日曜美術館ホックニー追悼回|90mのiPad作品と2023年東京展の見どころ【9月20日】|9/20 09:00

2026年9月20日(日)午前9時からNHK Eテレで放送される『日曜美術館 選 そして、春は巡りくる デイヴィッド・ホックニーの芸術』。2026年6月に88歳で亡くなった現代美術家デイヴィッド・ホックニーをしのび、2023年に東京で開かれた大規模個展を追った回をアンコール放送します。

今回のポイントは、プールを描いた著名作だけでなく、絵画、写真、デジタル表現まで手法を変え続けたホックニーの「見ること」への探究です。番組で扱う展覧会と作品を先に知っておくと、45分の放送がより理解しやすくなります。

日曜美術館ホックニー追悼回の放送時間・出演者

番組名日曜美術館 選 そして、春は巡りくる デイヴィッド・ホックニーの芸術
放送局NHK Eテレ
放送日2026年9月20日(日)
放送時間9:00〜9:45
司会小野正嗣、柴田祐規子
出演東京都現代美術館 学芸員・楠本愛

放送局公式情報を利用する番組表では、9月20日9:00〜9:45の放送、司会の小野正嗣さん・柴田祐規子さん、東京都現代美術館学芸員の楠本愛さんの出演が案内されています。

なぜ追悼アンコール?ホックニーは2026年6月に88歳で死去

ホックニーは2026年6月11日、ロンドンの自宅で88歳で亡くなりました。公表された声明では、20世紀と21世紀の現代美術を代表する存在として、その生涯にわたる創作と好奇心がたたえられています。

今回の『日曜美術館』は、その死去を受けた追悼アンコールです。単に過去の展覧会を再紹介するのではなく、初期から晩年まで変化し続けた制作方法を振り返ることで、ホックニーの芸術の核がどこにあったのかを見直す内容になっています。

2023年の東京都現代美術館展を振り返る|何が大きな話題だった?

東京都現代美術館の公式資料によると、『デイヴィッド・ホックニー展』は2023年7月15日から11月5日まで開催されました。日本では長い間隔を経た大規模個展で、初期作品から近年のデジタル作品まで幅広く紹介されました。

特に注目されたのが、複数のiPad絵画をつないだ全長90メートルの『ノルマンディーの12か月 2020-2021年』です。季節の移り変わりを長い画面でたどる作品で、絵画という形式を固定せず、デジタル機器を制作手段として取り込んだホックニーらしさが表れています。

「そして、春は巡りくる」とは?コロナ禍に描いた季節の変化

番組タイトルの「そして、春は巡りくる」は、ホックニーが晩年にフランス・ノルマンディーで季節の変化を描き続けた仕事と重なります。外出や移動が制限された時期にも、身近な木々、花、空の色を繰り返し観察し、iPadを使って制作を続けました。

ホックニーのデジタル作品は「新しい道具を使ったから新しい」というだけではありません。光や時間の変化をどう画面に置くか、同じ場所を繰り返し見ると何が違って見えるかという、長年の関心がデジタルでも続いています。

番組を見る前に知りたいホックニーの特徴|視点・色・デジタル

ホックニーは、鮮やかな色彩のプール作品で広く知られていますが、写真を複数組み合わせたフォトコラージュや、複数視点を一画面に持ち込む試みも続けました。1点透視図法だけで世界を見るのではなく、人の目が動きながら対象を見る感覚をどう表現するかを考え続けた作家です。

同じ『日曜美術館』の別回を読みたい場合は、当サイトの「鉄道のくにを撮る 写真家・広田尚敬」回の記事も参考になります。写真と絵画で表現手段は異なりますが、「見ること」を作品にする姿勢を比べると番組の楽しみ方が広がります。

よくある質問

ホックニーの日曜美術館はいつ放送?

2026年9月20日(日)9:00〜9:45、NHK Eテレで放送予定です。

今回の回は2026年の新収録?

2023年に東京都現代美術館で開催された展覧会を追った回の追悼アンコールです。2026年6月のホックニー死去を受けて再放送されます。

全長90mの作品とは?

東京都現代美術館の公式資料では『ノルマンディーの12か月 2020-2021年』で、複数のiPad絵画によって構成された約100×9000cmの作品です。

まとめ|ホックニーが生涯問い続けた「どう見るか」を45分でたどる

9月20日の『日曜美術館』は、デイヴィッド・ホックニーを追悼し、2023年の東京都現代美術館展を振り返るアンコール放送です。初期の代表作からiPadによる巨大な風景作品まで、作風が変わっても「見ること」への探究が一貫していたことが分かります。

鮮やかな色彩だけでなく、視点、時間、季節、そして新しい道具をどう作品へ取り込んだかに注目すると、ホックニーの芸術がなぜ長いキャリアを通じて更新され続けたのかが見えてきます。

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