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空からクルージング「ヨーロッパ 崖の上の風景」10月10日|4つの崖の町への行き方|10/10 3:22

10月10日(土)午前3時22分からNHK BSP4Kで放送される「空からクルージング特別編 ヨーロッパ 崖の上の風景」は、ヨーロッパ各地の断崖や丘の上に築かれた町・村を空から巡る紀行番組です。

番組案内では、イタリアのチヴィタ・ディ・バニョレージョ、ギリシャ北部のヴラデト、ポルトガルのマルバオン、クロアチアのモトヴンなどが登場します。今回は以前のロケ地一覧とは角度を変え、実際に行くならどうアクセスするのか、どこで徒歩移動が必要なのかを中心にまとめました。

空からクルージング「ヨーロッパ 崖の上の風景」の放送情報

項目内容
放送日時2026年10月10日(土)3:22〜4:00
放送局NHK BSP4K
番組名空からクルージング特別編 ヨーロッパ 崖の上の風景
形式ナレーションなし、テロップ中心の紀行番組
主な登場地チヴィタ・ディ・バニョレージョ、ヴラデト、マルバオン、モトヴンほか

番組表の公式SI情報では、イタリアの崖の上の町チヴィタ・ディ・バニョレージョから始まり、ギリシャ北部のヴラデトの階段、フランスの崖の聖母像、ポルトガルのマルバオン、クロアチアのモトヴンなどを巡る内容とされています。

映像を見て気になりやすいのは「空からはきれいだけれど、実際にはどうやって上まで行くのか」という点です。4か所とも高所にありますが、長い歩道橋、石段の登山道、城壁の丘、旧市街へのシャトルとアクセス方法はかなり違います。

チヴィタ・ディ・バニョレージョはどう行く?歩道橋を歩いて入る崖の町

チヴィタ・ディ・バニョレージョは、イタリア中部ラツィオ州ヴィテルボ県にある丘上の集落です。番組案内で「ヨーロッパ 崖の上の風景」の出発地点として名前が挙がっています。

イタリア政府観光局Italia.itによると、集落へ入る現在の唯一の道は、谷をまたぐ全長約300メートルの歩行者用橋です。車で旧市街の中まで入るのではなく、橋の手前から徒歩で渡ります。

橋は途中から集落の門へ向かって上り勾配になります。公式観光情報でも歩きやすい靴が推奨されており、映像で見える「孤立した町」の地形を、自分の足で体感することになる場所です。

鉄道で行く場合はどこから?

現地観光情報では、最寄りの主要鉄道駅としてオルヴィエートまたはヴィテルボが案内され、そこからバニョレージョ方面へバスを利用する方法が紹介されています。

バニョレージョ到着後も、駐車場・市街側から橋の入口まで移動が必要です。現地運営会社の案内ではPiazzale Battagliniから橋まで約1.3km、橋自体が約300mあるため、観光の中心は徒歩になります。

空撮では小さな町が谷に浮かんでいるように見えますが、現地では橋へ近づくにつれて凝灰岩の台地と浸食された斜面の迫力が増します。上空からの景色と地上からの印象が大きく違う場所です。

ヴラデトの階段はどう歩く?約1100段・39の折り返し

ギリシャ北部ザゴリ地方にあるヴラデトの階段(Skala Vradetou)も、番組で大きく取り上げられる見どころです。番組情報では「1200段、40のカーブ」と紹介されています。

ギリシャ政府観光局Visit Greeceでは、カペソヴォ村からヴラデト村へ上る石畳の道として紹介され、約1100段、39の折り返しがあると説明されています。資料によって段数の数え方に差がありますが、いずれにしても長い石段の山道であることは共通しています。

標高差は約250m、ヴラデト村の標高は約1340mです。道は18世紀に整備された伝統的な石畳で、単なる観光階段ではなく、山間の集落をつないできた生活路そのものです。

入口はカペソヴォ側

Visit Greeceでは、主なアクセスはカペソヴォ(Kapesovo)からと案内されています。ヨアニナから中央ザゴリ方面へ車で向かい、カペソヴォ近くの駐車場所から徒歩で石段へ入ります。

往復の所要時間は約2時間30分とされ、難易度は容易〜中程度の範囲です。ただし、ガードレールのない場所もあり、適切な靴、水の携行、足元への注意が勧められています。

番組の空撮では階段が山肌に細い線を描くように見えます。現地では一段ずつ標高を上げながら、ヴィコス峡谷やザゴリの山々を眺めることになります。4か所の中では、最も「自分で歩いて到達する」感覚が強い場所です。

マルバオンはどこ?ポルトガル国境近くの要塞都市

マルバオンはポルトガル東部アレンテージョ地方、スペイン国境に近い丘上の町です。番組案内では、崖の上に築かれた要塞の城と、見晴らしのよさで知られる村として紹介されています。

ポルトガル政府観光局Visit Portugalによると、町はサン・マメーデ山地の高所にあり、北・南・西側を急斜面に囲まれています。地形そのものが天然の防御となり、東側が主な出入りの方向になってきました。

中心には城壁とマルバオン城があり、城の主塔から周囲を見渡す景観が大きな魅力です。城は標高843mに位置し、スペイン側まで見通せる国境の要衝でした。

町の中は歩いて回るのが基本

マルバオンの旧市街は城壁内の細い道を歩いて巡る町です。石造りの家や教会、城壁、城が高台にまとまっているため、到着後は徒歩観光が中心になります。

チヴィタのように一本の歩道橋を渡る構造ではありませんが、町そのものが斜面と城壁の上にあります。平坦な都市観光とは違い、石畳や坂道を歩く前提で靴を選ぶ方が安心です。

ポルトガルの他の海岸・街を扱った回については、空からクルージング「ポルトガル 残照の西海岸をゆく」のロケ地も紹介しています。同じ国でも、マルバオンは内陸の国境要塞という点で景観が大きく異なります。

モトヴンはどう上る?クロアチア・イストラ半島の丘上都市

モトヴンはクロアチア北西部のイストラ半島にある丘上の町です。番組では、雲海の中に浮かぶように見える幻想的な姿が見どころとして紹介されています。

モトヴン観光局は旧市街中心部に観光案内所を置き、駐車場と旧市街へのシャトル交通の案内窓口も掲載しています。観光客は丘の麓・斜面側から旧市街へ上ることになるため、車を停めたあとの徒歩やシャトル利用を考えておく必要があります。

町の中心は中世の街並みが残るコンパクトなエリアです。空から見ると丘の頂上に建物が密集していますが、現地では坂道と石畳を上りながら中心部へ近づきます。

雲海を見るなら朝の景色に注目

番組紹介で印象的なのが、雲海に浮かぶモトヴンです。谷に霧がたまると丘の上の旧市街だけが雲の上に出たように見えます。

ただし雲海は自然現象で、訪問すれば必ず見られるものではありません。天候条件によって見え方が変わるため、現地旅行では町の街並みや丘からの眺望そのものを目的にしておく方が楽しみやすいでしょう。

クロアチアのイストラ半島については、空からクルージングのイストラ半島・モトヴン・ポレチュ・プーラでも詳しく紹介しています。

4か所のアクセス難易度を比較

番組に登場する4地点は、どこも「崖の上」という共通点がありますが、実際に現地で必要になる移動は異なります。

場所最後のアクセス歩く特徴旅行計画で注意したい点
チヴィタ・ディ・バニョレージョ歩行者橋約300mの橋+上り坂車で町内へ直接入れない
ヴラデト山道・石段約1100段、約39折り返し水・歩きやすい靴が必要
マルバオン丘上の旧市街城壁内の坂・石畳城・主塔まで徒歩移動
モトヴン駐車場+徒歩/シャトル丘上の石畳と坂道旧市街への移動手段を事前確認

4か所を比べると、観光の負荷が最も分かりやすいのはヴラデトです。一方、チヴィタは橋を渡るという独特の体験、マルバオンは城塞都市の散策、モトヴンは丘上の旧市街と霧の景観が中心です。

番組で紹介されるほかの崖の風景

番組情報には、4つの固有名詞のほかにアンダルシアの山腹にある白い村、フランスの崖から見守るマリア像も登場するとされています。

ただし、今回確認できた番組案内では、この2か所の具体的な村名・施設名までは記載されていません。そのため、似た景観の別の観光地を推測して断定することは避けます。

空撮番組では、一つの町を長く案内する旅行番組とは違い、地形そのものを見せる場面が多くなります。白い家が斜面に連なる形、崖の縁に立つ宗教施設、谷底との高低差などを見比べると、場所ごとの違いが分かりやすくなります。

前回の同テーマ記事との違い

「ヨーロッパ 崖の上の風景」は再放送も多く、キニナルでも過去にロケ地を紹介しています。9月20日放送分では、モトヴン・マルバオン・ヴラデトを中心としたロケ地一覧をまとめました。

さらに9月15日放送分では、モトヴン・ヴラデト・マルバオンがどこにあるのかという位置関係を中心に紹介しています。

今回は同じ地点名を並べ直すのではなく、現地に着いてからどのように上るのか、徒歩区間はどの程度あるのかを重点的に整理しました。空撮で気になった町を、実際の旅行先として考えるときの比較に使いやすい内容です。

参考にした情報

よくある質問

空からクルージング「ヨーロッパ 崖の上の風景」はいつ放送されますか?

2026年10月10日(土)午前3時22分から4時まで、NHK BSP4Kで放送予定です。

チヴィタ・ディ・バニョレージョは車で町の中まで入れますか?

旧市街へ直接車で入るのではなく、谷に架かる歩行者用の橋を渡って入ります。橋は約300mあり、最後は上り坂です。

ヴラデトの階段は何段ありますか?

番組情報では1200段・40のカーブと紹介されています。Visit Greeceでは約1100段・39の折り返しとして案内されており、数え方に差はありますが長い石段の山道です。

モトヴンは徒歩で上る必要がありますか?

旧市街は丘の上にあり、駐車場から徒歩またはシャトル交通を利用して中心部へ向かう形になります。到着後も石畳や坂道を歩く観光が中心です。

まとめ

「空からクルージング特別編 ヨーロッパ 崖の上の風景」では、チヴィタ・ディ・バニョレージョ、ヴラデト、マルバオン、モトヴンなど、地形と町並みが一体になったヨーロッパの高所集落を楽しめます。

実際に訪れるなら、チヴィタは約300mの歩行者橋、ヴラデトは約1100段の石段、マルバオンは城壁の丘上都市、モトヴンは駐車場から徒歩やシャトルで上る旧市街という違いがあります。空からの映像を見たあとに現地への行き方まで知っておくと、それぞれの「崖の上」がなぜ特別なのかをより具体的に感じられます。

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