みるラジオ「竹取物語」|森見登美彦×渡部潤一と読む月・かぐや姫の謎【9/25】|9/25 23:00

2026年9月25日(金)23時からNHK Eテレで放送される「みるラジオ スケザネの古典は笑って読め! シリーズ4『竹取物語』」は、古典を“難しい教材”としてではなく、笑いながら読み直す50分です。制作会社テレビマンユニオンの公式ページでは、旧暦8月15日の月見シーズンに合わせ、『竹取物語』を取り上げると案内されています。

MCは書評家の渡辺祐真さん(渡辺スケザネ)。ゲストは『竹取物語』の現代語訳も手がけた小説家・森見登美彦さんと、天文学者・渡部潤一さんです。文学の読み方と月・宇宙の科学が同時に入るため、「かぐや姫はなぜ月へ帰るのか」「竹取物語は本当に美しい恋物語だけなのか」といった疑問を、複数の角度から楽しめる回です。

みるラジオ「竹取物語」の放送日時・出演者

放送2026年9月25日(金)23:00〜23:50
放送局NHK Eテレ
番組みるラジオ スケザネの古典は笑って読め!
シリーズシリーズ4「竹取物語」
MC渡辺祐真(渡辺スケザネ)
ゲスト森見登美彦/渡部潤一
番組表掲載出演浅野里香

番組表では、渡辺祐真さん、森見登美彦さん、渡部潤一さんに加えて浅野里香アナウンサーの出演も掲載されています。制作側の公式ページでは、ラジオ版が9月20日にNHK AMで放送され、Eテレ「みるラジオ」が9月25日に放送される予定と案内されています。

ラジオで成立する会話をEテレで“見る”形にするため、音声だけでなく、人物の表情や資料の見せ方も含めて古典を身近に感じられるのが「みるラジオ」の面白さです。

シリーズ4はなぜ『竹取物語』?

『竹取物語』は、竹の中から見つかったかぐや姫が成長し、多くの求婚を受け、最後は月へ帰るという、日本で最もよく知られた古典の一つです。学校で物語の概要を覚えていても、細かな場面や人物の感情まで読み返した人は意外と少ない作品でもあります。

制作公式ページでは、「美しいかぐや姫がおじいさんとおばあさんを残して月へ帰る」というだけではない魅力を徹底的に深掘りすると説明しています。つまり今回の狙いは、教科書で覚えたあらすじをなぞることではなく、登場人物の言動や不思議な設定を“なぜ?”と問い直すことです。

月見シーズンに合わせた題材でもあり、文学と天文学を自然につなげられるのも『竹取物語』ならではです。

森見登美彦が語る『竹取物語』|現代語訳した作家の視点

ゲストの森見登美彦さんは、小説家として知られるだけでなく、『竹取物語』の現代語訳も出版しています。古典を現代の読者へ届けるとき、原文の雰囲気を残しながら、人物の可笑しさや物語のテンポをどう伝えるかという実践的な視点を持つゲストです。

番組タイトルには「笑って読め!」とあります。『竹取物語』には、求婚者たちが無理難題に挑み失敗する場面など、現代の感覚でも“人間くさい”笑いとして読める部分があります。森見さんの語りでは、文学史の知識だけではなく、物語としての面白さや登場人物のズレが拾われることが期待されます。

「古典は難しい」と感じる人ほど、現代語訳を手がけた作家がどこを面白がるのかに注目すると、作品への入口が見つかりやすくなります。

天文学者・渡部潤一は「月からの迎え」をどう見る?

もう一人のゲストは天文学者の渡部潤一さんです。『竹取物語』では月が物語の終着点として登場しますが、古典文学の中の月と、現代天文学で理解されている月は当然ながら別のものです。この距離を楽しむことが、今回の大きなポイントです。

科学的に正しいかどうかだけを判定するのではなく、昔の人が月をどのような異界として想像したのか、なぜ“地上ではない場所”として月が選ばれたのかを考えると、物語の発想の豊かさが見えてきます。

サイト内には、文学と天文学を横断して読むテーマが近い「宮沢賢治と宇宙 第15回」についての記事があります。『銀河鉄道の夜』を天文学で読む視点と比べると、古典と宇宙を結び付ける面白さをさらに味わえます。

渡辺スケザネは誰?|本名は渡辺祐真

番組名にある「スケザネ」は、書評家・作家として活動する渡辺祐真さんの呼び名です。今回もMCとして、専門家の話を引き出しながら、難しい古典を現代の言葉へつなぐ役割を担います。

制作公式では「読解・曲解を交えて古典の世界を存分に楽しむ」と説明されています。この“曲解”という言葉が番組らしさをよく表しており、正解を一つに決める授業ではなく、作品から自由に連想し、笑いながら読みを広げるスタイルです。

森見さんの作家的な想像力と渡部さんの科学的な視点を、渡辺さんがどう交差させるのかがシリーズ4の見どころです。

『竹取物語』で改めて注目したい3つのポイント

  • かぐや姫はなぜ求婚者に無理難題を出したのか
  • 帝との関係は、他の求婚者と何が違うのか
  • なぜ最後の帰還先が「月」なのか

これらは教科書の要約だけでは答えが一つに定まりにくい問いです。だからこそ、文学者・作家・天文学者が同じ題材を話す価値があります。

特に「かぐや姫は冷たい人物なのか」「地上への愛着はあったのか」といった感情面は、現代の読者によって受け止め方が変わります。番組では、原文に即した読みと自由な連想の両方を行き来することで、古典を自分の言葉で考えるきっかけになりそうです。

ウェブの声|古典が苦手でも“笑って読む”入口になる

古典番組は、文法や歴史背景が難しそうという印象から敬遠されがちです。一方で『竹取物語』は物語自体を知っている人が多く、今回のように笑いや科学を入り口にすると参加しやすい題材です。

森見登美彦さんのファンには現代語訳者としての視点、天文ファンには渡部潤一さんによる月の話、文学好きには渡辺スケザネさんの読解と、一つの番組の中に複数の入口があります。知識の有無より、知っている物語を別角度から見直したい人に向く内容です。

FAQ|よくある質問

「みるラジオ 竹取物語」はいつ放送?

2026年9月25日(金)23時から23時50分までNHK Eテレで放送予定です。

渡辺スケザネとは誰?

書評家・作家の渡辺祐真さんです。番組ではMCを務めます。

ゲストは誰?

小説家の森見登美彦さん、天文学者の渡部潤一さんです。番組表には浅野里香アナウンサーの出演も掲載されています。

どんな内容?

『竹取物語』を、美しいかぐや姫の物語だけで終わらせず、読解・曲解、現代語訳、天文学の視点を交えて深掘りする内容です。

まとめ|『竹取物語』を文学と天文学の両方から読み直す50分

「みるラジオ スケザネの古典は笑って読め! シリーズ4『竹取物語』」は、9月25日23時からEテレで放送されます。渡辺祐真さんをMCに、現代語訳を手がけた森見登美彦さんと、天文学者の渡部潤一さんが参加します。

学校で知った“かぐや姫が月へ帰る話”を出発点に、求婚者たちの可笑しさ、かぐや姫の感情、月という異界の意味まで考え直せるのが今回の魅力です。古典を正しく覚えるというより、古典を自分の感覚で面白がる方法を見つけたい人に向く放送です。

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