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東北ココから11月6日|石巻・雄勝の訪問歯科医は河瀬聡一朗さん「口から食べる」を支える理由|11/6 19:30

11月6日(金)19時30分から東北地方のNHK総合で放送される「東北ココから」は、宮城県石巻市雄勝町で訪問歯科に取り組む河瀬聡一朗さんに密着する回です。

テーマは「口から食べる幸せを最期まで」。人口が大きく減った震災後の雄勝で、高齢者らのもとへ足を運び、歯や入れ歯だけでなく食べることそのものを支える歯科医療に向き合う姿が紹介されます。

河瀬さんは現在、石巻市雄勝歯科診療所の管理者として登録されている歯科医師です。番組を見る前に、河瀬さんがなぜ雄勝で診療を続けているのか、これまでどんな活動をしてきたのかを整理します。

11月6日の放送日時と番組内容

項目内容
放送日時2026年11月6日(金)19:30〜
放送局NHK総合1・仙台/盛岡/福島/秋田/青森
番組東北ココから
サブタイトル口から食べる幸せを最期まで 石巻市雄勝たったひとりの訪問歯科医
主な人物河瀬聡一朗さん
ナレーターayako_HaLo

Gガイドの11月6日番組表では、19時30分から「東北ココから 口から食べる幸せを最期まで 石巻市雄勝たったひとりの訪問歯科医」を放送すると案内されています。

番組紹介には、1日でも長く自分の口でものを食べ、おいしいと感じる幸せとともに生きてほしいという思いを持つ河瀬さんに密着することが示されています。WEBザテレビジョンでは、ナレーターとしてayako_HaLoさんの名前も掲載されています。

雄勝の訪問歯科医・河瀬聡一朗さんとは?

河瀬聡一朗さんは、石巻市雄勝歯科診療所で地域医療に携わる歯科医師です。

厚生労働省の「医療情報ネット」では、石巻市雄勝歯科診療所の正式名称、所在地とともに、管理者として河瀬聡一朗さんの名前が登録されています。診療所は石巻市が開設する公的な歯科診療所です。

河瀬さんは、東日本大震災後の歯科支援をきっかけに被災地域と深く関わるようになりました。東京歯科保険医協会が2026年に開催した市民講演会の案内では、河瀬さんを石巻市雄勝歯科診療所所長として紹介し、災害時の歯と口の健康をテーマに講演することが案内されています。

また、河瀬さん自身の活動紹介では、歯科は歯だけを見るものではなく、患者が食べられる口を作り、口から全身の健康を支える役割があるという考え方が示されています。今回の番組タイトルにある「口から食べる幸せ」は、河瀬さんが長年取り組んできたテーマそのものといえます。

なぜ石巻市雄勝町で訪問歯科を続けている?

河瀬さんが雄勝で診療を始めた背景には、東日本大震災後の地域医療があります。

河瀬さんの過去の講演資料では、2011年の震災後に宮城県沿岸部で歯科支援活動に従事し、雄勝町が無歯科医地区となって困っていることを知ったと説明しています。その後、2012年に宮城県へ移り、雄勝歯科診療所の所長になりました。

石巻市の震災資料によると、2010年10月時点の雄勝地区の人口は3,994人でした。今回の番組紹介では、震災後に雄勝町の人口が4分の1まで減った地域として紹介されており、人口減少と高齢化が進む地域で医療をどう届けるかも番組の重要な背景になります。

患者が診療所へ来られることを前提にするのではなく、歯科医が暮らしの場へ出向く訪問診療は、移動が難しい高齢者にとって大きな意味があります。番組では、河瀬さんが患者の生活と食事の場に入りながら、どんな判断をしているのかが見どころになりそうです。

「口から食べる」を歯科医が支えるのはなぜ?

食べるためには、歯でかむだけでは足りません。口の中で食べ物をまとめ、舌やのどを動かし、安全に飲み込む一連の働きが必要です。

河瀬さんはこれまで、摂食嚥下の問題や高齢者の食支援について継続的に発信してきました。2026年の東京歯科保険医協会の講演案内でも、災害時には口腔内のトラブルが増えることで十分に食べられなくなり、栄養状態や体力の低下につながることが説明されています。

つまり訪問歯科で見るのは、虫歯や入れ歯の状態だけではありません。患者がどんな食事をとり、どのようにかみ、飲み込んでいるのかまで見ていくことが、「食べる幸せ」を守る医療につながります。

今回の番組では、「おいしい」と感じながら自分の口で食べ続けたいという本人の希望と、安全に食べるための医療的な判断がどのように両立されるのかが、大きなポイントになりそうです。

河瀬さんが続ける「食」を支える地域活動

河瀬さんの活動は、診療室や訪問診療だけにとどまりません。

過去の講演紹介では、摂食嚥下について多職種で学ぶ「食べる輪」や、介護に不慣れな男性を支える「男の介護教室」などの取り組みも紹介されています。歯科医師だけで完結するのではなく、介護、栄養、福祉など地域のさまざまな人と連携して食を支える姿勢が特徴です。

高齢者の食事は、歯の状態だけでなく、体力、認知機能、姿勢、介護環境など多くの要素に左右されます。だからこそ、歯科医療から地域全体へ視野を広げる河瀬さんの活動が、雄勝のような人口減少地域で重要になっています。

番組を見る際は、患者一人の治療だけでなく、家族や介護職など周囲の人たちとどのように支え合っているかにも注目したいところです。

震災から15年、雄勝で医療を続ける意味

2026年は東日本大震災から15年にあたります。石巻市の震災遺構公式資料では、雄勝地区は震災前に3,994人が暮らしていた地域として記録されています。

震災によって地域の人口構成や暮らし方が大きく変わる中、河瀬さんは被災直後の支援だけで終わらず、その後も地域に住み続けて診療を続けてきました。

今回の「東北ココから」は、復興を建物やインフラだけで見るのではなく、地域で最期まで食べて暮らすことをどう支えるかという視点から震災後の15年を考える内容でもあります。

同じ「東北ココから」では、これまで地域の災害や暮らしの課題を扱った回も放送されています。番組の取材姿勢を知りたい方は、大槌町山林火災の証言を扱った10月23日放送の記事も参考になります。

今回の見どころは「治す」だけではない訪問歯科

今回の放送で注目したいのは、訪問歯科が単なる出張治療ではないことです。

患者が何を食べたいのか、どこまで自分の口で食べられるのか、家族や介護者がどんな不安を抱えているのか。そうした暮らしの細部に向き合うことで、治療の目的が「歯を治す」から「食べて生きることを支える」へ広がります。

番組タイトルの「幸せを最期まで」という言葉には、食事を栄養摂取だけで捉えず、味わうことや人と食卓を囲むことも含めた生活の質を大切にする視点が込められています。

河瀬さんの訪問先でどんな患者と出会い、どんな診療や会話が交わされるのか。雄勝という地域の現状と合わせて見ることで、訪問歯科の役割がより具体的に見えてきそうです。

参考にした情報

よくある質問

11月6日の東北ココからに登場する訪問歯科医は誰?

石巻市雄勝歯科診療所で地域医療に携わる歯科医師、河瀬聡一朗さんです。厚生労働省の医療情報ネットでも同診療所の管理者として登録されています。

河瀬聡一朗さんはなぜ雄勝で診療しているの?

東日本大震災後の歯科支援で被災地に入り、雄勝町が無歯科医地区になっていることを知ったことが大きなきっかけです。その後、宮城県へ移り、雄勝歯科診療所で診療を続けています。

今回の番組のテーマは何?

高齢者らが1日でも長く自分の口で食べ、おいしいと感じながら暮らすことを、訪問歯科医がどう支えているのかが中心テーマです。

まとめ

11月6日の「東北ココから」は、石巻市雄勝町の訪問歯科医河瀬聡一朗さんに密着し、「口から食べる幸せを最期まで」を考える回です。

震災後に地域へ移り住み、診療所と訪問診療の両方から住民の食を支えてきた河瀬さん。歯を治すだけではなく、かむ・飲み込む・味わうという生活そのものに寄り添う姿を通じて、人口減少地域の医療と暮らしがどのようにつながっているのかが伝わる内容になりそうです。

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