NNNドキュメント「二重被爆のきょうだい」|福井絹代さんと弟の100枚超の体験記【9月6日BS日テレ】|9/6 08:00
2026年9月6日(日)あさ8時からBS日テレ/BS日テレ4Kで放送されるNNNドキュメント’26「二重被爆のきょうだい」は、広島と長崎の両方で被爆した福井絹代さんと、100枚を超える体験記を残した弟の記録をたどる30分のドキュメンタリーです。
地上波では8月30日深夜に放送され、BS日テレでは9月6日朝に放送されます。番組を見て「福井絹代さんはなぜ被爆を隠したのか」「弟の体験記は何を伝えたのか」「二重被爆とは何か」と知りたくなった人向けに、日本テレビ公式で確認できる内容を中心に整理します。
NNNドキュメント「二重被爆のきょうだい」BS放送情報
| 項目 | 内容 |
| 番組名 | NNNドキュメント’26「二重被爆のきょうだい」 |
| BS放送 | 2026年9月6日(日)8:00〜8:30 |
| 放送局 | BS日テレ/BS日テレ4K |
| 地上波放送 | 2026年8月30日(日)24:55〜 |
| ナレーション | 望月詩織 |
| 制作 | 青森放送 |
| 放送枠 | 30分 |
日本テレビの番組公式ページには、9月6日8:00からBS日テレと明記されています。BS日テレ4Kの番組情報では、ハイビジョンから4Kへアップコンバートした番組として案内されています。
福井絹代さんは14歳で広島・長崎の二重被爆を経験
日本テレビ公式によると、青森市に暮らす福井絹代さんは14歳の時に広島と長崎の両方で被爆しました。広島で被爆したあと、3日後に故郷の長崎へ戻り、そこで再び原爆被害に遭ったとされています。
戦後、福井さんは差別を恐れ、長年にわたって被爆したことを隠して暮らしてきました。7年前に二重被爆が認められたことをきっかけに、少しずつ当時のことを語り始めています。番組は「被爆体験があった」という事実だけでなく、語れなかった長い時間にも焦点を当てています。
弟が残した100枚超の体験記が二重被爆を証明
福井さんの2つの被爆を証明するうえで大きな役割を果たしたのが、弟が残した100枚を超える体験記です。番組では、姉弟が見た原爆被害と、弟がなぜそれほど多くの記録を書き残したのかが重要な軸になります。
体験記は単なる家族の思い出ではなく、時間が経って証言が難しくなる中で、出来事を確かめる手掛かりにもなりました。本人が長年語れなかった経験を、家族が残した文字が支える構図は、「記録を残す意味」を考えるポイントです。
なぜ今、故郷の長崎を訪れるのか
日本テレビ公式では、福井さんが語り継ぐことに向き合うため、この夏に故郷の長崎を訪れたと説明しています。番組は過去の映像や証言を並べるだけではなく、現在の福井さんが記憶とどう向き合うかを追っています。
被爆から長い年月が経ち、直接体験を語れる人が少なくなるほど、証言や記録を次の世代へどう手渡すかが大きな課題になります。「二重被爆のきょうだい」は、姉の証言と弟の文章を重ねながら、その問いを視聴者へ投げかける作品です。
「二重被爆」という言葉から考える戦争体験の伝承
二重被爆とは、広島と長崎という2つの原爆被害をともに経験した人を指す言葉として使われます。福井さんのケースでは、広島から長崎へ移動した短い期間の中で、2度の被爆を経験しました。
ただし、番組の中心は人数や制度の説明ではありません。差別への恐れから語れなかった姉と、書き残すことで経験を伝えた弟という対照を通じて、戦争体験を「話すこと」「書くこと」「受け取ること」の意味を考える内容です。
「隠して生きる」選択の背景にあった差別への恐れ
番組公式が明確に記しているのは、福井絹代さんが差別を恐れて長年、被爆したことを隠してきたという点です。戦争体験は、出来事が終わった瞬間に過去になるわけではありません。体験を周囲へ話せるかどうか、家族や社会の中でどう受け止められるかという問題が、その後の人生にも続きます。
福井さんの場合、二重被爆が認められたことが、少しずつ記憶を語り始める契機になりました。番組では「なぜもっと早く話さなかったのか」と外側から判断するのではなく、語れなかった時間そのものを含めて一人の被爆者の人生を見つめることが重要です。
姉の証言と弟の文章、2つの形で残る記憶
「二重被爆のきょうだい」というタイトルが示す通り、この作品では姉だけでなく弟の記録がもう一つの主人公になっています。本人の口から語られる記憶と、弟が書き残した100枚を超える体験記を重ねることで、同じ出来事が家族の中にどのように残ったのかを考えられます。
文章は、書いた人がその場にいなくなった後も読み返すことができます。弟の体験記が姉の二重被爆を証明する手掛かりになったという事実は、個人の記録が後世に持つ重みを具体的に示しています。単に「記録は大切」と言うだけではなく、残された文章が人の人生の事実を支えたという点が、この番組の大きな柱です。
また、福井さんがこの夏に長崎を訪れる現在の場面があることで、過去と現在がつながります。視聴者は1945年の出来事だけでなく、2026年を生きる当事者が何を語り、何を次へ残そうとしているのかを見ることになります。
戦争の記憶を伝える場所を知りたい人へ
個人の証言とあわせて、資料館やミュージアムがどのように戦争の記憶を残しているかを知ると、番組のテーマを別の角度から考えられます。当サイトでは戦争ミュージアムと平和学習の見どころも整理しています。
よくある質問
「二重被爆のきょうだい」はBS日テレでいつ放送?
2026年9月6日(日)8:00〜8:30にBS日テレ/BS日テレ4Kで放送予定です。
福井絹代さんは何歳で被爆した?
日本テレビ公式では14歳の時に広島と長崎の両方で被爆したと紹介されています。
弟は何を残した?
100枚を超える体験記を残し、それが姉の二重被爆を証明する重要な手掛かりになりました。
ナレーションは誰?
望月詩織さんです。制作は青森放送です。
まとめ|姉の証言と弟の記録が問いかける「語り継ぐ意味」
NNNドキュメント’26「二重被爆のきょうだい」は、福井絹代さんの二重被爆体験と、弟が残した100枚超の体験記を通して、原爆被害の恐ろしさだけでなく、体験を語り継ぐ難しさと必要性を考える番組です。
長年被爆を隠してきた姉と、文章として残した弟。2人の異なる向き合い方を知ることで、戦争の記憶を次の世代がどう受け取るかという問題がより具体的に見えてきます。9月6日朝8時、BS日テレでの放送です。

