Q-1 2026ピンクバッタ研究の結果は?岡山一宮・倉敷天城の受賞と放送日

2026年の探究プレゼン大会「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」で、岡山県立岡山一宮高校と岡山県立倉敷天城高校がベスト8に入り、それぞれ賞を受賞しました。

特に注目されたのが、岡山一宮高校1年・森岡正義さんの「ピンクバッタよ、どう生きる」です。目立つピンク色のバッタは捕食されやすそうに見えますが、森岡さんはカマキリを使った実験から、むしろ餌として認識されにくく、狙われにくい可能性を示しました。

倉敷天城高校の4人は、マスキングテープを剥がしたときの丸まりを防ぐ方法を研究。実験と理論式の両面から、鋭角に剥がすことがポイントだと発表しています。

この記事では、岡山2校の研究内容と受賞結果、Q-1 2026の決勝進出3校、優勝結果の発表状況、2026年9月27日のテレビ放送について、放送前・放送中・放送後に気になる情報をまとめます。

Q-1 2026の結果速報|岡山一宮と倉敷天城が受賞

学校・発表者研究テーマ結果
岡山県立岡山一宮高校
森岡正義さん
ピンクバッタよ、どう生きるベスト8・東急エージェンシー賞
岡山県立倉敷天城高校
石川宗路朗さん、鈴木藍さん、太田優羽奈さん、釡谷知明さん
テープを剥がしたときの丸まりを防ぐ方法ベスト8・村田学術振興・教育財団賞

2026年7月18日に東京都内で行われたファイナルでは、ベスト8の研究発表が披露されました。岡山一宮高校と倉敷天城高校は決勝進出3組には入りませんでしたが、独自性や探究の積み重ねが評価され、上記の賞を獲得しています。

なお、Q-1 2026の最優秀イノベーター(優勝)については、2026年7月21日時点の公式サイトでは公表されていません。決勝の模様は9月27日に放送予定のため、優勝結果は番組内または放送前後に発表される可能性があります。

Q-1とは?349組が参加した「知の甲子園」

大会名Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~
対象未来や世界を変える探究に取り組む18歳以下の中高生
発表時間1組9分間
2026年の応募数全国349組(過去最多)
ファイナル2026年7月18日、東京都内
審査の主なポイント主体性、着眼点、論理性、アウトリーチ力

Q-1は、参加者自身が身近な疑問や社会課題から問い(QUESTION)を立て、探究(QUEST)した成果を9分間で伝える大会です。難しい研究であるだけでなく、「なぜその疑問を持ったのか」「実験や調査でどこまで確かめたのか」「初めて聞く人にも伝わるか」が審査されます。

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ピンクバッタはなぜ捕食されにくい?森岡正義さんの研究内容

森岡正義さんがピンク色のバッタに興味を持ったきっかけは、2021年に弟が捕まえた個体でした。森岡さんはその後も研究を続け、ピンクバッタが自然界でどのように生き残るのかを調べています。

研究の出発点は、「目立つピンク色なら、普通の緑色や茶色のバッタより先に捕食されるのではないか」という素朴な疑問です。しかし実験では、ピンクバッタの方が捕食者に狙われにくい可能性が示されました。

カマキリは食べ慣れた色の餌を選ぶ可能性

森岡さんは、カマキリが通常色のバッタを食べ慣れているため、見慣れないピンク色の個体を餌として認識しにくいのではないかと考えました。

  • 偽物のバッタや保護容器を使い、犠牲になる虫を抑えて実験
  • カマキリが赤色と緑色を区別できるかを調査
  • Y字迷路やT字迷路を使い、色を記憶・学習できる可能性を検証
  • 生きた餌を使った確認実験も実施

日本生態学会の講演要旨では、カマキリが食べ慣れた餌と同じ色を好み、色を判別して記憶できる可能性が示されています。その結果、数が少なく見慣れないピンクバッタは狙われにくくなる、というのが森岡さんの考察です。

ただし、これは主にカマキリを対象にした実験から得られた結果です。鳥など別の捕食者、周囲の植物の色、バッタの種類や成長段階によって状況は変わるため、「ピンク色ならどの環境でも必ず安全」という意味ではありません。

ピンク色のバッタは突然変異?なぜピンクになるのか

森岡さんの研究発表や日本生態学会の要旨では、ピンク色のバッタは突然変異と考えられている個体として扱われています。

動物が通常より赤色・ピンク色に見える色素異常は、一般に「エリスリズム(赤色変異)」と呼ばれることがあります。緑色や茶色になる色素の出方が通常と異なり、赤色系の体色が目立つ状態です。

ただし、ニュースで紹介された個体について、遺伝子検査などで原因が確定したと公表されているわけではありません。バッタの種類や成長による体色変化もあるため、「ピンクバッタはすべて同じ原因で生まれる」と断定するのは避けた方が正確です。

森岡さんの研究の中心は、ピンク色になる原因そのものより、珍しい色の個体が捕食者との関係の中でどう生き残るかという生態的な問いにあります。

倉敷天城高校の研究|テープは鋭角に剥がすと丸まりにくい

倉敷天城高校の石川宗路朗さん、鈴木藍さん、太田優羽奈さん、釡谷知明さんの4人が発表したのは、「テープを剥がしたときの丸まりを防ぐ方法」です。

研究のきっかけは、作り置きのおかずを整理するために使ったマスキングテープが、机から剥がしたときにくるくると丸まり、容器へ貼り直しにくかったことでした。

  • 手作りの装置でテープを剥がす角度や速度を変えて測定
  • 剥がす角度と丸まる回数の関係を調査
  • アクリル系・ゴム系など粘着剤の違いも確認
  • 理論式と実験結果の両方から仕組みを説明

結論は、テープを鋭角に、角度を小さくして剥がすと丸まりにくいというものです。実際に手で剥がすときは、テープを上へ引き上げるより、貼られている面に沿わせるように低い角度で剥がすと、粘着面がめくれ上がりにくくなります。

岡山の2校は決勝進出した?ベスト8とトップ3の違い

岡山一宮高校と倉敷天城高校は、全国349組から選ばれたベスト8です。ただし、9月27日の番組で優勝を争う決勝進出3組には残っていません。

「賞を受賞した=決勝進出・優勝」ではない点に注意が必要です。岡山2校はファイナルの発表者として各賞を受賞し、決勝進出3組は別に選ばれています。

区分岡山一宮高校倉敷天城高校
全国応募349組
ベスト8選出選出
各賞東急エージェンシー賞村田学術振興・教育財団賞
決勝進出3組進出せず進出せず

Q-1 2026の決勝進出3校と研究テーマ

学校発表者研究テーマ
群馬県立高崎高等学校森戸士雄さん、飯塚涼太さん、森悠陽さんクインケ管実験は本当に音波の「干渉」で説明できるのか
東京都立大泉高等学校小島颯人さん投下式ドローン配送の安定性向上を目的としたポリエチレン製ミウラ折り緩衝材の開発
京都府立南陽高等学校竹内央汰郎さん、岡佑駿さん、岡田創太さん、角桜介さん、今泉翔太さん木津川流域を豪雨災害から守れ!災害データと聞き取り調査から作成した真のハザードマップ

決勝進出3組のテーマは、音波の物理実験、ドローン配送の緩衝材、防災ハザードマップと大きく異なります。Q-1では研究分野の難しさだけでなく、本人の体験から生まれた問い、検証方法、社会へ届ける力を含めて評価されます。

名称が似ていますが、Q-1は研究発表大会で、テレビ朝日のクイズ番組「Qさま!!」とは別の番組です。クイズ番組の結果を探している人は、Qさま2026夏3時間SPの問題・答えと結果をご覧ください。

Q-1 2026の放送日はいつ?テレビ局・時間・見逃し配信

放送日2026年9月27日(日)
放送時間午後1時55分から
放送局ABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネット
番組内容決勝進出3組の9分間プレゼン、質疑応答、最優秀イノベーターの結果など
2026年大会の見逃し配信2026年7月21日時点では未発表

放送は日曜昼の時間帯です。地域によって番組表の表示や放送編成が変わる可能性があるため、放送直前には各地域のテレビ朝日系列局の番組表も確認してください。

見逃し配信はある?

公式サイトでは2025年大会のU-NEXT・Lemino配信と、公式YouTubeでの過去大会プレゼンが案内されていますが、2026年大会の見逃し配信先や配信期間はまだ掲載されていません。

放送後は、Q-1公式サイト、公式X、各動画配信サービスで「Q-1 2026」を検索し、最新の配信状況を確認するのが確実です。

Q-1 2026とピンクバッタ研究のよくある質問

ピンクバッタは本当に食べられにくいのですか?

森岡正義さんのカマキリを使った実験では、通常色より狙われにくい可能性が示されました。ただし、すべての捕食者や自然環境で同じ結果になると確定したわけではありません。

ピンクバッタは珍しい種類のバッタですか?

「ピンクバッタ」という独立した1種類を指す言葉ではなく、通常とは異なる赤色・ピンク色の体色を持つ個体を一般的にそう呼んでいます。

岡山一宮高校と倉敷天城高校は優勝しましたか?

2校はベスト8に選ばれ、岡山一宮高校は東急エージェンシー賞、倉敷天城高校は村田学術振興・教育財団賞を受賞しました。決勝進出3組には入っておらず、最優秀イノベーターではありません。

マスキングテープを丸めずに剥がすコツは?

テープを真上へ引っ張るのではなく、貼られている面に近づけた鋭角で、低く寝かせるように剥がすと丸まりにくくなります。

Q-1 2026の優勝結果はいつ分かりますか?

2026年7月21日時点では公式サイトに最優秀イノベーターの結果は掲載されていません。9月27日の放送、または放送前後の公式発表で明らかになるとみられます。

まとめ|岡山2校の身近な疑問が全国ベスト8で評価

  • Q-1 2026には全国から過去最多349組が応募
  • 岡山一宮高校・森岡正義さんはピンクバッタの生存戦略を研究
  • カマキリは食べ慣れた色の餌を選び、ピンクバッタを狙いにくい可能性が示された
  • 岡山一宮高校は東急エージェンシー賞を受賞
  • 倉敷天城高校はテープを鋭角に剥がすと丸まりにくいことを実験と理論で説明
  • 倉敷天城高校は村田学術振興・教育財団賞を受賞
  • 決勝進出3校は高崎高校、大泉高校、南陽高校
  • テレビ放送は2026年9月27日(日)午後1時55分から全国ネット

ピンクバッタもマスキングテープも、出発点は日常で感じた小さな「なぜ?」です。Q-1 2026では、その疑問を長期間の観察や繰り返しの実験につなげ、他者に伝わる形まで高めた高校生たちの探究力が注目されます。

公式・参考情報

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