メ〜テレシネマ「八日目の蝉」9月26日|母と娘の関係は?小豆島・受賞歴・キャスト|9/26 01:30

2026年9月26日(土)午前1時30分からメ〜テレで放送される「メ〜テレシネマ」は、2011年公開の映画「八日目の蝉」です。角田光代さんのベストセラー小説を成島出監督が映画化し、井上真央さん、永作博美さん、小池栄子さんらが出演します。

キニナルではこれまで「あらすじ・キャスト」を中心に複数回の記事を作成しているため、今回は重複を避けて、希和子と恵理菜の“母と娘”の関係、小豆島が物語で果たす役割、第35回日本アカデミー賞での評価に軸を置いて整理します。

メ〜テレシネマ「八日目の蝉」9月26日の放送時間

作品名八日目の蝉(松竹公式表記:八日目の蟬)
放送局メ〜テレ
放送日時2026年9月26日(土)1:30~
公開2011年4月29日
上映時間147分
監督成島出
主な出演井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子、田中哲司

メ〜テレ公式の映画・試写会ページでは、「メ〜テレシネマ」9月25日(金)深夜1時30分の作品として「八日目の蝉」が掲載されています。深夜表記のため、カレンダー上は9月26日(土)午前1時30分です。

あらすじを短く整理|誘拐事件の先にある“その後”の物語

野々宮希和子は、不倫相手の夫婦に生まれた赤ん坊を連れ去り、自分の娘「薫」として4年間育てます。逃亡生活の末に希和子は逮捕され、少女は実の両親のもとへ戻されます。

物語はそこで終わらず、成長した秋山恵理菜が、自分を誘拐した希和子との記憶や、実の家族との関係、自らの妊娠に向き合っていくところまで描きます。犯罪そのものより、事件の後に残された記憶と感情が中心にある作品です。

希和子と恵理菜は「母娘」なのか?作品の核心

希和子は誘拐犯であり、その行為は肯定できません。一方で、幼い恵理菜にとって希和子と過ごした4年間は、本人の意思とは無関係に“幼少期の原風景”として残ります。作品の苦しさは、法律上の加害・被害という明確な線と、子どもの記憶に残る愛着が一致しないことにあります。

大人になった恵理菜は、希和子を単純に「憎むべき人」として切り離せません。実母・恵津子との関係も含め、誰か一人を理想的な母として描かない点がこの映画の特徴です。「母性とは何か」を一つの答えに固定せず、複数の女性の選択と後悔から見せています。

小豆島はなぜ重要?“逃亡先”以上の意味

「八日目の蝉」で印象的な場所の一つが小豆島です。希和子と幼い恵理菜が過ごした時間の記憶は、成長した恵理菜が過去と向き合う過程でも大きな意味を持ちます。

第35回日本アカデミー賞の受賞コメントでも、永作博美さんは小豆島の風景に触れています。映画では土地の光や風景が単なる背景ではなく、幼い恵理菜が“母と信じた人”と過ごした記憶の輪郭を作ります。大人の恵理菜が同じ土地に近づく場面では、現在と過去が重なる感覚にも注目です。

日本アカデミー賞で高く評価された理由を受賞結果から見る

「八日目の蝉」は第35回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞しました。井上真央さんは最優秀主演女優賞、永作博美さんは最優秀助演女優賞を受賞しており、作品全体だけでなく、二つの時間軸を支える演技も高く評価されています。

松竹の作品データベースでは、同作が日本アカデミー賞で多数の最優秀賞を獲得したことが紹介されています。誘拐という強い題材を扱いつつ、事件をセンセーショナルに消費せず、女性たちの感情や時間の積み重なりを丁寧に描いた点が、長く語られる理由の一つです。

キャストを確認|井上真央・永作博美・小池栄子

大人になった秋山恵理菜を井上真央さん、野々宮希和子を永作博美さんが演じます。恵理菜の過去をたどる旅に関わる安藤千草役は小池栄子さんです。小池さんについては、小池栄子さんのプロフィール記事で経歴を詳しく紹介しています。

作品の基本的なあらすじやキャストを先に確認したい場合は、直近の「八日目の蝉」9月21日WOWOW放送記事が整理されています。今回の記事では、そこから一歩進んで母娘の関係と作品評価に重点を置きました。

よくある質問(FAQ)

メ〜テレシネマ「八日目の蝉」は何時から?

メ〜テレで9月25日(金)深夜1時30分、日付上は9月26日(土)午前1時30分から放送予定です。

「八日目の蝉」はどんな映画?

角田光代の小説を原作に、誘拐した女性・希和子と、彼女に育てられた恵理菜の人生を描く2011年公開の人間ドラマです。

日本アカデミー賞で受賞している?

第35回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、井上真央さんが最優秀主演女優賞、永作博美さんが最優秀助演女優賞などを受賞しています。

まとめ|事件の結末より“記憶をどう生き直すか”を見る映画

「八日目の蝉」は、誘拐事件の犯人を追うサスペンスというより、事件によって人生を変えられた人たちが、その後をどう生きるかを描く映画です。希和子と恵理菜の関係は、犯罪の事実と幼い頃の愛着が同時に存在するため、簡単な善悪だけでは整理できません。

メ〜テレでの放送は9月26日午前1時30分から。小豆島の風景、井上真央さんと永作博美さんの演技、そして第35回日本アカデミー賞で高く評価された作品全体の構成に注目すると、既にあらすじを知っている人でも新しい視点で見直せます。

このテーマの関連記事はこちら