TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 関口宏の一番新しい近現代史10月24日|自衛隊発足・第一次台湾海峡危機と1954年の冷戦|10/24 12:00

関口宏の一番新しい近現代史10月24日|自衛隊発足・第一次台湾海峡危機と1954年の冷戦|10/24 12:00

10月24日(土)12時からBS-TBS、BS-TBS 4Kで放送される「関口宏の一番新しい近現代史」は、1954年前後の冷戦を大きく扱う回です。

今回の軸は、日本での自衛隊発足、第一次インドシナ戦争の終結、第一次台湾海峡危機、そして西ドイツの主権回復と再軍備です。日本の安全保障の仕組みが変わった時期と、アジア・欧州で冷戦が軍事面でも具体化していった時期が重なることが見どころです。

10月24日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月24日(土)12:00〜12:54
放送局BS-TBS / BS-TBS 4K
番組関口宏の一番新しい近現代史
出演関口宏、小泉悠、岩間陽子
主なテーマ自衛隊発足、第一次インドシナ戦争終結、第一次台湾海峡危機、西ドイツ再軍備

BS-TBS公式ページでは、関口宏さんに加えて、軍事アナリストの小泉悠さん、国際政治学者の岩間陽子さんが出演者として案内されています。

番組全体は「戦争と平和」を大きなテーマに、明治維新以降の日本史を、欧米やアジアの動きと重ねながら見ていくシリーズです。今回も日本国内の制度だけでなく、同じ時期に世界で何が起きていたのかを並べて考える構成になっています。

1954年に自衛隊はどう発足した?

防衛庁と陸・海・空の各自衛隊が発足したのは1954年7月1日です。防衛省の2024年版防衛白書でも、この日を防衛庁・自衛隊の発足日として振り返っています。

日本では1950年に警察予備隊が置かれ、1952年には保安庁と保安隊へ移行しました。そこから1954年に防衛庁と自衛隊の体制へ進んだため、今回の放送では、戦後日本が安全保障組織をどのような段階で整えていったのかが重要になります。

番組表では「平和憲法の中で、どのように自衛隊は生まれたのか」が問いとして示されています。単に発足日を確認するだけでなく、戦後の占領、朝鮮戦争、日米関係、冷戦の拡大といった前後の出来事をつなげて見る回と考えると理解しやすいでしょう。

前回までの流れを確認したい方は、10月17日放送回の冷戦・朝鮮戦争休戦の記事もあわせて読むと、今回の1954年へ時代がどうつながったか整理しやすくなります。

第一次インドシナ戦争の終結は何を変えた?

10月24日回では、1954年に第一次インドシナ戦争が終結したことも扱われます。

米国国務省の歴史文書に収録された1954年7月のジュネーブ会議最終宣言では、カンボジア、ラオス、ベトナムでの戦闘停止に関する合意が確認されています。番組表では、この終結がのちのベトナム戦争へつながっていく過程にも触れるとされています。

ここで大切なのは、1954年を日本国内の出来事だけで見るのではなく、東アジアから東南アジアまで冷戦構造が広がっていた年として見ることです。朝鮮戦争の休戦後もアジアの緊張は終わらず、インドシナでは植民地支配からの独立をめぐる戦争が大きな区切りを迎えました。

その直後、台湾海峡でも軍事的緊張が高まります。つまり今回の放送では、自衛隊発足、インドシナ、台湾海峡という出来事を別々に覚えるのではなく、1954年前後のアジア全体で安全保障環境が変化していたことが一つのポイントになります。

第一次台湾海峡危機とは?

第一次台湾海峡危機は1954年秋から1955年にかけて緊張が高まった軍事危機です。

米国国務省の史料集では、1954年9月から台湾海峡の危機が続き、1955年初めに中国大陸側から国民党側が保持する沿岸島嶼への圧力が強まったと整理されています。1955年1月には米議会がいわゆるフォルモサ決議を可決し、台湾や澎湖諸島などの防衛をめぐって米国の関与が強まりました。

今回の番組表では、中国大陸の中華人民共和国と台湾の中華民国が軍事衝突し、米国で核兵器の使用も検討されるほど緊張した点が紹介されています。

「核の時代の冷戦」という今回のサブタイトルは、この部分と強く結びつきます。核兵器は第二次世界大戦末期だけの問題ではなく、戦後の地域紛争でも大国の抑止や軍事選択を左右する存在になっていったことが見えてきます。

西ドイツの再軍備も同じ冷戦の流れ

番組表では、1955年5月に西ドイツが主権を回復し、再軍備を進めたこともテーマに含まれています。

アジアでは日本の自衛隊発足や台湾海峡危機が進み、欧州では西ドイツが西側陣営の安全保障体制へ組み込まれていきました。地域は違っても、「冷戦の中で西側諸国がどのような防衛体制を作るか」という共通の課題がありました。

この視点で見ると、1954〜55年は日本・台湾海峡・インドシナ・西ドイツという離れた場所の出来事が、米ソ対立を背景に同時進行していた時代だったことが分かります。今回の放送は、年代を横に並べて世界情勢の連動を理解する回になりそうです。

出演者は関口宏・小泉悠・岩間陽子

司会は関口宏さん。キニナルでは、関口宏さんの2026年現在の出演番組や活動もまとめています。

小泉悠さんは軍事アナリスト、岩間陽子さんは国際政治学者としてBS-TBS公式ページに紹介されています。今回のテーマは自衛隊、核抑止、台湾海峡、欧州の再軍備まで広がるため、軍事・国際政治の専門的な視点が番組の理解を助ける回です。

関口さんの進行で歴史上の出来事を時系列に確認しながら、専門家が「なぜその選択が行われたのか」を補うのが、このシリーズの見やすさにつながっています。

前回10月17日はどこまで進んだ?

前回10月17日回は、アイゼンハワー政権期の冷戦、朝鮮戦争休戦、血のメーデー、大量報復戦略などが中心でした。

今回10月24日回は、その続きとして1954年以降へ進みます。朝鮮半島での大規模戦闘が休戦しても、冷戦そのものが終わったわけではなく、台湾海峡やインドシナ、欧州へ緊張の焦点が移っていく流れを追えます。

シリーズを続けて見ている方にとっては、朝鮮戦争後の世界が「平和になった」のではなく、軍事同盟・再軍備・核抑止を軸に新しい対立構造へ移ったことを確認する回といえるでしょう。

参考にした情報

よくある質問

自衛隊が発足したのはいつですか?

1954年7月1日です。同日に防衛庁が発足し、陸上・海上・航空の各自衛隊がそろいました。

第一次台湾海峡危機はいつ起きましたか?

1954年秋から1955年にかけて緊張が高まった危機です。中国大陸側と台湾側の軍事衝突に米国の安全保障政策も深く関わりました。

10月24日の出演者は誰ですか?

BS-TBS公式ページでは、関口宏さん、小泉悠さん、岩間陽子さんが出演者として案内されています。

まとめ

10月24日の「関口宏の一番新しい近現代史」は、1954年前後を「核の時代の冷戦」という視点でつなぐ回です。

日本では自衛隊が発足し、インドシナでは戦争が一区切りを迎える一方、台湾海峡では新たな軍事危機が高まり、欧州では西ドイツが主権回復と再軍備へ進みました。日本史だけでなく世界史を横に並べることで、戦後の安全保障体制がどのように形作られていったのかを理解しやすい内容です。

このテーマの関連記事はこちら