サイトの表示速度が改善した4手順!初心者でもPage Speed Insightsが7倍に!
ブログやサイト運営に、表示速度の改善は欠かせません。表示速度が速いほど、多くのPVに結びつくからです。逆にサイトの表示速度が遅いと、PV低下の原因になります。Page Speed Insightsでサイトの表示速度を計測し、遅い場合は改善しなければなりません。
サイトの表示速度を改善する方法は意外と簡単です。特にあまり手を加えていないサイトほど、飛躍的に表示速度がアップする傾向があります。記事では、サイトの表示速度を改善する4つの手順を紹介。実際に同じ対策をほどこした本ブログサイトでは、最大7.4倍も表示速度がアップしました。是非参考にしてください。
目次
Page Speed Insightsで現在のサイト表示速度を計測
まずはGoogleのサイト速度計測ツールPage Speed Insightsにアクセスして、改善したいサイトの表示速度を計測してください。
下記は、改善する前の当ブログサイトのページを計測した際のスコアです。


- モバイル:5
- パソコン:39
記事で紹介する手順を行い、以下のスコアまでサイトの表示速度が改善されました。


- モバイル:37(7.4倍UP)
- パソコン:66(1.6倍UP)
モバイルでのサイト表示速度が、7.4倍も改善していることがわかります。Page Speed Insightsの「改善できる項目」にのっとって改善しました。
Page Speed Insightsの「改善できる項目」
Page Speed Insightsの「改善できる項目」には、サイトの表示速度が改善できるヒントが一覧で表示されます。サイトの表示速度を改善するには、これらの項目にひとつずつ対策していく必要があるのです。
今回は、「改善できる項目」のなかでも取り分けて効果が大きい下記項目に注目しました。
- レンダリングを妨げるリソースの除外
- テキスト圧縮の有効化
- オフスクリーン画像の遅延読み込み
- サーバー応答時間の短縮(TTFB)
これらの改善項目は、対策する手間が少なく、難易度も低いため、初心者でも手当しやすい特徴があります。以下では、ひとつずつ解説するので、ぜひ参考としてください。
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