千家十職“茶の湯”の求道者たち9月12日|50分版再放送・十職は何を作る職人?|9/12 13:00
2026年9月12日(土)13:00からNHK BSプレミアム4Kで「千家十職 “茶の湯”の求道者たち」が放送されます。表千家不審菴の公式告知では、昨年秋に放送された50分版を13:00~13:50に放送すると案内しています。
「千家十職って何をする人?」「十人が一緒に作品を作るの?」と気になった人向けに、番組を見る前に知っておきたい職家の役割と、なぜ茶碗だけでなく釜・袋・竹・金物・指物までが茶の湯の世界を支えるのかを整理します。
千家十職“茶の湯”の求道者たち|9月12日は13:00~13:50
| 番組 | 千家十職 “茶の湯”の求道者たち |
| 放送日時 | 2026年9月12日(土)13:00~13:50 |
| 放送 | NHK BSプレミアム4K |
| 放送版 | 50分版 |
| テーマ | 千家十職の手仕事と茶の湯の美学 |
NHKオンデマンドには89分版もありますが、表千家公式の9月12日告知は「昨年秋放送の50分版」と明記しています。放送時間も13:00~13:50なので、今回見るのは長尺版ではなく50分版として把握するのが分かりやすいです。
千家十職とは?茶の湯道具を代々作る10の「職家」
表千家公式では、千家の流れを汲む茶の湯の道具を代々制作する家を「職家」と呼び、現在一般に千家十職として知られる10家を紹介しています。
奥村吉兵衛(表具師)、黒田正玄(竹細工・柄杓師)、土田友湖(袋師)、永樂善五郎(土風炉・焼物師)、樂吉左衞門(茶碗師)、大西清右衛門(釜師)、飛来一閑(一閑張細工師)、中村宗哲(塗師)、中川淨益(金もの師)、駒澤利斎(指物師)です。
茶碗だけを見ても茶の湯は成立しません。湯を沸かす釜、道具を納める袋、柄杓、棚や箱などの指物、金物、漆の塗りなど、それぞれの専門が一つの席の中でつながっています。番組はこの“分業なのに一つの美意識へ向かう”構造を意識して見ると理解しやすくなります。
番組の核心は「古い技を守る」だけではない
NHKオンデマンドの番組紹介では、「一切の虚飾を取り去ったとき本質が見える」という美学、400年以上茶碗を作り続けてきた家の手仕事、託された道具と向き合う各家の技と心が描かれるとされています。
伝統工芸番組というと昔の技法保存に目が向きがちですが、茶の湯の道具は実際に使われ、他の道具や空間、人の所作と組み合わさって完成します。何百年も同じものを複製するのではなく、受け継いだ型と現代の作り手の判断がどう共存するかが大きな見どころです。
茶の湯・伝統工芸の関連記事とつなげて見る
茶室へ至る空間そのものに興味が広がったら、有楽苑・国宝茶室如庵と露地の記事も参考になります。道具だけでなく、茶室へ向かう庭の設計まで含めて茶の湯を見ることができます。
また、伝統を継ぎながら新しい表現を生み出す職人の考え方は、「人間国宝×人間国宝」室瀬和美×十四代今泉今右衛門の記事とも共通します。千家十職を“昔の名家”としてではなく、現在進行形の制作文化として見る助けになります。
よくある質問
「千家十職 “茶の湯”の求道者たち」は9月12日の何時から?
表千家不審菴の放送告知では、2026年9月12日(土)13:00~13:50にNHK BSプレミアム4Kで放送予定です。
千家十職とは10人の個人名?
表千家公式では、千家の流れを汲む茶の湯道具を代々制作する10の職家を「千家十職」と説明しています。家名と専門分野が受け継がれます。
9月12日は89分版?
表千家の告知は「昨年秋放送の『千家十職 “茶の湯”の求道者たち<50分版>』」と案内しており、13:00~13:50の放送です。
番組は何を描く?
千利休以来の茶の湯の道具づくりを受け継ぐ職人たちに長期密着し、虚飾を削ぎ落とした手仕事と、道具に宿る美意識を描きます。
まとめ|十の専門職を知ると、茶席の道具が一つの世界に見えてくる
9月12日13:00~13:50のNHK BSプレミアム4K「千家十職 “茶の湯”の求道者たち」は、茶碗・釜・竹・袋・金物・指物など、茶の湯を支える十の職家の手仕事に迫る50分版です。
番組を見る前に「千家十職=10種類の専門が集まった職家」と知っておくと、映る一つ一つの道具が単独作品ではなく、茶席全体をつくる役割を担っていることが見えてきます。長く受け継ぐことと、今の作り手が自分の手で作ること。その両方が重なるところに、この番組の魅力があります。

