尾上右近 ムファサ・歌舞伎|金曜ロードショー「ライオン・キング:ムファサ」11月6日放送|11/6 21:00

11月6日(金)21時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で、2024年公開の映画『ライオン・キング:ムファサ』が初放送されます。放送は23時24分までの30分拡大で、本編ノーカットです。

主人公ムファサの日本語吹き替えを担当するのが、歌舞伎俳優の尾上右近さん。映画の吹き替え声優は本作が初挑戦で、歌舞伎や清元で磨いてきた声、せりふ、歌の経験を生かしながら、若きムファサの成長と孤独を表現しています。

尾上右近が出演する11月6日の金曜ロードショー

項目内容
放送作品ライオン・キング:ムファサ
放送日時2026年11月6日(金)21:00〜23:24
放送局日本テレビ系
放送形式初放送・本編ノーカット・30分拡大・二カ国語・字幕
尾上右近の役ムファサ(日本語吹き替え)
原語版ムファサアーロン・ピエール
タカ役松田元太(Travis Japan)
キロス役渡辺謙

日本テレビの公式ページでは、今回の作品を「ライオン・キング」の始まりを描く物語として紹介しています。幼いころに家族と離ればなれになったムファサが、王の血を引くタカと出会い、血のつながりを越えた兄弟のような関係を築くところから物語が動きます。

尾上右近さんが演じるのは、完成された王としてのムファサではありません。孤児として不安や孤独を抱えながら生き、仲間との出会いを通して王へと成長していく若き日のムファサです。11月6日の放送では、力強い王の声だけでなく、迷いや寂しさがにじむ場面にも注目です。

尾上右近はなぜムファサ役?声優初挑戦で挑んだ役作り

尾上右近さんにとって『ライオン・キング:ムファサ』は、初めての声優の仕事です。ディズニー公式では、ムファサ役として発表された際、作品のテーマである「王になる」という生き方に向き合い、ムファサの心に寄り添って演じたいという趣旨のコメントを寄せています。

映画.comのインタビューによると、右近さんはオーディションに向けて複数の表現パターンを準備し、歌の練習にも力を入れました。普段の歌舞伎ではオーディションを受ける機会がほとんどないため、結果を待つ時間そのものが新しい体験だったと振り返っています。

ムファサの声はどう作った?

シネマトゥデイのインタビューでは、収録の最終日にようやく「自分なりの型」が見え、序盤に録ったパートを改めて録り直したことが語られています。最初から完成形の声を決め込むのではなく、物語を追いながらムファサ像を固めていったことがわかります。

また、2019年版などでムファサの日本語吹き替えを担当した大和田伸也さんの声も意識の中にあったとしています。ただし、過去のムファサをそのまま再現するのではなく、若いムファサとしての温かさや未完成さを自分の表現に落とし込んでいます。

尾上右近の歌舞伎と清元の経験がムファサにどう生きた?

尾上右近さんは1992年5月28日生まれ。ディズニー公式の紹介では、7歳で初舞台を踏み、歌舞伎俳優として活動する一方、歌舞伎伴奏音楽の清元の唄方も務める「二刀流」と紹介されています。

歌舞伎は、決められた型の中で声や動きに感情を乗せる芸能です。吹き替えも、映像の口の動きや時間に合わせながら感情を表現する必要があります。右近さん自身も、決められた秒数に合わせる吹き替え収録と歌舞伎の「型」に通じる部分を感じたと話しています。

劇中歌では「ムファサとして歌う」ことを重視

『ライオン・キング:ムファサ』では、せりふだけでなく歌も重要です。右近さんは清元の家に生まれ、普段から音程を伴う表現に親しんできましたが、映画では単に歌唱力を見せるのではなく、ムファサの感情を歌に乗せることを意識したとインタビューで語っています。

特にムファサには、家族を失った孤独が物語の根底にあります。兄弟のように育つタカと楽しく歌う場面でも、その孤独が完全に消えた人物としてではなく、過去を抱えながら前へ進む存在として歌うことを大切にしたそうです。

右近さんをテレビのバラエティーや歌舞伎で知っている人にとっては、声だけで感情を伝えるムファサ役は普段とは少し違う魅力が見える仕事です。歌舞伎で培った発声と、清元で身につけた歌の感覚の両方が生きる役といえます。

松田元太との共演は?ムファサとタカの「兄弟」が見どころ

タカの日本語吹き替えは、Travis Japanの松田元太さんです。タカはのちに『ライオン・キング』でムファサの宿敵として知られるスカーになる人物ですが、本作では最初から敵ではありません。

孤児のムファサを群れに受け入れ、兄弟のように過ごす王子として登場します。日本テレビ公式のあらすじでは、ムファサとタカが新天地ミレーレを目指して旅を続ける一方、サラビとの出会いをきっかけに二人の関係が大きく変化していく流れが紹介されています。

尾上右近さんと松田元太さんは本作で初共演。映画公開時のインタビューでは、お互いを親しみのある呼び方で呼ぶほど打ち解け、兄弟役としての距離感を作っていったことが伝えられています。

劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」では、二人の声が重なる場面もあります。ムファサとタカがまだ強い絆で結ばれている時期を知ることで、後にスカーへと変わるタカとの関係がより切なく感じられる構成です。

尾上右近の経歴と代表作

尾上右近さんは歌舞伎の舞台だけでなく、ミュージカルや映画、テレビにも活動の幅を広げています。ディズニー公式は、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』などへの出演、映画『燃えよ剣』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した経歴を紹介しています。

歌舞伎では立役と女方の両方を務め、清元の唄方としても活動しています。キニナルでは、「これ余談なんですけど」で語られた尾上右近さんの立役・女方と歌舞伎の話も紹介しています。

映画やドラマで右近さんを知った人は、歌舞伎で培われた表現の背景を知ってからムファサの声を聞くと、せりふや歌の響きに注目しやすくなります。

11月6日の放送で注目したい尾上右近の3つの場面

まず注目したいのは、若いムファサが自分の居場所を探す場面です。ムファサは最初から王として生まれた人物ではなく、家族と離れ、孤独の中から自分の道を切り開いていきます。右近さんが語っていた「孤独」をどう声で表しているかがポイントです。

次に、タカとの兄弟らしい会話と歌です。後の『ライオン・キング』を知っているほど、二人が笑い合い、支え合う場面の意味が大きくなります。松田元太さんとの声の掛け合いは、日本語吹き替え版ならではの見どころです。

そして、ムファサが王へ近づいていくにつれて声がどう変わるのかにも注目です。右近さんは収録を重ねる中で自分なりのムファサの型をつかんだと話しています。成長する役と、演じながら役をつかんでいった過程が重なるところも興味深いポイントです。

ウェブの声では吹き替えと兄弟の絆に注目

日本テレビの金曜ロードシネマクラブには、11月6日の放送を楽しみにするレビューが寄せられています。内容をそのまま引用せず傾向を見ると、壮大な映像への期待に加えて、日本語吹き替えの豪華な声の出演や、ムファサとタカの兄弟の絆を楽しみにしている声が目立ちます。

映画館で字幕版を見た人でも、テレビ放送では尾上右近さん、松田元太さん、渡辺謙さんらの日本語吹き替えを改めて楽しめます。今回の金曜ロードショーは本編ノーカットなので、人物の感情の変化や劇中歌まで通して味わえる放送です。

参考にした情報

よくある質問

尾上右近は「ライオン・キング:ムファサ」で何役ですか?

主人公ムファサの日本語吹き替えを担当しています。原語版のムファサはアーロン・ピエールが演じています。

尾上右近は声優経験がありますか?

『ライオン・キング:ムファサ』が初めての声優の仕事です。歌舞伎や清元で培った声と歌の表現を生かしながらムファサを演じています。

11月6日の金曜ロードショーは何時までですか?

2026年11月6日(金)21時から23時24分までです。30分拡大で、初放送・本編ノーカットと日本テレビ公式で案内されています。

まとめ

11月6日の金曜ロードショー『ライオン・キング:ムファサ』で、尾上右近さんは主人公ムファサの日本語吹き替えを担当します。声優初挑戦ながら、歌舞伎の型、清元の歌、舞台で培った発声を生かし、孤児だったムファサが王へ成長する過程を声と歌で表現しています。

放送では松田元太さん演じるタカとの兄弟のような掛け合い、劇中歌、そして後の『ライオン・キング』につながる二人の関係の変化が大きな見どころです。尾上右近さんの歌舞伎とは異なる「声だけの演技」を知る機会としても注目したい放送です。

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