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新美の巨人たち「雪中美人図」ぎふチャン10月10日|6億2000万円の北斎肉筆画と裏彩色の見どころ|10/10 14:00

10月10日(土)14時からぎふチャンで放送される「新美の巨人たち」は、葛飾北斎の肉筆画「雪中美人図」を取り上げる回です。テレビ東京では2026年8月22日に放送され、今回は岐阜エリアで楽しめる放送となります。

注目は、6億2000万円で落札されたという価格だけではありません。修理の過程で明らかになった「裏彩色」という技法と、雪の中に立つ女性を北斎がどう見せようとしたのかが大きな見どころです。アートトラベラーの高島礼子さんが、その技と作品の魅力に迫ります。

10月10日ぎふチャンの放送時間と出演者

項目内容
放送日2026年10月10日(土)
放送時間14:00〜14:30
放送局ぎふチャン
作品葛飾北斎「雪中美人図」
アートトラベラー高島礼子
ナレーション磯村勇斗

Gガイドの放送局公式情報では、10月10日14時から14時30分までの放送と案内されています。内容はテレビ東京が8月22日に放送した「雪中美人図」の回で、高島礼子さんが北斎の技法と作品の秘密に迫ります。

テレビ東京公式ページでは、ナレーションは磯村勇斗さん。番組のオープニング・エンディングテーマは亀田誠治さんが作曲・編曲した楽曲と案内されています。

「雪中美人図」はなぜ6億2000万円で注目された?

「雪中美人図」は、葛飾北斎が描いた肉筆の美人画です。共同通信の報道では、2025年11月に東京都内で開かれたオークションで6億2100万円(手数料込み)で落札され、北斎作品として過去最高額と伝えられました。

テレビ東京の番組では分かりやすく「6億2000万円」と紹介し、単独の北斎作品として史上最高額としています。落札者はニトリで、作品は似鳥文化財団が運営する小樽芸術村・浮世絵美術館に収蔵される予定と報じられました。

版画ではなく肉筆画

北斎というと「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」などの浮世絵版画を思い浮かべる方も多いですが、「雪中美人図」は北斎が直接筆を取った肉筆画です。同じ図柄を複数刷る版画とは異なり、一点ものとして残る作品であることも大きな特徴です。

「6億円超」という金額は強烈ですが、番組を見るときは価格だけでなく、北斎が一人の女性の姿にどれほど細かな工夫を重ねたのかを見ると、作品の面白さがより分かりやすくなります。

最大の見どころ「裏彩色」とは?

この回の中心となるのが裏彩色です。テレビ東京公式では、北斎のスーパーテクニックとして「裏彩色」の全貌が明らかになると紹介しています。

裏彩色は、絵絹の表側だけではなく裏側からも色を施すことで、表から見た色に奥行きや透明感を与える技法です。完成した作品だけを正面から見ていると、その裏側に色があるとは気づきにくいのが面白いところです。

なぜ裏側の色が見えるの?

絹には繊維の隙間があるため、裏側に塗った色が表側へやわらかく影響します。表から直接塗る色とは見え方が異なり、肌や衣装、傘などに独特の深みを加えることができます。

「雪中美人図」では、修理のために古い裏打ち紙を取り除く工程があり、その際に裏側の彩色が詳しく確認できたことが番組の大きな題材になっています。完成した絵だけでなく、文化財修理の過程から北斎の制作方法へ迫る点がこの回ならではです。

蛇の目傘の色にも注目

番組内容の記録では、蛇の目傘の表側は黒く見える一方、裏側にはえんじ色が施されていたことが紹介されています。黒一色に見える部分でも、裏から異なる色を重ねることで、透け方や色の深みに変化を出していたと考えられます。

ぎふチャンで初めてこの回を見る方は、女性の顔や着物だけでなく、傘の黒がどのように見えるかにも注目すると、裏彩色の効果を意識しやすくなります。

北斎は「雪の中の女性」をどう描いた?

作品名の通り、画面の中心にいるのは雪景色の中に立つ女性です。番組では北斎の美人画も参照しながら、「雪中美人図」がほかの作品とはどのように違うのかを見ていきます。

雪の白さ、濃い色の羽織、帯や着物の色、傘の黒。色数をただ増やすのではなく、寒い空気の中で人物の存在感が立ち上がるように組み立てられている点が印象的です。

表情だけでなく姿全体を見る

美人画というと顔立ちに目が行きがちですが、「雪中美人図」は立ち姿の曲線、衣服の重なり、手の位置、傘との関係まで含めて見ると、人物の品や静けさが感じ取りやすくなります。

番組は「不世出の天才絵師・北斎の魅力と、驚異の技の秘密」に迫る内容です。技法の説明を聞いたあとにもう一度作品全体を見ると、最初に見たときとは色の印象が変わって感じられるかもしれません。

高島礼子がアートトラベラーとして迫る

今回のアートトラベラーは高島礼子さんです。作品を目の前にした鑑賞者の反応と、専門家による技術的な説明が交互に入ることで、難しい美術用語だけに偏らず楽しめる構成になっています。

高島さんは、2025年の「新美の巨人たち」で葛飾応為の「吉原格子先之図」を扱った回にも出演しています。北斎の娘・応為の作品に続き、今回は父・北斎の肉筆美人画をたどる形です。

ナレーションは磯村勇斗さん。作品そのものの静けさと、修理の現場で見つかった技法の驚きをつなぐ語りにも注目です。

以前の放送記事との違いは?

キニナルでは、8月22日のテレビ東京本放送について「雪中美人図」6億2000万円・裏彩色を紹介した記事を掲載しています。作品の基本情報を先に確認したい方はこちらも参考になります。

また、8月29日のBSテレ東再放送についてはBSテレ東版の記事があります。

今回の記事では、10月10日にぎふチャンで初めて見る方が番組を楽しみやすいように、裏彩色を見るポイントと、価格以外で注目したい作品の特徴を中心にまとめました。

前回の「新美の巨人たち」は?

テレビ東京の公式バックナンバーでは、直近の2026年10月3日放送として、豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」でびわ湖のアートを巡る回が掲載されています。

一方、ぎふチャンではテレビ東京と同じ日程ではなく、過去に放送された回を別の日に放送することがあります。10月10日のぎふチャンでは8月22日にテレビ東京で放送された「雪中美人図」の回が編成されています。

そのため、テレビ東京の最新回と混同せず、ぎふチャンでは北斎「雪中美人図」回が14時からと覚えておくと分かりやすいです。

見逃し配信はある?

今回のぎふチャン放送について、この記事作成時点で個別の見逃し配信予定は確認できていません。確実に視聴したい場合は、10月10日(土)14時からのテレビ放送を基準にしてください。

本編は30分番組です。裏彩色の仕組み、修理工程、北斎の美人画の特徴が短い時間に凝縮されているため、録画して作品のアップを見返すのも向いています。

参考にした情報

よくある質問

ぎふチャンの「新美の巨人たち」は何時からですか?

2026年10月10日(土)14時から14時30分まで放送予定です。

「雪中美人図」はいくらで落札されましたか?

番組では6億2000万円と紹介されています。共同通信の報道では、手数料込みの落札額は6億2100万円です。

裏彩色とは何ですか?

絵絹の裏側からも色を施し、表から見たときの色に奥行きや透明感を与える技法です。今回の番組では「雪中美人図」の修理過程から、その技法に迫ります。

出演者は誰ですか?

アートトラベラーは高島礼子さん、ナレーションは磯村勇斗さんです。

まとめ

10月10日14時からぎふチャンで放送される「新美の巨人たち」は、葛飾北斎の肉筆画「雪中美人図」を特集する回です。6億2000万円という記録的な落札額に加え、修理によって見えてきた裏彩色の技法が大きな見どころです。

初めて見る方は、蛇の目傘の黒、雪の白、衣服の色の重なりに注目してみてください。高島礼子さんとともに作品をたどることで、価格だけでは分からない北斎の細かな工夫と、200年以上を経て明らかになった技の面白さを味わえる30分です。

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