説は工学院大学教授の久田嘉章さんです。

番組表では、陣内さんの故郷・熊本と地震の経験を入り口にしながら、活断層の確認方法と住宅の備えを考える内容が案内されています。専門用語だけでなく、家庭でどこから手をつければよいかが整理される回になりそうです。

参考にした情報

よくある質問

明日をまもるナビ10月18日は何時からですか?

2026年10月18日(日)10時5分から10時30分まで、NHK総合で放送予定です。

自宅の近くに活断層があるかはどこで確認できますか?

国土地理院の活断層図や地理院地図、地震本部の活断層情報などが確認材料になります。自治体の地震ハザードマップも合わせて見ると地域のリスクを把握しやすくなります。

1981年より前の家は耐震診断したほうがよいですか?

国土交通省は、昭和56年以前に建てられた建物には旧耐震基準のものが多いため、まず耐震診断で耐震性を把握するよう案内しています。

まとめ

10月18日の「明日をまもるナビ」は、活断層の場所を知ることと、家の耐震性を知ることを一つの備えとして結びつける回です。

自宅周辺の活断層は国土地理院などの地図で確認できますが、線の上だけを見て安全・危険を決めることはできません。地域の地震リスクを知り、特に旧耐震基準の住宅では耐震診断を検討し、必要に応じて改修や家具固定など現実的な対策へつなげることが大切です。

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