日本のチカラ10月30日|本田久美子さんが走り続ける理由は?和装ドレスと能登復興支援の今|10/30 5:25
10月30日(金)あさ5時25分からBS朝日で放送される「日本のチカラ」は、石川県白山市の着付け教室「金澤和装塾」代表・本田久美子さんに密着する「あした、ハレの日〜着付け師の奮闘記〜」です。
本田さんは44年にわたって着付けの現場に立ち、これまで1万人以上に着付けをしてきた着付け師です。番組では、着物にハサミを入れずドレスの上からまとわせる「和装ドレス」だけでなく、能登半島地震以降に続けている復興応援、家族が心配するほど仕事に打ち込む毎日、そして「なぜそこまで走り続けるのか」という本田さんの人生そのものに迫ります。
日本のチカラ10月30日の放送日時と内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月30日(金)5:25〜5:55 |
| 放送局 | BS朝日1/BS朝日4K |
| 番組名 | 日本のチカラ |
| サブタイトル | あした、ハレの日〜着付け師の奮闘記〜 |
| 主な人物 | 本田久美子さん(金澤和装塾代表) |
| 主なテーマ | 和装ドレス、能登復興支援、着物文化の継承、本田さんの生き方 |
BS朝日の公式ページでは、今回の主人公を本田久美子さん(67)と紹介しています。和裁士だった母の影響で着物に親しみ、着付け師として44年。長いキャリアのなかで、成人式や結婚式など人生の節目に立つ多くの人へ着物を着せてきました。
「日本のチカラ」は、地域に根ざした産業や文化、人の営みを追う教育ドキュメンタリーです。今回も「和装ドレス」という新しい見せ方だけを取り上げるのではなく、その技術を誰のために、何のために使うのかまで描く回になっています。
本田久美子さんの和装ドレスは何が特別?
本田さんが考案した「和装ドレス」の大きな特徴は、着物そのものを切らないことです。BS朝日の公式説明では、ドレスの上に着物をまとわせ、ハサミを一切入れずにドレス姿へと変える独自の技術とされています。
着物は、家族から受け継いだ振り袖や思い出の品など、簡単には加工できないものも少なくありません。本田さんの方法なら、生地を裁断して別の服へ作り変えるのではなく、着物の形を残したまま晴れ着として再び活用できます。
そのため、サイズが合わなくなった着物や、タンスに眠っていた振り袖にも新しい出番を作れるのが魅力です。見た目の華やかさだけでなく、家族の記憶や着物の歴史を次の世代へつなぐことができる点が、番組でも重要な意味を持っています。
和装ドレスそのものの仕組みや、これまでの放送で紹介された本田さんの活動については、「日本のチカラ」本田久美子さんと和装ドレスを紹介した既存記事でも詳しくまとめています。
能登復興支援で何をしている?
令和6年能登半島地震以降、本田さんは着付け師としてできる形で復興を応援してきました。公式ページでは、結婚式を挙げられていない夫婦への和装ドレス衣装の提供や、被災した高校生、能登の着物作家をモデルにしたドレスショーの開催が紹介されています。
地震によって日常や予定が大きく変わった人たちに対し、本田さんが届けようとしているのは「晴れの日」です。衣装を着ること自体がゴールではなく、その場にいる人が笑顔になり、少しでも前を向ける時間を作ることを大切にしていることが伝わってきます。
番組説明では、レンタル費やヘアメイク代などを本田さん自身が負担することもあり、教室の経営が赤字になる月も少なくないとされています。それでも活動を止めず、イベントでは着付けだけでなく、スケジュール管理や現場全体の進行まで一人で背負う場面もあるそうです。
「支援活動をしている」という一言だけでは見えにくい、時間・費用・体力の負担まで映し出すのが今回の見どころです。
なぜ本田久美子さんはそこまで走り続ける?
今回の放送で最も気になるのは、本田さんがなぜこれほどまで活動を続けるのかという点です。
BS朝日の公式ページでは、本田さんが50歳のときにステージ4の乳がんと診断され、現在も通院を続けていることが紹介されています。さらに、1年前には同じ病気で最愛の妹を亡くしたことも、本田さんの人生観に大きく影響しているとされています。
本田さんは、誰にでも明日が必ずあるわけではないからこそ、今日を笑って過ごすことを大切にしています。番組タイトルの「あした、ハレの日」は、結婚式や成人式のような「晴れの日」だけでなく、今日を精いっぱい生きることが明日へつながるという本田さんの考えにも重なります。
仕事量の多さだけを見ると、家族が心配するのも無理はありません。公式説明では、深夜まで仕事に没頭し、翌朝の朝刊を読んでから眠るような毎日が紹介されています。そこまで動き続ける背景に、自分の経験から生まれた時間への強い意識があることが、今回の放送で深く描かれます。
金澤和装塾とは?
本田さんが主宰する金澤和装塾は、着物をもっと身近に楽しんでもらうことを目指す着付け教室です。
MPCスクールの講師紹介では、本田さんが「きものを通じて和装文化を広めたい」「身近なものとして楽しんでほしい」という思いで教室を始めたと紹介されています。浴衣から礼装着まで学べ、ファッションとしてのコーディネートも楽しめる教室です。
今回の「日本のチカラ」では、和装文化を守ることと、新しいスタイルへ広げることの両方が本田さんの活動に含まれている点にも注目です。伝統をそのまま残すだけではなく、現代の人が着てみたいと思える形へつなぐことが、結果として着物文化の継承につながっています。
44年で1万人以上に着付けた経験
本田さんは、和裁士だった母の影響で着物に魅了され、着付け師の道へ進みました。公式情報によると、着付け師歴は44年にのぼり、これまでに1万人以上へ着付けをしています。
9月12日のテレビ朝日放送記録では、高校卒業後に郵便局へ勤務しながら着付け教室へ通い、その後に着付け師へ転職した歩みも紹介されました。長い現場経験があるからこそ、通常の着付けだけでなく、和装ドレスという新しい発想を形にできたことがうかがえます。
さらに同放送では、着付け技術をAIに学習させ、誰でも技術を学べるようにする取り組みも紹介されました。着付けは人の手で伝承されてきた技術ですが、本田さんは新しい手段も取り入れながら、次の世代へ残そうとしています。
家族が心配するほどの仕事量も描かれる
今回の放送は、活動の華やかな場面だけではありません。イベントが始まれば、本田さんは着付けの指示、モデルやスタッフの動き、時間管理など、複数の役割を一人で担います。
公式ページでは、不慣れなイベント全体の監督まで行い、深夜まで作業する日々が紹介されています。家族が体調を心配しても、本田さんは目の前の人の「晴れの日」を優先して動き続けます。
こうした姿を知ると、今回の回は「和装ドレスがきれい」というだけの内容ではないことが分かります。誰かを笑顔にするために、本人がどれだけの時間と体力を注いでいるのか。その姿を通して、仕事への責任感や家族との関係も見えてきます。
前回までの同テーマ放送では何が描かれた?
「あした、ハレの日〜着付け師の奮闘記〜」は、テレビ朝日系列の各局ですでに放送されてきました。9月12日のテレビ朝日放送では、本田さんの和装ドレス、輪島市で結婚式を挙げられていなかった夫婦への着付け、七尾市で行われた能登復興イベントなどが紹介されています。
また、被災した高校生や能登の着物作家がモデルを務めるショーで、本田さんが現場責任者として動く様子も伝えられました。BS朝日で初めて見る方でも、10月30日の放送だけで本田さんの活動の背景を理解できる構成になっています。
すでに他局で同回を見た方にとっては、BS朝日であらためて本田さんの言葉や表情を見返し、和装ドレスの技術以上に、その原動力へ目を向ける機会になりそうです。
日本のチカラはどんな番組?
「日本のチカラ」は、民間放送教育協会が制作する教育ドキュメンタリー番組です。テレビ朝日の番組概要では、全国各地の産業や文化、地域に根ざした人々の知恵や営みを取り上げ、地方創生や技術継承のヒントを描く番組と説明されています。
今回の本田さんも、伝統文化を守る人であると同時に、和装ドレスという新しい方法で次世代へつなごうとする人です。能登復興支援まで含めると、「地域の文化」「新しい挑戦」「人を支える仕事」という「日本のチカラ」らしい要素がそろった回といえます。
見どころは和装ドレスより“生き方”
今回の見どころをひとつに絞るなら、和装ドレスの華やかさよりも、本田久美子さんが何のためにその技術を使い続けるのかです。
着物を切らずにドレスへ変える発想、能登の被災者を晴れ舞台へ送り出す支援、赤字になっても自費で活動を続ける覚悟、病気や家族との別れを経験して強くなった「今日を大切にする」という思い。それぞれが別々の話ではなく、本田さんの生き方として一本につながっています。
早朝30分の番組ですが、着物文化の話だけでなく、「自分にできることを今やる」という姿勢まで感じられる回になりそうです。
参考にした情報
- BS朝日「日本のチカラ」公式ページ
- 公益財団法人 民間放送教育協会「日本のチカラ」
- BS朝日 番組表
- 日本海テレビ 番組情報「日本のチカラ あした、ハレの日」
- MPCスクール 本田久美子さん講師紹介
- TVでた蔵「日本のチカラ」2026年9月12日放送内容
よくある質問
日本のチカラ10月30日の放送時間は?
2026年10月30日(金)朝5時25分から5時55分まで、BS朝日1とBS朝日4Kで放送予定です。
本田久美子さんの和装ドレスは着物を切る?
切りません。公式ページでは、ドレスの上に着物をまとわせ、ハサミを一切入れずに仕上げる独自の技術と紹介されています。
本田久美子さんは能登でどんな支援をしている?
結婚式を挙げられていない夫婦への衣装提供や、被災した高校生・能登の着物作家をモデルにしたドレスショーなど、着付けを通じた復興応援を行っています。
今回の一番の見どころは?
和装ドレスの技術だけでなく、本田さんが病気や家族との別れを経験しながら、なぜ「晴れの日」を作る活動を続けているのか、その原動力が描かれる点です。
まとめ
10月30日のBS朝日「日本のチカラ」は、金澤和装塾代表の本田久美子さんに密着する「あした、ハレの日〜着付け師の奮闘記〜」です。
本田さんは44年で1万人以上に着付けをし、着物を切らずに仕上げる和装ドレスを考案。能登半島地震以降は、結婚式を挙げられていない夫婦や被災した若者たちへ晴れ舞台を届ける活動を続けています。
今回の放送では、技術の珍しさ以上に、費用や体力の負担を抱えても走り続ける理由が大きなテーマです。着物の力で誰かの人生の節目を笑顔に変えようとする、本田さんの仕事と生き方をじっくり見られる回です。

