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百名山 ヤマたび!立山の信仰の道はどこ?称名滝・一ノ谷・芦峅寺の見どころとアクセス【11月5日】|11/5 9:00

2026年11月5日(木)午前9時からNHK BSで放送される「百名山 ヤマたび!」は、立山の古い信仰の道をたどる山旅です。

今回の舞台は、北アルプスにそびえる立山。番組表によると、ロシア出身の安涼奈さんが、山伏登山ガイドの田村茂樹さんとともに、麓から古い登拝の道を進みます。

番組で紹介される称名滝や鎖場、地獄谷、雄山の背景を知ると、立山が自然の絶景だけでなく、長く信仰を集めてきた霊山でもあることが見えてきます。

11月5日放送の日時・出演者

項目内容
番組名百名山 ヤマたび! 立山 古(いにしえ)の信仰の道をゆく
放送日時2026年11月5日(木)9:00~10:00
放送局NHK BS
出演安涼奈、田村茂樹
語り青山楓
主な舞台富山県・立山

NHKオンデマンドの公式番組一覧には、同じ「立山 古(いにしえ)の信仰の道をゆく」が9月19日放送の番組として掲載されています。11月5日は番組表で再放送として案内されている回です。

今回の立山は、主峰の雄山が標高3,003メートル。番組紹介では、ケーブルカーやバスを使わず、麓から信仰の道をたどる構成です。

登山道の厳しさだけでなく、かつての人々が立山をどのような場所と考えていたのかにも注目したいところです。

立山の古い信仰の道とは?

立山は、富士山・白山と並ぶ日本三霊山の一つとして知られています。富山県の観光公式サイトによると、平安時代には修験者が山林修行を行い、江戸時代には全国から巡礼者が訪れる山になりました。

立山の信仰では、山中の険しい地形や火山景観が、地獄や浄土の世界と結び付けられてきました。山頂へ向かう登拝は、単に高い場所へ登ることではなく、罪や穢れを落とし、霊的に生まれ変わるための巡礼でもあったのです。

その世界観を絵で伝える資料が立山曼荼羅です。立山博物館の解説では、立山開山伝説、立山の地獄、立山の浄土、禅定登拝道、布橋灌頂会という五つの要素が描かれていると説明されています。

今回の番組タイトルにある「古(いにしえ)の信仰の道」は、こうした立山信仰の歴史と、実際の山道が重なり合う旅といえます。

称名滝と伏拝はどこ?

番組紹介で名前が挙がっている場所の一つが、富山県立山町の称名滝(しょうみょうだき)です。落差は350メートルで、富山県の観光公式サイトは国内随一の落差を誇る名瀑として紹介しています。

滝の水が四段に折れながら流れ落ちる姿は、立山の山岳景観を代表する見どころです。雪解け水が増える春には、右側に落差約500メートルのハンノキ滝が現れることもあります。

称名滝の近くには、立山信仰にまつわる「伏拝(ふしおがみ)」の伝承も残っています。富山県の観光公式サイトによると、真言僧の文覚上人が滝壺で修行した際、滝の音が念仏の声のように聞こえたため、滝に向かって伏して拝んだ場所と伝えられています。

現在は滝見台から滝を望むことができます。

称名滝へのアクセス

称名滝の住所は、富山県中新川郡立山町芦峅寺です。富山地方鉄道の立山駅から称名滝探勝バスで約15分、バス停から滝までは徒歩約30分が目安です。

車の場合は北陸自動車道の立山ICから約50分で称名平駐車場に向かい、そこから徒歩で滝を目指します。駐車場から滝までは歩くため、歩きやすい靴が必要です。

水しぶきが届く場所もあるので、雨具を用意しておくと安心です。

称名道路や遊歩道は積雪状況によって通行可能期間が変わります。例年は11月下旬ごろから冬期閉鎖となり、滝見台園地までの区間はさらに早く閉鎖される場合があります。

訪問前には立山町や富山県の最新案内を確認してください。

一ノ谷・獅子ヶ鼻に残る鎖禅定路

番組紹介には、弘法大師も修行したと伝わる鎖場が登場します。富山県の観光公式サイトが紹介する立山信仰の場所の一つに、一ノ谷・獅子ヶ鼻があります。

ここは、かつて「鎖禅定路」と呼ばれた修験の道です。険しい鎖場が連続し、立山が信仰の山だった時代の面影を伝えています。

獅子ヶ鼻は高さ30~40メートルほどの巨岩の絶壁で、岩の形が獅子のように見えることから、その名が付いたと紹介されています。

この場所には弘法大師・地蔵菩薩像、不動明王像、役行者像などが祀られています。弘法大師が岩端で七日七夜にわたって護摩を焚き、修行者を困らせていた魔物を退治したという伝承も残ります。

ただし、番組表の紹介文では鎖場の正式名称までは明記されていません。一ノ谷・獅子ヶ鼻は、番組で触れられる鎖場の背景を知るうえで関連の深い場所ですが、今回の撮影地点と同一だと断定はできません。

また、鎖場は観光用の遊歩道ではありません。岩場や急斜面を通る登山・修験の道であり、一般的な観光地と同じ感覚で歩くことはできません。

現地の登山道情報、通行規制、天候を確認し、経験や装備が不足する場合は立ち入らないようにしてください。

芦峅寺の布橋と立山博物館で信仰を知る

立山の麓で信仰の歴史を知るなら、立山町の芦峅寺(あしくらじ)も訪ねたい地域です。芦峅寺は立山参詣の拠点として栄え、江戸時代には立山信仰を支える宿坊や宗教施設が集まっていました。

この地域で知られるのが、閻魔堂、布橋、うば堂跡などを舞台に行われた「布橋灌頂会」です。立山は女人禁制の山だったため、山中で修行できない女性たちの救済を願い、布橋を渡る儀式が行われていました。

立山博物館の解説によると、参加する女性たちは閻魔堂で儀式を受けたあと、目隠しをして白布を敷いた布橋を渡り、うば堂で祈りを捧げました。橋のこちら側をこの世、向こう側をあの世に見立て、橋を渡ることを通して生まれ変わりを願う儀式だったとされています。

立山博物館へのアクセス

立山博物館は富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1にあります。富山地方鉄道の電鉄富山駅から立山線に乗り、千垣駅で下車。

そこから町営バスの芦峅寺線を利用する方法があります。

千垣駅から徒歩で向かう場合は約2キロ、約30分が目安ですが、博物館は道幅の狭い道や急坂があること、クマの出没可能性を案内しており、バス利用を推奨しています。車では北陸自動車道の富山ICから約35分、立山ICから約30分です。

博物館では立山曼荼羅や立山信仰に関する資料を見られます。山に登る前に訪れると、地獄谷や登拝道、布橋が持つ意味を理解しやすくなります。

立山博物館は展示館だけで完結する施設ではなく、遙望館、まんだら遊苑、布橋、教算坊などが点在する広域型の博物館です。公式の周遊コースでは、各施設を徒歩で巡りながら立山の自然と人の営みを学べるよう案内されています。

展示館で立山曼荼羅を見てから、布橋や閻魔堂のある芦峅寺集落を歩くと、絵の中に描かれた信仰の世界と現地の景観を結び付けやすくなります。移動距離があるため、時間に余裕を持った計画がおすすめです。

11月の立山・室堂・地獄谷を訪れる際の注意

11月の立山は、夏山と同じ感覚で歩ける時期ではありません。富山県警察は、標高約2,450メートルの室堂平では10月以降に降雪する可能性があり、11月には雪山の装備や知識が必要になると注意を呼びかけています。

また、富山県の案内では、11月1日から30日まで室堂地区の指定区域に入山する場合、入山届の提出が必要です。積雪状況によって期間が変わる可能性があり、雪崩ビーコン、プローブ、シャベルなどの装備も求められています。

番組紹介にある地獄谷も、現地で自由に歩ける場所ではありません。環境省は火山ガスの噴気活動を理由に地獄谷遊歩道を通行止めとしており、周辺の歩道でも風向きによってガス濃度が高くなる可能性を案内しています。

番組で見た景色を現地で確かめたい場合は、登山道をそのまま再現しようとせず、立山黒部アルペンルートや称名滝など、一般利用者向けに開放されている場所を選ぶことが大切です。立山の山頂や旧登拝道を目指す場合は、現地の最新情報を確認し、技術・体力・装備を備えた計画にしてください。

前回(10月31日放送)の内容

前回の「百名山 ヤマたび!」は、伊達公子さんが憧れの槍ヶ岳を目指す山旅でした。NHK BSの10月31日番組表では「伊達公子 憧れの槍ヶ岳へ」と案内され、今回は槍ヶ岳から立山へ舞台が移ります。

前回は上高地から槍沢をたどるルートや山小屋が見どころでした。伊達公子さんの挑戦と槍ヶ岳の登山ルートは、百名山 ヤマたび!伊達公子の槍ヶ岳回の記事で紹介しています。

関連記事

立山の別の山旅や登山ルートを調べたい方は、こちらの記事も参考になります。

参考にした情報

よくある質問

11月5日の「百名山 ヤマたび!」は何時から放送されますか?

2026年11月5日(木)午前9時から10時まで、NHK BSで放送されます。

番組に登場する滝はどこですか?

富山県立山町の称名滝です。落差350メートルの滝で、立山駅からバスと徒歩、または車と徒歩で訪ねられます。

弘法大師の伝承が残る鎖場はどこですか?

富山県の観光公式サイトでは、一ノ谷・獅子ヶ鼻に鎖禅定路と弘法大師の伝承が紹介されています。ただし、番組の紹介文では鎖場の正式名称は明記されていません。

11月に立山の登拝道を歩けますか?

11月は積雪や降雪があり、室堂地区の指定区域では入山届が必要です。地獄谷遊歩道も火山ガスのため通行止めとなっているため、現地の最新規制と登山装備を確認してください。

まとめ

11月5日放送の「百名山 ヤマたび!」は、立山の自然と信仰の歴史を重ねて楽しめる山旅です。称名滝、一ノ谷・獅子ヶ鼻、芦峅寺の布橋や立山博物館を知ると、立山が地獄と浄土の世界観を持つ霊山として大切にされてきた理由が分かります。

一方、番組の登拝道は一般観光向けの散策路とは異なり、11月の立山には積雪や火山ガスなどの注意点があります。映像で見た場所を訪ねる際は、歩ける場所と立入規制を確認し、安全に立山の景色と歴史を楽しみましょう。

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