鬼平犯科帳Ⅶ「妖盗葵小僧」あらすじ・キャスト|KBS京都10月14日放送の見どころ|10/14 19:00
2026年10月14日(水)19時からKBS京都で、中村吉右衛門さん主演の「鬼平犯科帳Ⅶ #15『妖盗葵小僧』」が再放送されます。
KBS京都の番組表では「#15」と案内されていますが、フジテレビ公式の「鬼平犯科帳」過去作品では、「妖盗葵小僧」は第7シリーズ第3話として掲載されています。この記事ではKBS京都の放送表記と、作品公式の話数情報を分けて整理します。
鬼平犯科帳Ⅶ「妖盗葵小僧」の放送日時
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月14日(水) |
| 放送時間 | 19:00〜20:00 |
| 放送局 | KBS京都 |
| 番組表表記 | 鬼平犯科帳Ⅶ #15「妖盗葵小僧」 |
| 作品公式の話数 | 第7シリーズ第3話 |
| 初回放送 | 1996年9月4日 |
| 主演 | 中村吉右衛門 |
KBS京都公式の日別番組表で、10月14日19時からの再放送が確認できます。一方、フジテレビ公式サイトでは1996年9月4日に放送された第7シリーズ第3話として記録されています。
「#15」と「第3話」が食い違って見えますが、今回のKBS京都の放送タイトルそのものは「妖盗葵小僧」です。内容を確認する場合は、フジテレビ公式の第7シリーズ第3話「妖盗葵小僧」の情報を見るのが確実です。
「妖盗葵小僧」のあらすじを時系列で紹介
「妖盗葵小僧」は、単に盗賊を捕まえるだけではなく、被害に遭った人々が世間体を恐れて声を上げられないことを利用する悪党と、長谷川平蔵が向き合う重い一編です。
筆屋「竜渕堂」が襲われる
事件は、筆屋「竜渕堂」が盗賊一味に襲われるところから始まります。金品が奪われただけでなく、主人・京屋善太郎の前で妻のお千代が暴行を受けるという凄惨な事件でした。
お千代はその後、自ら命を絶とうとします。そこを火付盗賊改方同心の木村忠吾と、平蔵の密偵であるおまさが助けます。
平蔵がお千代から手掛かりを聞き出す
事情を知った長谷川平蔵は、お千代を厳しく問い詰めるのではなく、少しずつ言葉をかけながら心を開かせていきます。
この場面は「鬼平犯科帳」らしさがよく表れています。平蔵は犯罪捜査を進める長官である一方、被害者の傷や心情を見ながら接し方を変える人物です。
しかし、善太郎とお千代はその後、心中してしまいます。平蔵にとっては捜査の手掛かりを失っただけでなく、救い切れなかった被害者の重さを背負う展開になります。
声色を使う一味の手口が浮かぶ
お千代が生前に話した内容から、盗賊一味には声色を使って別人になりすます者が関わっている可能性が浮上します。
一味は江戸の商家を次々に狙い、金品を奪うだけでなく、その家の女性たちにも危害を加えていました。ところが被害者側は外聞を恐れ、なかなか被害を申し出ません。
この「被害者が名乗り出にくい」という状況そのものを利用して犯行を重ねる点が、葵小僧一味の悪質さです。火付盗賊改方は昼夜を問わず探索を続けます。
葵小僧芳之助の正体に迫る
やがて頭目が、葵の御門が入った紋付き袴を身につける葵小僧芳之助であることが見えてきます。芳之助を演じるのは島木譲二さんです。
葵小僧は小間物屋「日野屋」にも押し入り、さらに日野屋の女房に執着します。主人が世間体を恐れて事件を公にしないことまで見越し、再び近づこうとするのです。
平蔵が「二度と押し込みはさせない」と約束する
葵小僧が日野屋の女房に執着していると知った平蔵は、日野屋に対して二度と押し込みはさせないと約束します。
ここからは、葵小僧を待ち受ける火付盗賊改方と、一味との対決が大きな見どころになります。平蔵が被害者を守りながら、相手の次の動きを逆手に取ろうとする展開に注目です。
「妖盗葵小僧」の主要キャスト
フジテレビ公式の第7シリーズ第3話ページでは、次の出演者が掲載されています。
- 中村吉右衛門
- 勝野洋
- 尾美としのり
- 蟹江敬三
- 綿引勝彦
- 藤巻潤
- 梶芽衣子
- 島木譲二
長谷川平蔵を演じる中村吉右衛門さんを中心に、木村忠吾役の尾美としのりさん、密偵のおまさ役の梶芽衣子さんら、おなじみの顔ぶれが登場します。
事件の中心となる葵小僧芳之助は島木譲二さんが演じます。松竹ストアの第7シリーズDVD情報では、同話のゲストとして島木譲二さん、山本宣さん、岩本千春さんが掲載されています。
見どころは平蔵の「人を見る力」
「妖盗葵小僧」で特に印象的なのは、平蔵が単に手掛かりを集めるだけでなく、被害者の心の動きを見ながら捜査を進める点です。
お千代は深い傷を負い、簡単に事件を語れる状態ではありません。平蔵はその事情を理解しながら言葉を選び、少しずつ事件の核心へ近づいていきます。
その一方で、犯人側は被害者が「世間体」を気にすることを計算して犯罪を重ねます。平蔵の人間理解が人を守る方向に働くのに対し、葵小僧は同じ人間心理を悪用している。この対比が物語を強くしています。
「妖盗葵小僧」は原作にもあるエピソード
「妖盗葵小僧」は池波正太郎さんの原作「鬼平犯科帳」に含まれるエピソードです。
講談社の「鬼平犯科帳(一)」の収録作一覧にも「妖盗葵小僧」が掲載されています。テレビ版では下飯坂菊馬さんが脚本を担当し、高瀬昌弘さんが監督を務めました。
原作の持つ犯罪の重さと人情味を、中村吉右衛門版ならではの落ち着いた演技と映像で描いた回として楽しめます。
KBS京都の「#15」とフジテレビ公式「第3話」はなぜ違う?
今回、KBS京都の番組表には「鬼平犯科帳Ⅶ #15『妖盗葵小僧』」と表示されています。しかし、フジテレビ公式の作品一覧では「妖盗葵小僧」は第7シリーズ第3話です。
KBS京都公式ページには「#15」がどのような数え方なのか説明が掲載されていないため、理由を断定することはできません。
少なくとも作品そのものの正式なシリーズ内話数を確認したい場合は、制作元であるフジテレビ公式の第7シリーズ第3話という記録を基準にするのが分かりやすいでしょう。
前回までの鬼平犯科帳Ⅶの記事
キニナルでは第7シリーズの別エピソードも紹介しています。たとえば「男のまごころ」のあらすじ記事では、火付盗賊改方内部の問題と平蔵の判断を中心に整理しています。
また、「五月雨坊主」のあらすじ・キャスト記事もあります。同じ第7シリーズでも事件の性質や平蔵の向き合い方が異なるため、見比べると人物像がより分かりやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
KBS京都の「妖盗葵小僧」は何時から放送されますか?
2026年10月14日(水)19時00分から20時00分まで、KBS京都で再放送予定です。
「妖盗葵小僧」は第7シリーズの何話ですか?
フジテレビ公式の過去作品ページでは、第7シリーズ第3話です。KBS京都の10月14日番組表では「#15」と表記されています。
葵小僧を演じているのは誰ですか?
葵小僧芳之助を演じるのは島木譲二さんです。フジテレビ公式と松竹のDVD情報で確認できます。
まとめ
KBS京都で10月14日19時から放送される「鬼平犯科帳Ⅶ #15『妖盗葵小僧』」は、フジテレビ公式では第7シリーズ第3話にあたる作品です。
被害者が世間体を恐れて声を上げられない状況につけ込む葵小僧一味と、被害者の心に寄り添いながら手掛かりを追う長谷川平蔵の対比が大きな見どころです。中村吉右衛門さんを中心とした重厚な芝居と、平蔵の人を見る力に注目して楽しめる一話です。

