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THE有頂天ホテルのホテル・アバンティは実在する?巨大セットの舞台裏と見学できる場所を解説|10/17 7:55

10月17日(土)7時55分から日本映画専門チャンネルで放送される『THE 有頂天ホテル』。大晦日の高級ホテルを舞台に、役所広司さん、松たか子さん、佐藤浩市さんら豪華キャストの物語が同時進行していく三谷幸喜監督の群像コメディです。

映画を見ていると気になるのが、あの華やかなホテルはどこにあるのかという点です。結論からいうと、劇中の「ホテル・アバンティ」は実在するホテルをそのまま使ったものではなく、ロビーやラウンジなど主要空間は大規模なセットとして作られました。

そのため、映画に出てくるホテルへ宿泊予約をしたり、同じロビーを現地で見学したりすることはできません。この記事では、放送情報とともに、ホテル・アバンティの正体、美術セットの作り方、現在見学できる場所があるのかを整理します。

THE 有頂天ホテル10月17日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月17日(土)7:55〜
放送局日本映画専門チャンネル
作品THE 有頂天ホテル
公開年2006年
放送時間138分
監督・脚本三谷幸喜
主な出演役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、戸田恵子、生瀬勝久、麻生久美子、西田敏行ほか

日本映画専門チャンネル公式ページでは、10月17日7時55分からの放送が案内されています。作品は、大晦日の都内の高級ホテルで、新年のカウントダウンパーティーを控えたホテルマンや宿泊客に次々と騒動が起こる群像コメディです。

副支配人・新堂平吉を演じるのは役所広司さん。客室係・竹本ハナ役の松たか子さんをはじめ、佐藤浩市さん、香取慎吾さん、篠原涼子さん、西田敏行さんらが同じホテルの中で別々の事情を抱えながら交錯していきます。

監督・脚本は三谷幸喜さん。フジテレビの作品公式ページでは、大晦日の夜10時過ぎから年越しまでの約2時間を、複数の出来事が絡み合うリアルタイムの物語として描く作品だと紹介されています。

ホテル・アバンティは実在するホテル?

ホテル・アバンティは、映画のために作られた架空のホテルです。少なくとも、劇中の豪華なロビー、ラウンジ、エントランスをそのまま営業している実在ホテルとして訪れることはできません。

この点は、映画美術を担当した種田陽平さんのインタビューからも分かります。種田さんは『THE 有頂天ホテル』の美術を担当する際、ロビーやラウンジ、エントランスは「ホテルの顔」になるため、どこかの既存ホテルを借りて看板だけを変えるのであれば参加しない、全部セットで作れるならやりたいと提案したと語っています。

つまり、画面に映るホテルの魅力は、実在する一軒のホテルの内装を借りたものではなく、映画の世界観に合わせて一から設計された美術そのものです。見た人が「本当にこんなホテルがあるのでは」と感じるほど作り込まれていることが、この作品の大きな見どころになっています。

ホテル名「アバンティ」は映画の中の名称

劇中のホテル名はHOTEL AVANTI(ホテル・アバンティ)です。作品内では、多数の客室やレストラン、宴会場、バックヤードが存在する巨大ホテルとして描かれます。

ただし、同じ名称の宿泊施設を地図で探しても、それが映画の舞台ホテルという意味にはなりません。作品のホテル・アバンティは、美術設計とセット撮影によって成立したフィクション上の空間だからです。

映画を見て「ここに泊まりたい」と思った場合も、映画と同じホテルへの宿泊予約はできません。予約サイトなどで似た名称の施設を見つけても、映画公式が撮影地として案内しているホテルではない点に注意したいところです。

ロビーやラウンジはどこで撮影された?

ホテル・アバンティの象徴であるロビー、ラウンジ、エントランスなどは大規模なセットとして作られました。種田陽平さんはインタビューで、『THE 有頂天ホテル』ではホテルの巨大セットを建てたと説明しています。

映画では、人物が廊下を行き交い、別の場所で起きた出来事が次の場面につながっていきます。単に豪華な内装を見せるためではなく、複数の登場人物を動かしながら物語をつなげるために、ホテル全体の動線そのものが重要でした。

フジテレビの公式作品ページでも、本作は主な登場人物だけで23人、9つのエピソードが絡み合って年越しのカウントダウンへ進む構成と紹介されています。こうした複雑な動きを成立させるため、撮影しやすさと物語上の見せ方を両立できるセットは大きな意味を持っていたと考えられます。

美術監督は種田陽平

本作の美術を担当したのは種田陽平さんです。JFDBの作品情報でも、美術担当として種田陽平さんの名前が確認できます。

種田さんは『キル・ビル Vol.1』などでも知られる映画美術の第一人者で、三谷幸喜監督作品では『THE 有頂天ホテル』の後も『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』『清須会議』などを手がけています。

ホテル・アバンティには、クラシックなホテルらしい重厚さがある一方、コメディの人物が動き回っても画面が重くなりすぎない華やかさがあります。宿泊施設としての現実味と、舞台装置としての見やすさが同居しているのが特徴です。

ホテル・アバンティのセットは現在見学できる?

2026年10月15日時点で、映画と同じホテル・アバンティの巨大セットを常設で一般公開している施設は確認できませんでした。今回の10月17日放送に合わせた特別展示についても、公式な案内は確認できていません。

過去には、種田陽平さんの映画美術を紹介する展覧会で、『THE 有頂天ホテル』のホテル模型や劇用アメニティなどが展示された例があります。東京都現代美術館の年報にも、HOTEL AVANTIのロビーセット写真、ホテル全景模型、アメニティ、見取図などが展示資料として記録されています。

ただし、これは過去の展覧会に関する記録です。現在同じ展示を常設で見られるという意味ではありません。

映画を見た後に実際の場所へ出かけたい場合は、「ホテル・アバンティそのもの」を目指すのではなく、三谷幸喜作品の展覧会や種田陽平さんの映画美術展が開催される際に展示内容を確認するのが現実的です。

住所・営業時間・予約情報はある?

ホテル・アバンティは架空のホテルなので、宿泊施設としての住所、営業時間、予約窓口はありません。

映画に登場するバーやレストランも、劇中世界のホテル内施設として描かれているため、同じ名前・同じ内装の店舗へ予約して訪れるという形にはなりません。店名やホテル名を見て実在店舗だと思い込み、旅行予約を進めないようにしてください。

一方、作品の美術資料が展覧会で展示される場合は、その会場の住所、開館時間、チケット情報が別途設定されます。訪問目的なら、開催時点の主催者公式情報を確認するのが確実です。

THE 有頂天ホテルで注目したいホテル内の場所

映画を見ながら注目したいのは、単に「豪華なホテル」という点ではなく、場所ごとに人物関係が切り替わる設計です。

ロビーでは宿泊客とホテルマンが交差し、廊下や客室では個人的な秘密が動き、宴会場やカウントダウン会場では複数のエピソードが一気に集まってきます。ホテルが一つの街のように機能しているため、登場人物が多くても「今どこにいるか」が物語を理解する手がかりになります。

新堂がホテルマンとしてトラブル処理に追われる一方、自分自身も元妻との再会で窮地に立たされるという構造も、仕事の場と私生活の問題が同じホテル内でぶつかるからこそ成立します。

一度目は会話や笑いに目が向きますが、再放送では背景のドア、階段、通路、ロビーの位置関係を見ていくと、セット美術が物語を支えていることが分かりやすくなります。

店やホテルを訪れたい人が知っておきたいこと

『THE 有頂天ホテル』は、旅番組のように実在店舗を紹介する作品ではありません。劇中のホテルや店をそのまま訪問することを目的にすると、実在しない名称を探し続けてしまう可能性があります。

今回の放送をきっかけに場所を調べるなら、まずホテル・アバンティは架空で、主要空間はセットという点を押さえておくと迷いません。その上で、三谷幸喜さんや種田陽平さんの映画美術に関する展示、関連作品の企画展などを探すと、作品世界に実際に触れられる機会につながります。

ホテルそのものに泊まることはできなくても、「実在しそうに見える架空のホテルをどう作ったのか」という視点で見ると、本作の面白さはさらに増します。

参考にした情報

よくある質問

THE 有頂天ホテルのホテル・アバンティは実在しますか?

いいえ。劇中のホテル・アバンティは架空のホテルで、ロビーやラウンジ、エントランスなど主要空間は映画用の巨大セットとして作られました。

ホテル・アバンティに宿泊予約できますか?

できません。映画に登場するホテル・アバンティは営業している宿泊施設ではないため、住所や宿泊予約窓口はありません。

THE 有頂天ホテルのセットは今も見学できますか?

2026年10月15日時点で、映画と同じ巨大セットを常設公開している施設は確認できません。過去の展覧会ではホテル模型や劇用アメニティなどが展示された例があります。

まとめ

10月17日7時55分から日本映画専門チャンネルで放送される『THE 有頂天ホテル』の舞台、ホテル・アバンティは実在するホテルではなく、映画のために作られた架空のホテルです。

美術監督・種田陽平さんの証言から、ロビーやラウンジ、エントランスなどホテルの顔になる空間は、既存ホテルを借りるのではなく大規模セットとして作られたことが分かります。

そのため同じホテルへの宿泊やレストラン予約はできませんが、再放送ではホテル内の動線や背景にも目を向けると、23人の登場人物と複数のエピソードを支える映画美術の緻密さをより楽しめます。

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