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新・映像詩 里山「阿蘇 草原 緑の小宇宙」|カヤネズミ・バッタ・絶滅危惧種のチョウが暮らす草原の秘密|10/9 21:45

10月9日(金)21時45分からNHK BS8Kで放送される「新・映像詩 里山『阿蘇 草原 緑の小宇宙』」は、熊本・阿蘇の草原に息づく小さな命を見つめる番組です。

番組表では、カヤネズミやバッタが草原で躍動し、さらに牛が食べない草を頼りに絶滅危惧種のチョウが命をつなぐ様子が紹介されています。雄大な阿蘇の景観だけでなく、足元の草一本と小さな生きものがどう結びついているのかが見どころです。

10月9日の放送日時と番組内容

項目内容
放送日時2026年10月9日(金)21:45〜
放送局NHK BS8K
番組名新・映像詩 里山「阿蘇 草原 緑の小宇宙」
舞台熊本県・阿蘇山周辺の草原
主な見どころカヤネズミ、バッタ、希少なチョウ、牛と草原の関係

Gガイドの番組情報では、阿蘇山周辺の草原は人々が千年以上にわたって守り育ててきた場所として紹介されています。そこを「命の小宇宙」と捉え、草むらの中で繰り広げられる生きもの同士の関係を映像でたどる内容です。

なお、NHK公式の番組ページは今回こちらの環境から本文を開いて確認できなかったため、放送内容と日時は放送局公式情報を掲載する番組表で確認し、草原の背景は環境省の資料で補っています。

阿蘇の草原が「緑の小宇宙」と呼べる理由

阿蘇の草原は、ただ自然のまま残った原っぱではありません。環境省は、阿蘇地域の草原について、放牧・採草・野焼きなど人の手が入り続けることで維持されてきた半自然草地と説明しています。

現在の草原にはススキやネザサなどの植物が広がり、その環境を利用する昆虫や小動物、鳥類が暮らしています。草の高さや種類、放牧の有無などが少し変わるだけでも、そこを利用する生きものは変わります。

そのため、番組タイトルの「緑の小宇宙」は、単に生きものが多いという意味だけではなく、人・牛・植物・昆虫・小動物が互いに影響し合う小さな生態系として見ると分かりやすいでしょう。

カヤネズミは草原でどんな暮らしをする?

カヤネズミは、日本で見られる小型のネズミで、背の高い草を利用して暮らします。環境省の阿蘇山上ビジターセンターの資料でも、阿蘇の草原にはカヤネズミがいて、草の上に球状の巣を作ることが紹介されています。

地面だけを見るのではなく、草の茎や葉がつくる立体的な空間そのものが生活場所になっている点がポイントです。草原が刈られすぎても、逆に放置されて森林化しても、同じ環境が保たれるわけではありません。

番組では、広い阿蘇の風景の中で見落としがちなカヤネズミの動きが、8K映像ならではの細かな描写で見られるところに注目したいところです。

バッタは草原の食物連鎖を支える存在

番組説明ではバッタも取り上げられます。バッタ類は草を食べる側であると同時に、鳥や小動物などに食べられる側でもあり、草原の食物連鎖の中で重要な位置にいます。

どの種類のバッタが大きく扱われるかは放送前の番組表では明らかになっていませんが、草原の植物が豊かであるほど、多様な昆虫が活動できる場所も増えます。

「草がある→虫がいる→さらにそれを利用する生きものがいる」という連なりを見ると、阿蘇の草原が一枚の緑ではなく、数多くの命が重なった場所であることが分かります。

牛が食べない草と絶滅危惧種のチョウの関係は?

今回、特に気になるのが「牛が食べない草を頼りに絶滅危惧種のチョウが命をつなぐ」という部分です。

環境省は阿蘇くじゅう国立公園の特徴として、草原性の希少なチョウにオオルリシジミやゴマシジミがいると紹介しています。オオルリシジミの食草はクララ、ゴマシジミの食草はワレモコウです。

また環境省の審議会資料では、オオルリシジミの食草であるクララについて、牛や馬が食べずに残すことがあると説明されています。このため、番組表にある「牛が食べない草」とクララの関係を連想できます。

ただし、10月9日の番組説明ではチョウの種名は明記されていません。そのため、今回登場するチョウをオオルリシジミと断定することはできません。

放送では、どの草とどのチョウが取り上げられるのかを確認しながら見るのがおすすめです。

阿蘇の草原はなぜ人が手を入れ続ける必要がある?

阿蘇の草原は、放っておけば永遠に同じ姿を保つわけではありません。環境省によると、山麓の草原は放牧・野焼き・採草によって樹林化が抑えられ、長い時間をかけて現在の景観と生態系が保たれてきました。

特に野焼きは、枯れ草を焼いて春の草の芽吹きを促し、木が増えすぎるのを防ぐ伝統的な管理方法です。阿蘇では千年以上前から続く営みとされ、人の生活と自然環境が切り離せないことを象徴しています。

野焼きそのものを詳しく知りたい方は、「新・映像詩 里山」阿蘇の野焼きと大草原の記事もあわせて読むと、今回の「緑の小宇宙」がなぜ維持されているのか理解しやすくなります。

前回の阿蘇放送では野焼きと草原の循環が中心

10月5日に同シリーズの阿蘇を扱った放送では、火山地帯に広がる大草原と、人が行う野焼き、牛、生きものの循環が大きなポイントでした。

今回の10月9日放送は、そこからさらに視点を小さくし、草むらの中で暮らすカヤネズミや昆虫、希少なチョウへ焦点を当てて見ると違いが分かりやすいです。

同じ阿蘇の草原でも、「景観を守る人の営み」と「その環境を利用する小さな生きもの」という二つの方向から見ることで、草原が維持される意味が立体的に見えてきます。

8Kで見ると何が面白い?

「新・映像詩 里山」は、自然の大きな風景だけでなく、草の先端や昆虫、小動物の細かな動きまで映像で見せるタイプの番組です。

阿蘇というとカルデラや火口、広大な草原のパノラマを思い浮かべやすいですが、今回の主役はむしろその草原の中に隠れている小さな命です。草が揺れる方向、昆虫の動き、カヤネズミが草を利用する様子など、肉眼では見逃しやすい場面をじっくり追えるのが楽しみです。

大自然のドキュメンタリーというより、一枚の草原を拡大して生態系をのぞき込むような感覚で見ると、番組タイトルの意味が伝わりやすいでしょう。

参考にした情報

よくある質問

「新・映像詩 里山 阿蘇 草原 緑の小宇宙」はいつ放送されますか?

2026年10月9日(金)21時45分からNHK BS8Kで放送予定です。

番組に出る絶滅危惧種のチョウはオオルリシジミですか?

放送前の番組説明では種名まで明記されていません。環境省は阿蘇の草原にオオルリシジミやゴマシジミなど希少なチョウが生息すると紹介していますが、今回登場する種類は番組で確認する必要があります。

阿蘇の草原は自然のまま残っているのですか?

完全に人の手が入っていない草原ではありません。環境省は、放牧・採草・野焼きなど人の営みによって長く維持されてきた半自然草地と説明しています。

まとめ

10月9日の「新・映像詩 里山『阿蘇 草原 緑の小宇宙』」は、広大な阿蘇の草原を、カヤネズミやバッタ、希少なチョウといった小さな生きものの目線から見直す回です。

阿蘇の草原は、千年以上続く人の営み、牛による放牧、植物、昆虫、小動物がつながって成り立っています。特に「牛が食べない草」とチョウの関係に注目すると、草原が守られることが希少な命を守ることにもつながっている点が見えてきます。

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