ザ・偉人伝10月24日なかにし礼・浜圭介|石狩挽歌はどう生まれた?名曲と人生を解説|10/24 21:00
2026年10月24日(土)21時からBS朝日・BS朝日4Kで放送される「ザ・偉人伝」は、作詞家・なかにし礼さんと作曲家・浜圭介さんを取り上げます。今回の中心にあるのは、北原ミレイさんの歌で知られる名曲「石狩挽歌」です。
BS朝日の公式案内では、2人の人生をたどりながら、この曲がどのように生まれたのかに迫ります。2026年3月29日に初回放送された回の再放送で、なかにし礼さんの秘蔵インタビュー映像、浜圭介さんによる小樽訪問、弾き語りも見どころです。
ザ・偉人伝10月24日の放送日時と内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月24日(土)21:00〜22:54 |
| 放送局 | BS朝日/BS朝日4K |
| 特集 | 昭和歌謡黄金コンビ なかにし礼・浜圭介 |
| 中心となる名曲 | 石狩挽歌 |
| 初回放送 | 2026年3月29日(日) |
10月24日の放送は約2時間の特集です。公式サイトでは「不世出の音楽家たちが結んだ絆」として、作詞家のなかにし礼さんと、作曲家・歌手の浜圭介さんが歩んだ道を一本の物語として構成しています。
2人には、旧満州生まれであることに加え、その後に北海道や青森で暮らしたという共通点がありました。ただし、同じような土地の記憶を持ちながら、音楽家になるまでの道筋は異なります。番組は、その違いと重なりが一曲の名作へ結びつく過程を追います。
「石狩挽歌」はどう生まれた?番組が描く誕生の真実
今回もっとも気になるのは、「石狩挽歌」の歌詞とメロディーがどのように結びついたのかという点です。BS朝日公式では、なかにし礼さんが歌詞に自身の人生を投影し、浜圭介さんが壮大なメロディーを付けたことで名曲が誕生したと紹介しています。
なかにし礼の人生が歌詞の背景に
公式ページによると、なかにし礼さんは旧満州に生まれ、終戦後に8歳で北海道の小樽へ移りました。その後、兄の事業失敗による大きな借金や自身の心臓疾患など、複数の苦難を経験しています。
高校卒業後はシャンソン喫茶で働き、訳詞の仕事で頭角を現しました。さらに石原裕次郎さんとの出会いをきっかけに昭和歌謡の世界へ入り、「知りたくないの」「別れの朝」など数々の作品を手掛けていきます。
新潮社の著者プロフィールでも、なかにし礼さんはシャンソンの訳詩家を経て作詞家となり、「石狩挽歌」や「北酒場」など多くのヒット曲を生んだ人物と紹介されています。小説家としては『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞しており、歌謡曲だけにとどまらない創作家でした。
なかにし礼さんについては、別番組で特集された「おはよう!僕らの名曲ショー」なかにし礼特集でも代表曲と歩みを整理しています。
浜圭介は挫折を重ねて作曲家へ
浜圭介さんもまた旧満州で生まれ、幼少期に青森や北海道を転々としました。15歳のころにダンスホールで働き始め、人前で歌う楽しさを知り、10代半ばで上京します。
ところが歌手としては思うような結果が出ず、一度は青森へ戻りました。屋台で働いていた時期に、ある女性の身の上話から着想して「おんな道」を作り、ヒットにつながったものの、その後も順風満帆ではありませんでした。
大きな転機になったのが「終着駅」です。BS朝日公式では、アメリカ旅行の途中に生まれたこの曲が、浜圭介さんを作曲家として再び歩ませるきっかけになったと説明しています。その後、「街の灯り」「そして、神戸」「雨」などの作品を世に送り出しました。
2026年は浜圭介さんにとって作曲家生活60周年にあたります。テイチクエンタテインメントでは、なかにし礼さんが生前に浜圭介さんへ託していた詞による「人の世一夜の子守歌」が2025年に配信されたことも紹介されており、2人の創作上の結びつきが「石狩挽歌」だけではなかったことが分かります。
番組で登場する名曲は?「街の灯り」の原曲も披露
BS朝日公式の放送内容には、「石狩挽歌」以外にも多数の曲名が並んでいます。なかにし礼さんの仕事として「知りたくないの」「別れの朝」「北酒場」「まつり」、浜圭介さんの仕事として「終着駅」「街の灯り」「そして、神戸」「雨」「雨の慕情」「哀しみ本線日本海」などが紹介されています。
なかでも注目したいのが、浜圭介さんによる弾き語りです。公式案内では「石狩挽歌」「おんな道」に加え、テレビ初公開となる「街の灯り」の原曲も披露するとされています。
完成版として多くの人に知られている曲が、最初はどのような旋律だったのか。作曲家本人の演奏を通じて、作品が世に出るまでの変化を感じられる場面になりそうです。
小樽と「石狩挽歌」の関係も見どころ
番組では、浜圭介さんが「石狩挽歌」の歌碑がある小樽を訪れます。なかにし礼さんにとって小樽は、終戦後に暮らした土地です。番組が人生と歌を並行して描くことで、歌の中にある北の海や土地の記憶が、単なる舞台設定ではなく作者の人生と重なるものとして見えてきます。
「石狩挽歌」という一曲だけを知っている方にとっても、なぜこの歌が独特の寂寥感を持つのかを知る手掛かりになります。歌詞を全文紹介するのではなく、作詞家の歩み、作曲家の経験、歌の舞台となった土地を結びながら理解できるのが今回の特集の魅力です。
インタビュー出演者は誰?北原ミレイや加藤登紀子も登場
BS朝日公式ページでは、インタビュー出演者として北原ミレイさん、加藤登紀子さん、黒沢年雄さん、奥村チヨさん、三善英史さん、齋藤孝さん、ミッツ・マングローブさん、北原照久さんが案内されています。
「石狩挽歌」を歌った北原ミレイさんをはじめ、なかにし礼さんや浜圭介さんと同時代の歌謡界を知る人たちが登場するため、本人たちの経歴だけでは見えにくい人物像も補われます。
また、なかにし礼さんについては4時間に及ぶ秘蔵独占インタビュー映像から生前の声を届けるとされています。本人の言葉と周囲の証言が重なることで、ヒット曲の実績だけではない人間像が浮かび上がる構成です。
「ザ・偉人伝」の別回も名曲の背景を深掘り
「ザ・偉人伝」は、著名人の業績だけでなく、その背景にある人生の転機や苦労を長時間で描く番組です。10月17日放送では吉田正さんと弦哲也さんを取り上げ、名曲が生まれた背景を紹介しました。
前週の内容が気になる方は、ザ・偉人伝10月17日・吉田正と弦哲也の名曲特集もあわせて読むと、昭和歌謡を支えた作曲家たちの違いを比べられます。
今回は「石狩挽歌」を軸に、作詞となかにし礼さんの人生、作曲と浜圭介さんの人生を交差させる回です。完成した名曲だけでなく、そこに至るまでの失敗、借金、病、再出発まで扱うため、昭和歌謡を詳しく知らない方でも2人の物語から入りやすい内容です。
見逃し配信はある?
BS朝日には無料見逃し配信の案内ページがありますが、10月24日放送の「ザ・偉人伝」について個別の配信期間までは確認できませんでした。配信を利用したい場合は、放送後にBS朝日の公式見逃し配信案内で対象番組として掲載されているかを確認するのが確実です。
テレビで見る場合は、2026年10月24日(土)21時からBS朝日またはBS朝日4Kで放送されます。終了は22時54分予定です。
参考にした情報
よくある質問
ザ・偉人伝のなかにし礼・浜圭介回は何時からですか?
2026年10月24日(土)21時から22時54分まで、BS朝日・BS朝日4Kで放送予定です。2026年3月29日に初回放送された回の再放送です。
「石狩挽歌」の作詞と作曲は誰ですか?
番組で取り上げる「石狩挽歌」は、作詞がなかにし礼さん、作曲が浜圭介さんです。番組では2人の人生をたどりながら名曲誕生の背景に迫ります。
浜圭介さんは番組で何を披露しますか?
BS朝日公式では、浜圭介さんが「石狩挽歌」「おんな道」を弾き語りし、さらにテレビ初公開となる「街の灯り」の原曲も披露すると案内しています。
まとめ
10月24日の「ザ・偉人伝」は、なかにし礼さんと浜圭介さんの人生を「石狩挽歌」誕生の物語と重ねて描く約2時間の特集です。
旧満州から北海道・青森へとつながる2人の記憶、歌謡界に入るまでの挫折、作詞家・作曲家としての転機をたどることで、「石狩挽歌」がなぜあの言葉とメロディーになったのかが見えてきます。北原ミレイさんらの証言、なかにし礼さんの秘蔵映像、浜圭介さんの小樽訪問と弾き語りまで含め、昭和歌謡の名曲を人生の物語から味わえる回です。

