空からクルージング クロアチア・ダルマチア地方の見どころとアクセス|トロギール・スプリト・ドブロブニク|11/5 5:00
2026年11月5日(木)放送の「空からクルージング特別編 クロアチア ダルマチア地方の旅」は、アドリア海沿岸に広がるクロアチア南部の歴史都市を空からたどる紀行番組です。番組案内では、世界遺産のトロギール、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが引退後に過ごしたスプリト、そしてドブロブニクが紹介されています。
今回の旅先を実際に訪れるなら、トロギールは中世の石造りの町並み、スプリトは古代ローマ宮殿と現代の街の一体感、ドブロブニクは城壁に囲まれた旧市街を軸に計画すると、それぞれの個性をつかみやすくなります。
放送日時と番組の内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月5日(木)05:00~(依頼情報) |
| 放送局 | NHK BSプレミアム4K |
| 番組名 | 空からクルージング特別編 クロアチア ダルマチア地方の旅 |
| 主な訪問地 | トロギール、スプリト、ドブロブニク |
| 番組の形式 | 空撮映像とテロップで景観・歴史を紹介 |
番組表の詳細説明によると、この回は「空からクルージング クロアチア 地上の楽園に向かって」を再構成した特別編の第2弾です。ナレーションを付けず、クロアチア南部の風景や歴史をテロップで伝える構成とされています。
同じ番組案内には、ダルマチア地方北部のニンも登場します。ニンはクロアチアの古い王都として知られ、聖ニコラス教会などに中世の王権と結び付いた歴史が残ります。
トロギール、スプリト、ドブロブニクの3都市を巡る旅に、さらに古い時代のクロアチアを知る手掛かりを加えてくれる場所です。
なお、NHKの今回放送ページ本文は確認できず、外部番組表では開始時刻に04:00と05:00の表示差が見られます。この記事ではご提供いただいた05:00を放送情報として記載しています。
録画予約の際は、受信機に表示される最新の番組表もご確認ください。
トロギールは旧市街を歩いて中世の建築を楽しむ
トロギールは、アドリア海沿岸の小さな島に築かれた歴史都市です。旧市街の街路は古代ギリシャ・ローマ時代の都市計画を受け継ぎ、ロマネスク様式の教会や、ヴェネツィア時代のルネサンス・バロック建築が狭い石畳の通りに集まっています。
ユネスコ世界遺産センターは、トロギールを古代から都市の連続性が保たれた例として紹介しています。街の規模は比較的小さく、主要な見どころが旧市街にまとまっているため、徒歩で建物の細部を見ながら巡るのに向いています。
聖ロヴロ大聖堂とラドヴァンの門
旧市街の中心広場に立つ聖ロヴロ大聖堂は、トロギールを代表する建築です。建設は13世紀を中心に長い期間をかけて進められたため、ロマネスク、ゴシック、ルネサンスの要素が重なっています。
とくに注目したいのが、13世紀に完成した彫刻装飾のラドヴァンの門です。入口に刻まれた人物や動物、聖書の場面を眺めると、建物の外観だけでは分からない中世の職人技に触れられます。
鐘楼や内部の礼拝空間も見学対象ですが、入場可能な範囲や時間は季節・宗教行事によって変わるため、当日の案内を確認してください。
カメルレンゴ要塞と海沿いのリヴァ
旧市街の南西側には、ヴェネツィア支配期に築かれたカメルレンゴ要塞があります。15世紀前半に建設された要塞は、海に面した町の防衛拠点であり、現在はトロギールを象徴する建物のひとつです。
要塞の外側に続く海沿いの遊歩道リヴァでは、港に停泊する船やヤシの木、石造りの建物を一緒に眺められます。空からの映像で見た赤い屋根の町並みを、地上では海側から見上げるのがおすすめです。
トロギールへの行き方と徒歩観光の目安
トロギールの旧市街は歩いて回れる範囲に主要スポットが集まっています。観光局のFAQでも、聖ロヴロ大聖堂、カメルレンゴ要塞、町のロッジア、聖ニコラス修道院などは互いに数分歩く距離にあると案内されています。
スプリト・ダルマチア郡の交通案内には、トロギールとスプリトのバスターミナルが掲載されています。地域内の移動はバスや車を組み合わせる方法が基本です。
空港や都市間の所要時間は道路状況と季節ダイヤで変わるため、出発前に運行会社の最新時刻表を確認しましょう。
スプリトはディオクレティアヌス宮殿が街の中心
スプリトの見どころは、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが3世紀末から4世紀初頭に築いた宮殿です。皇帝は退位後にこの宮殿で過ごしたとされ、現在は宮殿の遺構の中に商店や住宅、飲食店が入り、街の中心として使われています。
ユネスコ世界遺産センターによると、宮殿の遺構だけでなく、中世の大聖堂、ロマネスク様式の教会、ゴシックやルネサンス、バロック様式の建物も保護区域に含まれています。古代ローマの遺跡が現代の生活空間と連続していることが、スプリトならではの魅力です。
ペリスティル広場で皇帝の宮殿を感じる
宮殿の中心に位置するペリスティル広場は、皇帝が人々の前に姿を現した儀礼空間でした。赤い花こう岩の柱や列柱廊、広場に面する建築を見上げると、皇帝の権威を示すための空間構成が分かります。
現在は広場の周囲にカフェや歴史的建築が並び、観光客だけでなく地元の人々も行き交います。古代の石材に囲まれながら、今のスプリトの日常が続いている様子も見どころです。
地下構造と宮殿の入口
宮殿の地下構造(サブストラクチャー)は、かつて皇帝の居室を支え、物資の保管にも使われた空間です。スプリト観光局は、地下部分が宮殿上階の部屋の構造を知る手掛かりになると説明しています。
地下空間への入口は海沿いのリヴァ側にある青銅の門や、ペリスティルから下る階段などです。見学できる区画はチケットや公開状況によって異なるため、宮殿全体が一つの有料施設だと考えず、訪問したい場所ごとに入場条件を確認すると安心です。
ドブロブニクは城壁と旧市街の眺めが見どころ
ドブロブニクは「アドリア海の真珠」と呼ばれる港町です。旧市街にはゴシック、ルネサンス、バロック様式の教会や修道院、宮殿、噴水が残り、1979年に世界遺産に登録されました。
旧市街を囲む城壁は、町の歴史を実感できる代表的な見学スポットです。ドブロブニク観光局は、城壁の長さを約1,940メートルと紹介し、塔や要塞を含む防御施設が旧市街を囲んでいると説明しています。
城壁を歩くときに見たい場所
城壁の上からは、オレンジ色の屋根が連なる旧市街と青いアドリア海を一望できます。城壁には複数の塔や要塞があり、北側のミンチェタ要塞、西側のボカール要塞、港側の聖ヨハネ要塞などが景観の目印になります。
城壁は一周する見学コースで、チケットは1回の入場に限られ、途中で退出すると再入場できません。公式FAQでは事前予約は必須ではない一方、公式オンラインショップで日付を選んで購入する方法も案内されています。
歩く距離が長く、石段や高低差もあるため、歩きやすい靴と飲み物を用意しておくとよいでしょう。
11月に訪れる場合の営業時間
城壁の公式FAQでは、冬季を11月1日から3月31日までと定め、冬季の営業時間は公式サイト内の各施設ページで確認するよう案内しています。11月5日は冬季区分に入るため、夏の営業時間を前提に予定を組まないことが大切です。
また、ドブロブニク観光局の交通案内によると、主要都市間には定期バスが運行しています。スプリト方面からはバスで移動する方法が一般的です。
夏季には島を経由する高速船も運航されますが、船便は季節によって運航期間が異なります。11月の移動では、バスを中心に計画し、船を利用する場合は運航日を個別に確認してください。
ニンも番組案内に登場するダルマチア地方の古都
番組表の詳しい説明には、トロギールより北に位置するニンも登場します。ニンはクロアチア最古級の王都として紹介され、クロアチアの国家形成や中世の王権を考えるうえで重要な町です。
ザダル地域観光局は、ニンを古い王都と位置付け、町の象徴のひとつとして聖ニコラス教会を紹介しています。教会は小高い場所に立つ小規模なプレ・ロマネスク建築で、クロアチアの王たちの戴冠伝承とも結び付いています。
ニンはトロギール、スプリト、ドブロブニクと同じ日に徒歩で巡れる場所ではありません。北部のザダル周辺と南部ダルマチアの旅程を組む際に、別の立ち寄り先として考えると無理がありません。
ダルマチア地方を旅行するならどの順番で回る?
番組で紹介される町を実際に巡る場合、北から南へ移動するルートを組むと位置関係を把握しやすくなります。ニンを訪れるならザダル周辺から始め、トロギール、スプリト、ドブロブニクへ南下する流れです。
トロギールとスプリトは近いエリアにあり、旧市街の徒歩観光をそれぞれ半日程度に分けて組み合わせやすい場所です。一方、ドブロブニクは南に離れているため、都市間移動に必要な時間を確保し、城壁観光と旧市街散策を同じ日に詰め込みすぎないようにしましょう。
公共交通を利用する場合は、都市間バスの発着地と宿泊先の位置を先に確認してください。レンタカーの場合も、旧市街の中心部まで車で入れるとは限りません。
特にドブロブニクでは歴史地区周辺の交通管理が行われるため、宿泊施設の駐車場や公共駐車場を事前に確認しておくと安心です。
前回(10月9日放送)の内容
番組表では、10月9日放送分も「空からクルージング クロアチア 地上の楽園に向かって」の再構成番組第2弾として案内されていました。今回と同じく、ナレーションではなくテロップでダルマチア地方の景色と歴史を紹介する内容です。
今回の放送についても、番組案内に示された主な訪問地はトロギール、スプリト、ドブロブニクです。
関連するクロアチアの旅記事
ダルマチア地方の世界遺産がどのような歴史を持つのかは、クロアチア・ダルマチア地方の世界遺産を空撮でたどる記事でも紹介しています。
ニンからトロギール、スプリト、ドブロブニクへと続く旅の全体像は、クロアチア・ダルマチア地方の訪問先とルートをまとめた記事をご覧ください。
参考にした情報
- 番組表.Gガイド「空からクルージング特別編 クロアチア ダルマチア地方の旅」
- 番組表.Gガイド「空からクルージング特別編」放送内容
- 番組表.Gガイド 10月9日放送分の番組内容
- EPG.pw NHK BS4K 2026年11月5日番組表
- UNESCO「Historic City of Trogir」
- UNESCO「Historical Complex of Split with the Palace of Diocletian」
- UNESCO「Old City of Dubrovnik」
- トロギール観光局 公式FAQ
- スプリト・ダルマチア郡観光局「How to reach a destination」
- ドブロブニク観光局「Travel Information」
- ドブロブニク城壁公式FAQ
よくある質問
番組で紹介されるクロアチアの町はどこですか?
番組案内では、世界遺産のトロギール、ディオクレティアヌス宮殿があるスプリト、城壁に囲まれたドブロブニクが紹介されています。詳細な番組表にはニンの歴史も記載されています。
トロギールの旧市街は徒歩で観光できますか?
はい。旧市街に主要な見どころがまとまっており、聖ロヴロ大聖堂やカメルレンゴ要塞などを歩いて巡れます。
ドブロブニクの城壁は11月も見学できますか?
公式FAQでは城壁は年間を通じて開場し、冬季は11月1日から3月31日までと案内されています。営業時間は施設公式サイトで確認してください。
スプリトからドブロブニクへはどう移動しますか?
定期バスが主要な移動手段です。高速船は季節運航の路線があるため、11月は運航日を確認してから計画してください。
まとめ
「空からクルージング特別編 クロアチア ダルマチア地方の旅」では、アドリア海沿岸の歴史都市を空から眺めながら、トロギールの中世建築、スプリトのディオクレティアヌス宮殿、ドブロブニクの城壁と旧市街をたどります。
実際に訪れるなら、トロギールでは聖ロヴロ大聖堂とカメルレンゴ要塞、スプリトではペリスティルと宮殿地下構造、ドブロブニクでは城壁と旧市街を中心に計画すると、それぞれの歴史と景観を楽しめます。11月は冬季営業時間に切り替わる施設があるため、移動手段と入場時間を事前に確認しておきましょう。

