TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 日曜美術館の直近回を振り返り|草間彌生特集と丸木スマ関連記事|10/11 20:00

日曜美術館の直近回を振り返り|草間彌生特集と丸木スマ関連記事|10/11 20:00

10月11日(日)20時からNHK Eテレで再放送される「日曜美術館 人生が、絵となる おばあちゃんアーティストの軌跡」を見る前に、直近の放送を振り返っておきたい方もいるのではないでしょうか。

ここでは、9月27日の草間彌生特集と、10月4日の丸木スマを中心にした「おばあちゃんアーティスト」回を、放送済みの情報だけで整理します。今回のテーマをさらに詳しく知りたい場合は、丸木スマ回の関連記事もあわせて確認できます。

日曜美術館10月11日の再放送と直近回

項目内容
番組日曜美術館
10月11日20時「人生が、絵となる おばあちゃんアーティストの軌跡」再放送
10月4日9時同回の初回放送
9月27日9時「草間彌生 ~無限の網 永遠の水玉~」特別アンコール
放送局NHK Eテレ

10月11日20時の再放送では、73歳から絵を描き始めた丸木スマを軸に、グランマ・モーゼス、木村セツら、人生の後半に創作の扉を開いた女性たちが紹介されます。

Gガイドの番組情報では、丸木スマが亡くなるまでの8年間に700点もの作品を描いたこと、野山の草花や生き物だけでなく原爆の記憶も作品にしたことが紹介されています。司会は坂本美雨さんと守本奈実アナウンサー、出演はアーサー・ビナードさんと木村セツさんです。

前回10月4日の丸木スマ回はどんな内容だった?

前回の10月4日9時に放送された「人生が、絵となる おばあちゃんアーティストの軌跡」は、年齢を重ねてから始まった創作に焦点を当てた回でした。

中心となった丸木スマは1875年生まれ。番組情報では73歳で初めて絵筆を握り、81歳で亡くなるまでの8年間に700点もの作品を残した人物として紹介されています。美術教育を受けず、既存の技法や常識に縛られない自由な表現と、画面にあふれる生命力が大きな見どころでした。

丸木スマについては、長男の丸木位里と、その妻・丸木俊が「原爆の図」で知られる画家であることも重要です。スマ自身も広島で被爆し、その記憶を作品にしています。一方で、草花や鳥、猫、魚など身近な生命を描いた作品も多く、悲惨な記憶だけに収まらない幅の広さがあります。

丸木スマの生涯、グランマ・モーゼス、木村セツまで含めて詳しく読みたい方は、日曜美術館10月4日|丸木スマはなぜ73歳から描いた?でまとめています。

丸木スマだけではない「おばあちゃんアーティスト」

この回の特徴は、丸木スマ一人の評伝ではなく、人生の後半から表現を始めた複数の女性を並べたことです。

アメリカのグランマ・モーゼスは、高齢になってから本格的に絵を描き続けたことで知られます。番組では、若いころから専門教育を受けて美術家を目指した人とは異なる時間の重なりが、どのように絵へ結びつくのかを見ることができます。

さらに、新聞ちぎり絵で活動する木村セツさんも登場します。身近な食べ物や品物を、新聞紙の色や文字を生かして作る作品は、丸木スマの絵画とは材料も表現方法も異なります。それでも、長い生活経験を経て創作に出会ったという点では共通しています。

10月11日の再放送について、番組全体の内容を先に整理したい方は、日曜美術館「おばあちゃんアーティストの軌跡」まとめもあわせてどうぞ。

出演者や番組内で紹介される人物を中心に確認したい場合は、日曜美術館「おばあちゃんアーティストの軌跡」出演者まとめで整理しています。

9月27日は草間彌生「無限の網 永遠の水玉」

丸木スマ回の1週前、9月27日9時には、草間彌生「無限の網 永遠の水玉」が特別アンコールとして放送されました。

これは2002年に放送された特集です。霧島アートの森の公式告知では、2026年8月に97歳で亡くなった草間彌生をしのび、9月27日9時に放送、10月4日20時に再放送されたことが案内されています。

番組情報によると、草間彌生が幼いころから幻覚や強迫観念に苦しみながら、内面の光景を独自の芸術へ変えていった歩みを追う内容です。無限に広がる水玉や網目模様を通して、自己を超えて生命や宇宙の根源とつながろうとする表現に迫りました。

2002年の番組をそのまま振り返ることで、現在の評価が定着した後から作家像を説明するのではなく、当時の言葉や映像の中で草間彌生の制作を見ることができる点も、特別アンコールならではの意味があります。

草間彌生特集と丸木スマ回を続けて見る面白さ

9月27日の草間彌生特集と、10月4日の丸木スマ回は、直接つながる前後編ではありません。ただ、続けて振り返ると、一人の人生と表現がどう結びつくのかという「日曜美術館」らしい視点が見えてきます。

草間彌生は若いころから制作を続け、独自の反復表現を世界的な芸術へ押し広げました。一方、丸木スマは人生の後半になってから絵筆を握りました。創作の開始時期も経歴も大きく異なりますが、生活や身体感覚、記憶と表現が切り離せない点は共通して見えます。

また、丸木スマ回ではグランマ・モーゼスや木村セツが並ぶことで、「いつから始めたか」だけではなく、「それまで生きてきた時間が作品にどう表れるか」という問いが強くなっています。

直近2回をこの視点で振り返ると、作品の技法や美術史上の位置づけだけでなく、作家がどう生き、何を表現へ変えたのかにも注目しやすくなります。

10月11日の再放送を見る前に押さえたいポイント

再放送を見るときは、丸木スマの年齢だけを「遅咲き」のエピソードとして見るのではなく、何を描いたのかにも注目したいところです。

特に、草花や動物など生命感のある題材と、原爆の記憶を扱った作品が同じ画家から生まれている点は重要です。長い人生の中で経験した出来事が、どのように自由な形や色へ変わっていったのかを見ると、番組のテーマがより伝わりやすくなります。

グランマ・モーゼスや木村セツとの違いも見どころです。3人を「高齢で始めた女性作家」と一括りにせず、それぞれが何を材料にし、どんな日常から表現を生み出したのかを比べると、作品の個性が見えやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

日曜美術館の10月11日20時は何の再放送ですか?

10月4日9時に放送された「人生が、絵となる おばあちゃんアーティストの軌跡」の再放送です。丸木スマを中心に、グランマ・モーゼス、木村セツらが紹介されます。

9月27日の日曜美術館は何の特集でしたか?

草間彌生「無限の網 永遠の水玉」です。2002年放送の特集を、2026年に特別アンコールとして放送した回です。

丸木スマ回の詳しい内容はどこで読めますか?

キニナルの10月4日放送記事で、丸木スマの生涯や作品、グランマ・モーゼス、木村セツとの共通点を詳しくまとめています。

まとめ

日曜美術館の直近回では、9月27日に草間彌生の2002年特集が特別アンコールされ、10月4日には丸木スマを中心とする「おばあちゃんアーティストの軌跡」が放送されました。

10月11日20時は丸木スマ回の再放送です。草間彌生から丸木スマへと直近の放送を続けて振り返ると、創作を始めた年齢や経歴の違いを超えて、人生そのものが表現へ変わる過程を見比べることができます。

このテーマの関連記事はこちら