土曜ドラマ「おもかげ」(2)浅田次郎の原作と読み方|ドラマとの違いを事前に整理|10/10 22:00
10月10日(土)22時から放送の土曜ドラマ「おもかげ」(2)。第2回を前に、「原作は何?」「先に読んでも大丈夫?」「ドラマとはどこが違うの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
「おもかげ」の原作は、浅田次郎さんの同名小説『おもかげ』です。脚本は吉田康弘さんが担当しています。この記事では講談社の公式書誌情報と地上波版の番組情報をもとに、原作の刊行情報、ネタバレを避けた読み方、ドラマ版との違いを放送前に分かる範囲で整理します。
土曜ドラマ「おもかげ」(2)の原作・脚本と放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月10日(土)22:00〜22:43 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 番組 | 土曜ドラマ「おもかげ」(2) |
| 原作 | 浅田次郎『おもかげ』 |
| 脚本 | 吉田康弘 |
| 音楽 | 富貴晴美 |
| 主演 | 中村雅俊 |
第2回では、意識不明の竹脇正一(中村雅俊)が不思議な体験を続ける中で、入江静(余貴美子)や榊原勝男(不破万作)と出会い、自分が忘れようとしてきた過去に向き合っていきます。
今回の放送内容そのものを先に確認したい方は、「おもかげ」(2)のあらすじと見どころにまとめています。
浅田次郎『おもかげ』はどんな原作?
講談社の公式書籍ページによると、浅田次郎さんの『おもかげ』は2017年11月に毎日新聞出版から刊行され、その後2020年11月13日に講談社文庫版が発売されました。講談社文庫版は464ページです。
物語の中心にいるのは、定年を迎えた竹脇正一です。講談社公式の紹介では、孤独な幼少期や幼くして亡くした息子など、正一が抱えてきた人生の記憶が重要な要素として示されています。
ドラマ第2回の番組情報にも、正一が「忘れようとした過去の辛い記憶」を思い出し、孤児で孤独だった自分の過去を振り返るとあります。原作とドラマのどちらも、現在の正一だけではなく、長い人生の中で心の奥に残ったものをたどる構成が大きな軸になっていることが分かります。
浅田次郎さん自身の経歴や代表作については、浅田次郎さんのプロフィールで詳しく紹介しています。
原作は先に読む?ドラマの後に読む?おすすめの読み方
結論からいうと、謎を知らないままドラマを見たいなら放送後に原作を読む方が安心です。一方、正一の人生や背景を深く理解したうえで映像を味わいたいなら、原作を先に読む楽しみ方もあります。
『おもかげ』は、主人公が過去と向き合っていく物語です。人物がなぜ現れるのか、正一とどんな関係があるのかという部分は作品の感情の流れと強く結びついています。そのため、人物の正体や終盤の展開まで先に知ると、ドラマで初めて明かされる瞬間の受け取り方は変わります。
ネタバレを避けたい人は第2回を見てから
第2回では入江静や榊原勝男が登場します。放送前の番組情報では静は「謎の女性」とされ、榊原も正一の過去を刺激する存在として紹介されています。
人物の詳しい背景を知らずに見たい場合は、少なくとも第2回を見終えるまでは原作の後半紹介や結末に触れる解説を避けるのがおすすめです。入江静は何者なのかも、放送前の公式情報だけに絞って整理しています。
原作を先に読むなら「正一の人生の記憶」に注目
先に原作を読む場合は、出来事の答えだけを追うより、正一がどの記憶を避け、どの人物との出会いで何を思い出すのかに注目すると、ドラマ版との表現の違いを楽しみやすくなります。
小説では文章で内面をたどれますが、映像では俳優の表情、間、場所の見せ方、回想へのつなぎ方が印象を左右します。同じ出来事でも、文字で読むときと画面で見るときでは受ける感触が変わります。
ドラマ版「おもかげ」と原作の違いは?放送前に分かること
放送前の段階で断定できる違いは、まず作品の見せ方と尺です。原作は一冊の小説として正一の人生をたどりますが、NHK総合の地上波版は全3話で放送されます。
ぴあ映画の記事によると、今回の地上波放送は、2023年にBSプレミアム4Kで放送された119分版をもとにした作品です。地上波では毎週土曜22時から3回に分けて放送されるため、視聴者は各回ごとに区切って正一の記憶を追う形になります。
原作は小説、ドラマは3話構成で見せ場が区切られる
原作小説はページを読み進めながら、自分のペースで過去と現在を行き来できます。対して地上波版は各回に放送時間があり、第1回、第2回、第3回という区切りの中で人物との出会いや記憶の変化が配置されます。
第2回では、入江静との出会い、榊原勝男との銭湯、戦後の闇市の昔話という要素が一つの回にまとめられています。どこまでが原作のどの部分に相当するのか、場面順が完全に同じなのかといった細かな比較は、放送前には確認できません。
セリフや場面順の差は放送後に確認する必要がある
脚本を担当するのは吉田康弘さんです。小説を映像化する際は、文章で説明される心情を会話や表情、映像に置き換える必要があります。
ただし「このセリフは原作にはない」「この場面順が変更された」といった具体的な差を、放送前に断定することはできません。この記事では映像化の形式として確認できる違いにとどめ、個別場面の比較は行いません。
浅田次郎と「おもかげ」主人公・竹脇正一の世代
地上波放送にあたって公開されたコメントでは、原作者の浅田次郎さんは中村雅俊さんと同じ1951年生まれであることに触れています。主人公の竹脇正一も、戦後の復興から高度経済成長へ向かう時代を生きた人物です。
この世代感は「おもかげ」を読むうえで大きな背景になります。第2回でも、正一が孤児だった過去を振り返る流れや、榊原が戦後の闇市の話をする場面が紹介されています。
中村雅俊さんと竹脇正一についても別記事で整理しています。原作者、俳優、主人公の世代が重なることを知っておくと、作品が描こうとしている「戦後を生きてきた一人の男性の人生」を受け取りやすくなります。
第2回のキャストを原作人物と照らして見る
ドラマ版では、中村雅俊さんが竹脇正一、余貴美子さんが入江静、不破万作さんが榊原勝男を演じます。ほかにも浅田美代子さん、モロ師岡さん、前田亜季さん、板橋駿谷さん、大後寿々花さん、田島亮さん、大月美里果さん、さとうほなみさんらが出演します。
原作を読んだあとにドラマを見る場合は、人物の説明をそのまま答え合わせするのではなく、俳優がどんな表情や声で人物像を立ち上げているかを見るのも楽しみ方の一つです。
出演者を一覧で確認したい方は、「おもかげ」(2)のキャスト記事も参考になります。
参考にした情報
よくある質問
ドラマ「おもかげ」の原作は何ですか?
原作は浅田次郎さんの同名小説『おもかげ』です。2017年に毎日新聞出版から刊行され、2020年に講談社文庫版が発売されました。
原作を先に読むと第2回のネタバレになりますか?
原作には人物の背景や物語の先の展開が含まれるため、入江静らの正体を知らずにドラマを見たい場合は、第2回を見たあとに読む方が安心です。
ドラマと原作の違いは放送前に分かりますか?
地上波版が全3話構成であることなど形式上の違いは確認できますが、セリフや場面順など細かな差は第2回放送前には断定できません。
まとめ
土曜ドラマ「おもかげ」(2)の原作は、浅田次郎さんの小説『おもかげ』です。講談社文庫版は2020年11月発売で、正一が自らの過去をたどっていく物語が描かれています。
謎を知らないまま第2回を見たいなら、原作は放送後に読むのがおすすめです。先に読む場合は結末だけを追わず、正一の記憶や人物との出会いがどのように積み重なるかに注目すると、ドラマ版との表現の違いも味わいやすくなります。

