3か月でマスターする絵を描く10月30日|静物画は補色と配置で変わる?柴崎春通のコツ|10/30 21:30
10月30日(金)21時30分からNHK Eテレで放送される「3か月でマスターする絵を描く 選(5)配置と色で決まる!魅せる静物画」は、静物画を魅力的に見せる色と配置がテーマです。
講師は画家の柴崎春通さん。今回は、ただ物を正確に写すのではなく、補色の関係を利用して主役を引き立てる考え方や、描き込みすぎずに見せる方法、さらに平筆で布の凹凸を表現する技まで紹介されます。
10月30日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月30日(金)21:30〜22:00 |
| 放送局 | NHK Eテレ1東京 |
| 番組 | 3か月でマスターする絵を描く 選(5)配置と色で決まる!魅せる静物画 |
| 出演 | 山之内すず |
| 講師 | 柴崎春通 |
| 語り | 折笠愛 |
NHKオンデマンドの番組ページでは、本編は29分と案内されています。もともとは2025年4月30日に放送された第5回で、2026年10月30日(金)21時30分からNHK Eテレ1東京でアンコール放送されます。今回初めて見る人も、シリーズを続けて見ている人も、第5回のテーマを30分で確認できる回です。
NHK出版からも2026年10月〜12月向けの再放送テキストが刊行され、第5回として「配置と色で決まる!魅せる静物画」が収録されています。テレビだけでなく、手元のテキストと合わせて学びたい人にも内容を追いやすい構成です。
静物画を魅せるポイントは「補色」と配置
今回の中心になるのは、色同士の関係を使ってモチーフを引き立てることです。NHKオンデマンドの説明では、晴れ着の柄などにも見られる補色の関係を使い、描く対象をより印象的に見せる方法が紹介されます。
補色は、色相環で向かい合うような関係にある色の組み合わせです。番組では難しい理論を暗記するというより、静物画の中でどの色を近くに置くと主役が目立つのか、実際の絵づくりに落とし込んで見せてくれるのがポイントです。
「同じ物を描いているのに、なぜか絵がぼんやり見える」「形は取れているのに印象が弱い」と感じる場合、形だけでなく色の置き方を見ることが今回のヒントになります。
配置で絵の見え方はどう変わる?
第5回の題名には「配置と色で決まる」とあります。静物画では、何を描くかだけでなく、画面のどこに何を置くかによって視線の流れや主役の見え方が変わります。
今回の放送では「映える静物画」として、絵を素敵に見せるポイントがまとめられています。単にモチーフを順番に描き込むのではなく、主役をどこに置き、周囲の色や形をどう受け持たせるのかという視点で見ると、柴崎さんの実演がさらに分かりやすくなりそうです。
水差しの柄に出る「見えにくいところは描かない」極意
今回も柴崎さんらしい「見えにくいところは描かない」考え方が登場します。NHKオンデマンドでは、水差しの柄の描き方に注目と案内されています。
この考え方は、このシリーズで繰り返し出てくる大切なポイントです。10月16日放送の樹木回でも、葉や枝を全部細かく描くのではなく、見えにくい部分を省きながら全体を成立させる方法が扱われました。詳しくは樹木をリアルに見せる「描かない極意」の回も参考になります。
静物画では、器の模様や柄を見たまま全部描こうとすると、主役より細部が目立ってしまうことがあります。第5回では水差しを題材に、どこまで見せ、どこを省くと自然に見えるのかを実演から学べるのが見どころです。
平筆1本で布の凹凸をどう描く?
もう一つの注目点が、平筆1本で布の凹凸を表現する「柴崎の一筆」です。布は、しわの線だけを追うと硬く見えやすく、明るい面と暗い面の変化をどう置くかが大切になります。
公式説明では、平筆1本を使って布の凹凸を表現すると案内されています。どの角度で筆を置くのか、筆幅をどう生かすのかなど、完成した絵だけでなく手の動きにも注目したい場面です。
柴崎さんの実演は、複雑に見える対象を少ない筆づかいへ整理していくところが特徴です。水差しの柄と布の凹凸は題材こそ違いますが、「全部を説明しすぎない」という考え方ではつながっています。
前回の風景画回との共通点
前回の第4回は「絵の中を歩ける!?奥行きのある風景」がテーマで、遠近感と空気感をどう描くかが扱われました。そこでも、遠くや暗い場所など見えにくい部分は描き込みすぎないという考え方が出てきます。
第4回については風景の遠近感と「空気を描く」方法をまとめた記事で整理しています。風景画から静物画へ題材が変わっても、見えるものを全部同じ強さで描かないという柴崎流の考え方が続いている点が興味深いところです。
第5回は色の話が中心ですが、前回までの「描かない」「見せたい部分を選ぶ」という技法が、色彩と組み合わさってどう発展するのかを見るとシリーズの流れがつかみやすくなります。
柴崎春通さんはどんな画家?
柴崎春通さんは1947年生まれの画家で、NHK出版の講師紹介では元文化庁派遣芸術家在外研究員とされています。2017年、70歳からYouTubeで絵の技法を教える動画配信を始め、初心者にも分かりやすい実演とやさしい語り口で支持を広げました。
NHK出版の2026年再放送テキストでは、チャンネル登録者数が210万人を超えるとも紹介されています。番組でも、難しい美術用語だけで説明するのではなく、実際に筆を動かしながら「どうするとそれらしく見えるか」を示してくれるのが魅力です。
山之内すずさんが学び手として出演し、視聴者と同じ目線で疑問を確かめていくため、絵を普段描かない人でも入りやすい番組になっています。語りは折笠愛さんです。
見逃し配信はある?
NHKオンデマンドの第5回ページでは作品が配信対象になっており、同シリーズの各回を視聴できます。今回の再放送についても、放送後の配信状況はNHKの公式サービスで確認するのが確実です。
テレビ放送は10月30日(金)21時30分から22時までです。静物画の色づかいを実演で見たい場合は、補色を使う場面、水差しの柄を省略する場面、布を平筆で描く場面を意識して見るとポイントを拾いやすくなります。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「3か月でマスターする絵を描く(5)配置と色で決まる!魅せる静物画」
- NHK出版「NHK3か月でマスターする 絵を描く」2026年再放送テキスト
- 番組表.Gガイド「3か月でマスターする絵を描く 選(5)」
- Apple TV「3か月でマスターする絵を描く」
よくある質問
10月30日の「3か月でマスターする絵を描く」は何を描きますか?
第5回「配置と色で決まる!魅せる静物画」で、静物画を魅力的に見せる配置や色づかいを学びます。
第5回で紹介される主な技法は何ですか?
補色の関係でモチーフを引き立てる方法、水差しの柄で「見えにくいところは描かない」考え方、平筆1本で布の凹凸を表す方法が紹介されます。
出演者は誰ですか?
山之内すずさんが出演し、講師は画家の柴崎春通さん、語りは折笠愛さんです。
まとめ
10月30日21時30分からの「3か月でマスターする絵を描く 選(5)」は、静物画を魅力的に見せる補色と配置が大きなテーマです。
水差しの柄では「見えにくいところは描かない」柴崎流の考え方が登場し、さらに平筆1本で布の凹凸を表現する実演もあります。形を細かく写すだけではなく、何を目立たせ、何を省くかまで含めて絵を組み立てる回として楽しめます。

